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「質問力」が足りない? 彼からあいまいな答えしか返ってこない

「質問力」が足りない? 彼からあいまいな答えしか返ってこない

「恋愛ベタさん」のための話し方カウンセリング【相談3】

婚活パーティに参加しはじめた、アラサー女子・みはる。

出会った男性との会話がスムーズに続くようにがんばっているのですが、なかなかうまくいかないようで……。会話内容のどこに原因があるの!?

■気になる彼の心をつかむ会話とは?

アラサー女子・みはるは、婚活パーティで出会った気になる彼と「もう一度、話したい!」と思っています。上手に質問をして、会話のきっかけをつかめばよいのですが、相手に好意があり、変に意識すると中途半端な質問になってしまいそうで……。

〈石川さんどこに行ったのかな、なんて話しかけよっかな。あんまり気があると思われるのも恥ずかしいし、自然に話しかけなくちゃいけないよね……〉

など、いろいろ考えていたところ、彼が目の前に現れました。

 

みはる「あ! 石川さん」

男性「原さん、どうも」

みはる「えっと、調子はいかがですか?」

男性「ん~、原さんもわかると思うけど、こうゆう場ですから、まだなんとも。まあまあかな。原さんは?」

みはる「私は大丈夫です」

男性「そうですか」

みはる「あ、石川さんいい感じの人、見つかりましたか?」

男性「え、いや、それも、何とも……

みはる「ですよね~、まだわかりませんよね」

男性「はぁ」

 

会話を盛り上げようと質問しているのに、どうして彼から「そうですか」「はぁ」というあいまいな答えしか返ってこなかったのでしょうか?

■質問は具体的にしたほうがいい

会話のポイントは「質問力」。

あいまいな答えしか返ってこないのは、話し手、みはるさんの質問があいまいだからです。質問の質を上げることが大事です。まずは、最初の質問から見ていきましょう。

 

みはる「えっと、調子はいかがですか?」

男性「ん~、原さんもわかると思うけど、こうゆう場ですから、まだなんとも。まあまあかな。原さんは?」

 

日常の会話でも、

「調子はどうですか」

「まぁまぁですね」

こんなやりとりを交わします。無難で、特別意味のないやり取りです。

でも、婚活では「もっと話したい」「話して相手のことが知りたい」「親しくなりたい」という思いがあって、そのために質問するわけです。

「調子はいかがですか?」といった、漠然とした質問では相手は答えようがなく、「まぁまぁ」の返事しか得られません。

ここでは、相手に軸足を置いて、

 

みはる「さっきの話の続きなんですけど」

男性「ああ、ぼくがラーメンが好きって話でしたね」

みはる「はい、私も好きなんです。石川さん、詳しそうだから教えてほしいなって」

男性「いいですよ。ぼくはとくに醤油ラーメンにはこだわりがあって……」

あるいは、

みはる「お酒、おいしそうに飲んでますね」

男性「ああ、嫌いじゃないんで。でも、本当は日本酒が一番好きですね」

みはる「あれ? それは焼酎ですよね?」

男性「ちょっとした遠慮です」

 

相手について具体的に質問すれば、彼も話しやすくなり、そこから話題が広がって会話が弾みます。

■男心を理解して好意に甘える

みはる「私は大丈夫です」

 

男性のほうからみはるさんの状況を気づかって「原さんは?」と、問いかけてくれたのですから、

「私は大丈夫です」

では、男性としては、

「そうですか」

としか、答えようがありません。

一般論ですが、男性は女性が「困っている」「落ち込んでいる」のを見ると、手を差し伸べたくなります。

みはるさんが、

「私こういう場に慣れていなくって、困っています」

「なかなか話せる人がいなくて、少し相手してもらえますか」

など言えば、

「こういう場って、馴染むの大変ですよね。大丈夫ですか」

「ぼくでよかったら」

と応じて、すすんで相手になってくれるのが、男性なのです。

質問してはいけないこと

みはる「あ、石川さん、いい感じの人、見つかりましたか?」

男性「それも、何とも……

 

みはるさん、何でこんな質問をしてしまったのでしょう。

本当は相手の男性ことを気に入っているのに。

「ざっくばらんに気楽に話せる女性」と見て欲しいし、「自分の好意がバレちゃいけない」「相手の負担になっちゃだめ」と、考えての質問だったのかもしれません。

シェイクスピアの『アントニオとクレオパトラ』という作品の中に、

「欲しいくせにやると言われて手を引っ込める男には、二度と機会はつかめまい」

という言葉があります。

男性の強がり、見栄っ張りの心理をついた一言で、思わずグサッときました。

女性の場合、知られるのが恥ずかしい心理から「いい感じの人、見つかりましたか」なんて言葉を口にしがちです。でも、こんな言葉を発したら、話は終わってしまい、機会は逃げてしまいます。

言われた男性も、答えようがないでしょう。

「もっと、話を聞かせてください」

と、素直に言う女性のほうがかわいらしいし、男性に好かれます。

■「決定」の質問に気をつける

みはる「あ、ですよね~、まだわかりませんよね」

男性「はぁ」

 

男性がまだ何も言っていないのに、みはるさんが決定しています。

きっと、「気持ちわかります」や共感を伝えたくて出た言葉だとは思うのですが、これも、男性にとって「答えようがない質問」です。

《今回のポイント》

・「あいまいな答えが返ってくる質問」「答えようがない質問」は避ける

・相手を軸に具体的な質問をする

・相手への好意を大事に素直な質問をする

連載 恋愛ベタさんのための話し方カウンセリング

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    ライタープロフィール

    福田健

    ふくだ だけし

    株式会社話し方研究所 会長。
    1961年中央大学法学部卒業後、大和運輸(現・ヤマト運輸)入社。1967年、言論科学研究所理事を経て、1983年に話し方研究所を設立。社団法人話し方能力向上協会 代表理事。
    従来のコミュニケーションの取り方が通用しなくなりつつある現代、年齢や価値観の相違がある人などとのコミュニケーションの取り方について研究している。
    著書に、『女性は「話し方」で9割変わる』 (経済界)など多数。

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