ビデオ通話初心者が活用するために知っておきたい「人のコミュニケーション心理」とは？

恋愛・婚活で活用できるオンラインコミュニケーションの魔法【第三回】

コミュニケーションの心理とは

SkypeやZoom、LINEビデオ通話など、昨今では会議などのビジネスの場やセミナーや学習塾などの教育の場での活用が主であるかもしれませんが、婚活や恋愛でも大いに活用していけます。

第一回でもお伝えしましたが、上手に活用すれば、オンラインでも濃厚なコミュニケーションが取れるからなのです。

人がコミュニケーションを取るときの情報の伝達度は、言語情報7％、声の調子38％、身体言語55％と言われています。

メールやLINEと言った文字情報だけでは7％の意思疎通しか出来ていないとも言えます。（文字情報のやり取りで『そういうつもりではない…』といった食い違いが起き、真意が伝わらない時があるのはこのためです。）そして電話になり声の調子38％がプラスされ45％、そして対面して55％が加わり、やっと100％のコミュニケーションが取れます。つまりコミュニケーションのほとんどが表情や手振り身振りで、相手の言わんとすることや人間性を感じ取っていると言っても過言ではありません。

上記のように、何らかの理由により会いたくても会えない時、相手を見定めている段階、これから仲を深めようという段階、相手をもっと知っていこうとする段階、このどれもにSkypeやZoomやLINEビデオ通話は有効で重要です。もしお互いの了解が得られる状態であれば、SkypeやZoom、LINEビデオ通話を活用してみて下さい。

まだ慣れてない人とのオンラインは難しい？

ビデオ通話の利点や注意点に関しては次回から詳しくお伝えしていきますが、今回はまだ一度くらいしか会っていなくて慣れていない相手との場合のビデオ通話の使い道についてお伝えしていきます。オンラインだからこそできることが沢山あります。

まだお互いをそれほど相手を知らない段階で、ビデオ通話はハードルが高く、抵抗感がある人もいるかもしれませんが、次回会うまでにお互いの中を深めていくにあたって、文字だけのやり取り（メールやLINE）で、しくじってしまっているケースが多々あります。また、相手を知りたいと思っていても文字だけのやり取りでは、イマイチ相手の人間性も見えてこない。かといって電話番号はまだ教えたくない。そんなときにSkypeやZoomなどのビデオ通話が有効なのです。

なぜなら、いくら姿が見えると言っても、全部が見える訳ではないのがオンラインの利点です！見せたいものだけを見せ、見せたくないものを見せないことが出来ます。

見えないことで、いい意味でカンニングをすることもできます。ネタ帳とまでいかなくても共通の話題のメモを用意しておいたり、何か話題に困ったり、時事ネタなど、ネットですぐに検索したりすることもできます。そしてこのカンニングはオンラインコミュニケーションの場合、隠してする必要はありません。堂々と『検索してみるね！』と言ってもよいのです。

例えば会っている時、急に相手がスマホやノートPCで検索を始められたら、なんとなく目の前にいる自分から注意が逸れている感じがしていい気持ちがしないかもしれませんが、オンラインの場合は、そういった嫌悪感を抱かせません。逆にオンラインコミュニケーションならではの活用をしているという肯定感にすら変わります。

どうしても恥ずかしい時は…

一度会っているとはいえ、オンラインで顔を見られるのが嫌ならば、ゲーム感覚で初めはお面やサングラスやマスクをお互い了解の上で付けてもよいでしょう。顔が見えなくても手振り身振りは分かりますので、電話よりもはるかにお互いの雰囲気を知ることができます。

また、顔を徐々に見せていくなんてこともできます！初めは顔全体を隠しておいて、次回はサングラスをかけて口周りだけ、その次は逆にマスクを付けて目だけ…のようにすることもできますし、答えづらい質問に答えたら、質問した方が、少しずつ顔を見せていくなんていうゲーム感覚で話をしてもよいかもしれません。

工夫次第で面白い話などの話題がなくても、盛り上がって会話ができるかもしれません。

次回は、具体的にどんな事が出来る？婚活恋愛オンラインコミュニケーションの活用法と利点についてお伝えいたします。