ビデオ通話初心者が活用するために知っておきたい「人のコミュニケーション心理」とは?

アラサー女子・みはるは、婚活パーティで出会った男性のことが気になり、思い切ってデートに誘うことに。
でも、なぜか会話がかみ合わず、上手くいかなかったようで……。
その理由は何?
婚活をがんばっているアラサー女子・みはる。
「また会ってみたい」と思える男性を見つけました。
彼と、次に会う約束をしたいけど、シャイな性格のみはるは、自分から男性をデートに誘ったことがありません。なんとか誘おうと声をかけてみたものの、彼は「?」という表情。
どうすればよかったの?
その会話の内容は……
◇みはる「金丸さんは、今、お仕事お忙しいんですか?」
◆男性「うん、けっこう忙しいですよ」
◇みはる(ガックリと残念そうに)「そうなんですか。あ、でも土日はお休みなんですか?」
◆男性「ん~、週によってかな」
◇みはる「なんか大変そうですね」
◆男性「まぁそうですね~、休みをたくさん欲しいですね」
◇みはる「じゃ、お昼からデートなんてできない感じですよね?」
◆男性「え、そんなことないけど」
◇みはる「夜に飲みに行くくらいならできるのかな?」
◆男性「え、はぁ」(この子、なにが言いたいのかな?)
◇みはる「……」
今の時代は、女性から男性にアプローチをかけるのは「当たり前」であって、別段、何の遠慮もいりません。
とはいうものの、いざ男性を女性のほうから誘うとなると、どう言えばよいのか、どんなふうに切り出すか、迷うのではないかと思います。
まして、みはるさんのように、シャイで遠慮がちの女性で、自分から誘うのははじめてともなれば、中途半端な話し方になってしまいます。
会話内容を振り返りながら、考えてみましょう。
◇みはる「金丸さんは、今、お仕事お忙しいんですか?」
◆男性「うん、けっこう忙しいですよ」
話の切り出し方として、よく使うセリフです。このセリフからだけでは、デートに誘うというみはるさんの意図は表に出てきませんね。単に、仕事の様子を尋ねただけですから、
「ええ、まぁまぁです」
とか、
「ぼちぼちってとこかな」
などの、よくある答えが返ってきます。中には、
「メンテナンスの仕事なので、あちこちから呼ばれて、けっこう忙しくしています」
と答えてくれる真面目な人もいます。
仕事について聞かれて、
「ヒマですね」
と答える男性は少ないでしょう。ヒマを持て余している無能な人間と、思われたくないからです。言い換えるなら、
「けっこう忙しいですよ」
との答えは、〈これでもオレって、職場では必要とされていて、一目置かれている存在〉とアピールしているのです。つまり、仕事について強がっているに過ぎないのですから、みはるさんは、これから持ち出すデートの誘いを〈忙しくてそれどころじゃない〉と、断られたみたいに気を回して心配することなど、まったくありません。
◇みはる(ガックリと残念そうに)「そうなんですか。あ、でも土日はお休みなんですか?」
◆男性「ん~、週によってかな」
◇「あ、でも土日はお休みなんですか」
みはるさんは、彼に対してまだ、何の誘いもしていませんし、「どこに行って、何をして」など、具体的な内容についても、全然触れていませんよね。
それなのに、忙しいと言われて、
「そうなんですか」
と、ガッカリしたみたいな受け方をしています。ここは思い切って、話の流れを変えるところです。
「仕事で頑張ってらっしゃるんですね。すごいですね」
こんなふうに、褒めるのもよいでしょう。ひょっとしたら、リーダーとして仕事を任されているかもしれない彼は、
「いや、たいしたことありませんよ。まぁいろいろあるけど、息抜きだってしたいですしね」
このセリフで、男性はみはるさんがどう答えるか、様子をうかがっています。
ここで遠慮して、
「あ、でも土日はお休みなんですか?」
どっちつかずの質問をするのはやめることです。これでは、
「土日も忙しくてムリなんでしょう?」
と、誘いにくい状況を自ら作り出しているようなもの。一方、男性はみはるさんの真意をはかりかねて、
「週によってかな」
いちおう含みを持たせた言い方をして答えています。
◇みはる「なんか大変そうですね」
◆男性「まぁそうですね~、休みたくさん欲しいですね」
ああ、こんなこと言っては、ますます泥沼にはまってしまいます。彼から、
「まあそうですね、休みがたくさん欲しいですね」
と言われて、焦ってしまい、
「じゃ、お昼からデートなんてできない感じですよね?」
なんて、男性にしてみれば〈彼女、いったい何が言いたいんだ?〉と戸惑い、話を打ち切りたくなります。
せっかく「息抜きがしたい」と、男性が言ってくれたのです。ここは思い切って、
「では、土日ならお休みとれるんですか」
と、一歩踏み込みましょう。
「え、取ろうと思えばとれますよ」
「よかった。実は観たい映画があって、一緒に行きたいと思ったんです」
「映画ですか、久しぶりだな」
これで、OK。
誘うためには、自分として具体的なプランを持つことが大事。
料理の美味しい、気に入っている店があるなら、そこへ彼を案内したいでもいいし、映画を観に行きたいと伝えてもよいでしょう。彼を誘って「どこへ行きたいのか」、それは「どうしてなのか」をはっきりさせて、誘ってみるのです。
最初から「ダメかもしれない」「断られるのでは」と、心配ばかりしないことです。彼だって、相手を求めているのです。あなたの誘い方次第なんです。変な遠慮はしないことです。
・男性は自分がヒマだとは言いたくないもの
・「どこへ」「どうして」をはっきりさせてから誘う
・誘うと決めたら遠慮なく踏み込んでいこう
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