「イクメン」になりそうな男性、ならなそうな男性とは

内藤みかの恋活NEWSウォッチ【第３０回】

最近は、育児に協力的な男性が増えてきました。街ではベビーカーを押す男性や、抱っこひも姿の男性を目にすることも。だんだんとイクメンが増えてきているのは、うれしいし、ありがたいですよね。芸能界でも多くのタレントが、イクメンっぷりを発揮しています。その姿から、イクメン化しやすい男性のタイプを考えてみました。

■家庭好きな人

やはり、イクメンになりやすいのは、家庭が大好きなタイプでしょう。仕事が終われば待ちかねていたかのように家に真っ直ぐ戻り、思い切り子どもたちを可愛がるような男性は、理想的なイクメンになりそうです。最初に思い浮かぶのは、やはりつるの剛士さん。４人のお子さん（現在、奥様が5人目を妊娠中）のパパで、ご自身も育休としてタレント業を２ヶ月お休みするなど、積極的に子育てを楽しもうとされていますよね。いつもお子さん達に囲まれてワイワイ楽しそうなイメージがあります。

そして谷原章介さん。なんと6人のお子さんのパパです。穏やかな優しそうな理想のパパという感じの谷原さんは、料理もお上手で、さらにはお裁縫まで。お子さん達の通学通園バッグも谷原さんが作るというのですから、並の女子力ではありません。家事が好きというのも大切なイクメンポイントです。また、市川海老蔵さんもイクメンです。ブログにはお子さん２人の画像が溢れ、家庭が大好きということが伝わってきますね。そしてどのイクメンさんもそうですが、お子さんだけでなく、奥様もとても愛しているというのも、素晴らしいです。

■アウトドア好きな人

家庭好き、家事好きな男性がイクメンになりやすい一方で、アウトドア好き、スポーツ好き男性も、イクメンになりやすいのです。子ども達と一緒にいろいろな経験をしようとアクティブな育児をしてくれるからです。杉浦太陽さんは、お仕事が休みの時には３人のお子さんと海などに旅行に行き、実に楽しそう。普段のご家庭でも友人知人とホームパーティーを開き、ご自身の手料理も振舞われていて素敵ですよね。

薬丸裕英さんは５人のお子さんがいますが、そのうち２人をサッカー留学させたり、お正月は家族でハワイに集まるなど、グローバルに育てています。サッカー留学するほどの腕前になるまでには、きっとパパの応援もたくさんあったことでしょう。また、佐々木健介さんも、いつも笑顔で２人のお子さんと接してますね。息子さんと一緒に遠くの美容院まで一緒に車で出かけたりもしているそうです。今は闘病中の奥様（北斗晶さん）を２人のお子さんと支えている姿に、感動してしまいます。

■イクメンに向かなそうな男子とは？

イクメンなパパはとても素敵ですし、女性にとってもありがたい存在です。子どもが好きだから、家庭を大切にしたいから、とイクメンになりたがる男性も増えています。でもすべての男性がイクメンになるとは限りません。ひとつのことしか集中できず、仕事も家庭もうまくバランスを取れないタイプは、イクメンになりたくても、その不器用さからなかなかうまく家庭をサポートできないことがあります。また、出張や夜勤が多い男性も、うまく育児時間を捻出できないかもしれません。

でも、もし将来、ご主人が育児がなかなかできなくても「他の家のご主人は、イクメンなのに！」なんて怒らないことです。ほんの少し前まで、男性たちは母親学級にすら参加していません。両親学級が開かれるようになったのは最近のことですし、男性の育児休暇制度もなかったのです。まだ世の中は変化の途中なので、できる範囲で育児に協力してもらいましょう。ふたりで育児を楽しめることが一番の幸せなのだと思います。