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東大卒のイケメンと結婚する方法

東大卒のイケメンと結婚する方法

内藤みかの恋活NEWSウォッチ【第17回】

 

実は、筆者の私は、東大卒のイケメンと結婚したことがあるんです。

結婚が決まった時は、周囲の誰もが呆気にとられていました。女友達には「運が良かったね」と言われました。誰も私の実力だとは言ってくれませんでした。それもそのはず、私は美人ではなく、頭のいい大学出身というわけでもありません。家事はニガテだし、ごく普通の家で育ったし、はっきりいって、大して取り柄のない女だったのです。ではなぜ、私は東大卒のイケメンと結婚できたのでしょうか。

 

■ゴールを設定すること

 

実は私自身は、東大卒のイケメンと結婚することになったことを、当たり前だと思っていました。なぜならば、私はそれこそ高校時代から「東大卒のイケメンと結婚する」と心に決め、それを友達にも言っていたからです。後から知ったことですが、夢を叶えるには、まずゴールを設定することが肝心なのだそうです。そうすると潜在意識が目的地を「東大卒のイケメン」だと刻み込み、そこに向けてのスタートを切ってくれるのだとか。

 

それから「イケメンと結婚したい」ではなく「イケメンと結婚する!」と断言することも、夢をかなえる秘訣なんだそうです。それも結婚後に知ったのですが、夢というのは、ぼんやりした希望よりも、はっきりと言い切ったほうが、叶いやすいようなんです。だから「東大卒のイケメン」と具体的に言い切った私は、実はとても潜在意識に効くことをしていたみたいなのです。なぜそういう人がいいかというと、私は天才児を育てる夢を持っていたので、賢い男性と結婚したかったからだけなのです。そして面食いなので顔がいい人がいいな、と……。

 

■当たり前だと思うこと

 

初めてそう宣言した時は、友達にただただ笑われました。「どうやって知り合うの!?」「頭良くてハンサムなんて、そんな人いると思う?」などと、みんなは現実を押しつけてきたのです。でも私は何もしないうちからダメだと決めつけられるのが好きではありません。物書きになりたいということも、学生の頃から言い続け、皆にはなれるわけないと笑われましたが、実際に夢を叶えました。もちろんその陰では専門スクールに通うなどの努力もしました。ダメな理由を探すよりも、どうやったら夢が叶うだろうと前向きに考えるようにして過ごしてきたのです。

 

私は本気で東大卒のイケメンと結婚するつもりでしたし、大学時代は幼児教育のゼミに入り、天才児を育てるための本を何冊も読み、自分なりに準備もしました。周りの人間は私を笑いましたが、私だけは、自分はきっと東大卒のイケメンと結婚するはずだと信じ込んでいました。

 

そして私が23歳の時のこと。たまたま行った自転車サークルのサイクリング会で、本当に東大卒のハンサム男性と出逢い、その1年後に入籍しました。周囲は仰天していましたが、私はこの結婚を「当たり前だ」と感じて堂々としていました。何年も前からそう決めていたのですから。

 

■ 具体的に、理由をつけて

 

多くの人は、夢が大きければ大きいほど、及び腰になってしまうようです。「私なんて、とてもとても……」と、自分から夢をあきらめてしまう人が、びっくりするほど大勢いるのです。結婚についても「私のような女が結婚なんて」と後ずさりする女性を時々見かけますが、まずは「私も結婚して幸せになる!」と自分で自分に誓うことも必要かもしれないと思うのです。そしてどんな人がいいかということを、具体的にはっきりと頭に思い浮かべるといいでしょう。

 

「じゃあ私も東大卒のハンサムがいい!」と言うかたもいますが、私の場合、天才児を育てるという大いなる野望があったので、本気で東大卒の男性を望んでいました。ちゃんとした理由があるほうが、夢は叶いやすいと思うのです。私にとって絶対に譲れない条件が東大卒だったんです。

 

今にして思えば東大でなくても素晴らしい大学はたくさんあるとわかるのですが、田舎の高校生だったので、東大しか思いつかなかったんですよね。色々物事が見えてきた今となっては、なんて限定した条件だったんだろうと苦笑してしまいますが、実現してしまったわけですから、願えばなんとかなることもあるのですね。

 

■日々の工夫が差を生む

 

結婚してからはいろいろあって、東大卒のイケメン夫とは離婚してしまいました。離婚は残念でしたが、彼との間に生まれた2人の子どもは素晴らしい才能に恵まれました。長男は中学生で全国中学数学大会のファイナリストになり、現在は国立大学で数学の勉強をしています。中学生の長女は美術を勉強していて、絵のコンクールに入賞したこともあります。天才かどうかはわかりませんが、才能ある子どもを育てる喜びに溢れる日々を送っています。

 

今思うと、自分で少しずつ、東大卒の男性に照準を合わせてマイナーチェンジを繰り返していたようなのです。例えば毎日きちんと新聞のすべての面にざっと目を通すようにしていました。なので、結婚相手は理系だったのですが、彼との話題に困るようなこともありませんでした。そしてそれらの努力は当然のことと思っていました。ゴールをはっきり設定しておくと、自然とそのゴールに自分を合わせていけるのだと思うのです。みなさまも、試しに、自分の理想の男性像を、具体的に書き出してみませんか?

連載 内藤みかの恋活NEWSウォッチ

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    ライタープロフィール

    内藤みか

    ないとう みか

    作家/脚本家/イケメン評論家。山梨県出身。
    『イケメンと恋ができる38のルール』(ベストセラーズ)、『年下オトコ×年上オンナ』(ゴマブックス)など著書80冊以上。
    ラジオドラマ脚本『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)で文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。
    舞台脚本『男おいらん』はマンガ化や小説化も。イケメン電子写真集『Japanese Hot Guys』ではカメラも。
    「内藤みかのイケメンブログ」

    http://ameblo.jp/micanaitoh/

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