恋のタイミングを逃さず、トントン拍子で幸せを掴む方法を、ドラマ『SUITS/スーツ２』に学ぶ

ドラマに学ぶ恋愛テクニック【第８６回】

出会ってすぐに恋愛感情を抱ける男性と違い、女性はスロースターター。気持が熟すスピードが男女で違う為、タイミングが合わずに恋が成就しないのはよくあることです。そこでタイミングを逃さず、幸せを掴む方法を、ドラマ『SUITS/スーツ２』に学びます。

ドラマ【SUITS/スーツ２】

全米の大ヒットドラマ「SUITS」の日本版リメイクのセカンドシーズン。勝利の為なら手段を選ばない敏腕弁護士・甲斐正午と、頭脳明晰なアソシエイト・鈴木大貴が、様々な訴訟を解決していく痛快・弁護士ドラマです。

恋愛も結婚もタイミングが命

スーツ２の中で恋愛模様が描かれているのは、舞台となる法律事務所でアソシエイトとして働く鈴木大貴（中島裕翔）と、パラリーガルの聖澤真琴（新木優子）の職場恋愛。大貴は事務所に入所したての頃から、容姿端麗で仕事もできる真琴のことが気になっていましたが、真琴は職場恋愛をしないポリシーがある為、食事に誘われても、断ってしまいます。それでも大貴は諦めず、最終的には仕事を手伝ってもらったお礼という口実で、ランチをご馳走することに成功しました。

真琴のように圧倒的な美貌で男心を掴める女性は別として、普通に『彼氏が欲しい』『恋がしたい』と願っている女性が、男性からの誘いを断るのは基本的にはNGです。特に35歳を境にお誘いは激減しますので、誘われるうちが華だと考え、『異性の誘いを断らない』ことが、幸せを掴む第一歩だと信じ、できるだけ多くのお誘いに応じていきましょう。

最初のチャンスを逃してしまった時に、女がすべきこと

２人で食事をすることで、距離が縮まった大貴と真琴は、その後も仕事を通して、少しずつ心を通わせていきます。そしてついに大貴は真琴に気持ちを伝えますが、またもや真琴は、すぐにOKの返事をしませんでした。自分の気持ちを打ち明けるのは、とても勇気がいることですので、返事を先延ばしにすると、男性のテンションは一気に下がってしまいます。

恋はタイミングが命。ですから、告白をされたら、自分の気持ちが盛り上がっていなくても、まずはOKのお返事をしておきましょう。合わないと思って別れることと、別の男性の告白を待つのとでは、後者の方が難易度が高いことを理解して行動するのが賢い女。

結局真琴は、後日デートで自分から大貴にキスをして、交際OKの返事をします。このように返事を先延ばしにすると、次のアクションを女性から起こす必要があり、それは告白以上に勇気がいることですので、やはり最初の段階で、OKの返事をすることをお勧めします。

誘われる女になる為に

男性からの誘いを断らないことが大切といったところで、誘われなければスタート地点に立てません。誘われる為には、男性が誘いやすい雰囲気をつくることが必要です。大切なのは、男性に『断られない』という確証を与えてあげること。その為には、『食べ物の好き嫌い』や『流行りのレストラン』の話題になったら、男性がどんなお店に誘えばいいかリサーチをしている可能性を考慮し（もちろん単なる雑談の時もありますが）、会話の中で、助け船を出してあげるのは女の役目と言えます。

また、二人で食事に行っても、１度きりで終わってしまったり、複数回会っても、交際に進まずに終わってしまうケースも少なくありません。その場合、彼の中で自分が恋愛対象なのか、単なる女友達に過ぎないのかを判断するには、デートの曜日と頻度がポイントになります。会社員にとって一番心が安らぐのは土曜日夜。ここで毎週デートできているのであれば脈ありですので、『告白してくれたらOKするよ』というわかりやすいアピールを恥ずかしがらずにしていきましょう。

具体的には『一緒にいると楽しい』『〇〇ところ、私は好きだな』と伝えるのです。もしデートの頻度が隔週以上空いていたり、常に平日の仕事帰りの場合には、単なる飲み友達としか思われていない可能性が高く、そこから彼の気持ちを盛り上げるのは、かなりハードルが高いです。それでも交際に進展させたいのであれば、毎回違う雰囲気の服装やヘアスタイルにして、男性をワクワクさせるなどの努力が必要です。

今の時期であれば、浴衣でイメージチェンジをしてデートに臨むと、勝率はかなり高くなります。たとえ撃沈しても、お金と時間をかけて浴衣でデートに臨んだ努力は、きっとあなたに色気をもたらし、新たな恋の予感がほどなくやってくることでしょう。