自分に似た人、真逆の人?人生のパートナーはどちらがよいかをドラマ『未解決の女~警視庁文書捜査官』に学ぶ

ほんの少しの勇気があれば、二人の関係は次のステップに進むことができるかもしれないのに、その勇気がどうしても出ない……。そんな時は、恋に効きそうな映画を観てみませんか? もしかしたら映画が、あなたの背中を押してくれるかもしれません。今回は、恋愛力アップしそうな映画をご紹介します。
恋愛というのは、相手があって初めてできるもの。それは見つけようとして見つけられるものではありません。何かしらのご縁があってこそ惹かれ合うものです。『セレンディピティ』(2001)は、クリスマスのニューヨークで偶然に出会った男女の物語。とても去りがたいものを感じたけれど、それぞれに恋人がいるので、連絡先も伝えないまま別れました。そして、どうしてももう一度会いたくて、必死に相手を探し始めます。映画の中に、恋の名言がたくさん散りばめられていて、観ているだけで恋愛力がアップしそう。赤い糸の相手に出会いたくなるはずです。
出会いは偶然で、そしてドラマです。そして恋が生まれるまでの間にも、何か不思議な、今まで感じたことがないような胸のぬくもりや幸福感を味わうことでしょう。
『雲の中で散歩』(1995)は、チョコレート売りの男が、偶然出会った美しいお嬢様に頼まれ、彼女の実家で夫役を演じることになる物語。どんどん惹かれていく二人ですが、実は男には妻が……。恋の行方にドキドキしつつ、美しい映像にもうっとりできる素晴らしい映画です。なにより20年前のキアヌ・リーブス演じるポールの、真っ直ぐ熱い目線をもたまりません!
恋の始まりは、鏡を眺める時間も増えますよね。彼はどんな髪型や服装を好むのか、リサーチをしたり、反応を探ったり。オシャレをしたい、もっとイイ女になりたいという欲求が高まる時期です。そんな時は『プラダを着た悪魔』(2003)です。アン・ハサウェイが演じるのは、ファッションにうといのにファッション誌のアシスタントとなったアンディ。仕事をするうちにどんどんキレイになり、男性からもモテモテになるシーンは、気分がどんどんあがっていき、私もオシャレしたい!と、きっと思うはず。
『ロッキー』(1976)は、内気なエイドリアン(タリア・シャイア)が、ボクサーのロッキーに大切にされて、どんどん自信がついていくんです。赤い色の服を着るようになり、ロッキーに「綺麗だね」って言われたり。向上心やオシャレ心が湧いてくる作品です。
恋をしている人の多くが、勇気が出せなくて、苦しんでいます。初めて話しかける時、連絡先を聞き出す時、それから告白する時……。でも自分から切り出すのはイヤ、彼のほうから言ってほしい。そんなことをクヨクヨ考えてしまう時はぜひ『素晴しき日曜日』(1947)という黒澤明監督作品を観ていただきたいです。戦後間も無くの焼け跡も見える街を恋人たちがデートする映画です。二人にはお金もなく、決して豊かではないけれど、大切な人がそこにいるだけで幸せだという、シンプルで当たり前のことに気づけるので、次に彼に会った時は前よりも素直になれるかもしれません。
最後に最新映画『リリーのすべて』(2015)のご紹介です。エディ・レッドメイン演じるリリーは、性同一障害。肉体は男性なのに、心は女性なのです。自分の体に違和感を覚え、本当の自分を探し始めるリリーの姿に、多くの人が心打たれることでしょう。そして夫は実は女性だったのだと知った時の妻の姿にも。心底相手を想っていたら、年齢も国籍も性別も、そういうことは全く関係ないのですね。真っ直ぐ生きるリリーの姿に、次の一歩を踏み出すチカラ、きっともらえるはずです。
自分に似た人、真逆の人?人生のパートナーはどちらがよいかをドラマ『未解決の女~警視庁文書捜査官』に学ぶ
13年ぶりの再会で恋心は芽生える?人生のパートナーを手に入れる方法を、ドラマ『ハケンの品格』に学ぶ
いまの「お似合いカップル」条件とは?恋愛における男女の釣り合いについて、ドラマ『SUITS/スーツ2』に学ぶ
恋のタイミングを逃さず、トントン拍子で幸せを掴む方法を、ドラマ『SUITS/スーツ2』に学ぶ
いま、婚活で男性が求める女性の経済観とは?
女性が年上か年下で恋愛の形が変わる ~年の差カップルについて~
ときめきを思い出し、もう一度恋をする為に必要なことを、映画『コンフィデンスマンJP・ロマンス編』に学ぶ
理想の相手を引き寄せるヒントが隠れている!ファザコン&マザコンの成り立ち編1
婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
男性に愛される、聞き上手女子の会話術
男性は質問されることが嫌い!?圧を感じさせる質問3つ