自撮り写真、あきらめていませんか？撮り方一つでここまで違う！

逢ってみたいと思わせる！プロフィール画像を最大限に魅せる１２の方法【第１回】

スマホで簡単にいつでも撮影できる、アプリを使えばある程度良い感じの写真が誰でも撮れる、そんな時代ですが、もうワンランク上の写真を撮るには、それなりの「コツ」や「ワザ」を知って、有効活用することが重要です。

最初の大事なポイント「顔にあたる照明のトーン」

まずは……ずばり！　自分を（他者よりも）良くみせる最大のポイントは、「顔にあたる照明のトーン（フェイストーンと呼んでいます）を自然な感じにする」これです。

その上で、背景部分をきれいぼかして、モデルを引き立たせる、この２つです。

まず、この２つをクリアしましょう！

読んで理解したと思っていても、実際にはできない場合が多いのです。良い機会ですので「即トライ」してみてください。

フェイストーンをキレイにするアプリはいろいろありますが、あくまで加工しているのです。

これは、お化粧に近いのです。まずは、元になる写真を良い感じに仕上げる事が重要です。その上でアプリなどでお化粧するとさらに良い感じになります。最初から〈アプリで調整するから適当に撮影しても大丈夫〉と考えてしまうと、仕上がりが厚化粧といいますか最悪CGみたいにになってしまいます。

是非、ちょっとした撮影のポイントをつかんで実行してみてください。

この写真は、太陽光線が顔に直接当たっている（左）写真と、顔に比較的均一なライトが当たっている（右）写真を比較したものです。

いかがでしょうか？左は、肌の荒れとかも目立っていますし、まぶしそうにもみえますよね？右の方は自然で親しみが持てませんか？

どのように撮影したのか説明しますと、左は太陽光線が直接顔にあたる、つまり撮影者（私）は太陽を背にして撮影しています。自撮りの場合は、多くのケースで太陽の方をむいて撮影してしまっています。太陽が真上にある場合も、この様な左側の写真になりがちです。

右の写真は、ちょっとした日陰を選んでいます。もし、日陰が見つけにくい場合は、少しだけ逆光（後ろからの光）を選ぶのも一つの方法です。その場合、カメラの方で露出（明るさ調整）を明るめに調整する必要があります。

「なぜ均一な照明の方が自然に見えるのか？」

これは、表面がデコボコのコンクリート壁をイメージしてみてください。横から強いライトがあたっていると、コンクリート表面のデコボコがめだつのです。ところが、見ている側からの照明ですと、「均一で自然な柔らかいライト」になるので、コンクリートのデコボコも意外と目立たないのです。

さらに良い感じにする為には、プロの撮影でつかわれるレフ板を使用すると良いのですが、レフ板を持ち歩いていることはまずないと思いますので、オススメの方法は、白い壁などを活用することです。撮影する人が白いシャツを着るだけでも、レフ板を使用した感じにはなりますので、お試しください。

この写真は、街中にある白い壁を利用して撮影しています。フェイストーンは均一で自然な照明のやさしい感じになっていませんか？

前述のように、ちょっとした「何か」を知っているだけで、かなり良い感じの写真が撮影できるのです。

フェイストーンまとめ３つ

１）日光が直接顔にあたらないように日陰で撮影する。

２）フラット（均一）な反射のある白めの壁を活用する。

３）逆光で撮影する場合は、カメラのほうで明るさを明るめに調節する。

こいういったモルタルの白い壁の反射を利用した自撮りはオススメです。

この写真は、白い壁を活用して自撮りしているカットです。こういった場所は、探すと意外と街中にありますよ。どうしても白い壁がない場合は、アングル（カメラの角度）に変化をつけることで解決できるケースもがあります。極端な例ですが、青空の反射を利用してみるのもよいと思います。

次回は、そういったアングルを意識した撮影についてお伝えします！

撮影協力：東京23区の医院クリニック情報ポータル「東京ドクターズ」