「もう何年も恋人がいない」人が恋を思い出すための3つの方法

「私は本当に結婚できるのかな」と不安になったときに試してみたいこと 【第5回】

20代の頃に比べると、30代、40代は、恋愛と恋愛の間があいてしまいがちです。恋人と別れてもすぐに次の人が現れず、何年もひとりのまま、という人もいるほど。忘れてしまいそうな女子力を少し取り戻す方法を考えてきました。

１ 綺麗になる１つの気づきで、毎日が少し楽しくなる

恋愛をしていない時期は、時間を持て余してしまいがちです。そしてついつい友達や他の人たちと自分とを比べてしまいがち。SNSで友人知人が恋人やパートナーと幸せそうにしている画像を見ると、自分だけ置いてきぼりになっているかのような孤独感を抱いてしまう人もいます。

けれど、恋愛も結婚も、人それぞれリズムが違うものです。友達が結婚したからといって急いで自分も結婚する必要は全くありません。とはいえ、ひとりで家にいるばかりだと、おしゃれする心を忘れてしまいがち。実は、せっかく時間がある今だからこそ、セルフマッサージや筋トレなどで、自分自身のお手入れに励むことができるはずなのです。

男性にモテるとか、新しい恋を見つけるなどという気合いの入った目的を持つ必要はありません。これを毎日やってみたら少し顔が引き締まるかも、このリップを塗ったら、少しだけ唇が潤うようになったかも、など、毎日、自分美化実験を楽しんでみるのです。一気に帰る必要はありません、毎日１箇所ずつ、気になるところをチェックしていくだけでも違うのです。

２ 時間がある今こそ趣味に打ち込みましょう

時間がある時には、趣味や習い事にじっくり取り組めます。せっかくなので、今まで習ってみたかったことに挑戦してみましょう。例えば40代のSさんは、ダンスを習い始めました。前から興味があったフラダンスに挑戦すると、踊ることでメッセージも伝える奥深さにすっかり魅了されたのです。すぐにスクールのお友達と一緒に食事をして帰るほど親しくなり、毎週のスクールが楽しみになったそうです。

恋人がいない時に、急いで新しい恋人を作ろうと焦る人がいますが、新しい人間関係は、恋人である必要はないのです。Sさんはダンスを通してかけがえのない仲間に出会えました。この仲間は、Sさんに恋人がいてもいなくてもSさんと一緒に食事をしてくれることでしょう。自分自身の人間関係を新しく作っていくことも、恋人がいない時だからこそできることなのです。

３ 恋愛映画を見ると「恋っていいな」という気持ちがじわじわと

恋愛から少し離れてしまうと、どんな風に男性と過ごしていたのかということも記憶から遠ざかってしまいがち。恋をしてみたいけれど、どんな風に相手にアプローチしたらいいのかも、どんな風に男の人と接したらいいのかも忘れてしまった。そんな時は、恋愛映画が強い味方になってくれます。

邦画のおすすめは『脳内ポイズンベリー』。恋愛にごぶさただった女性が年下の男性を好きになり、戸惑う日常を綴ったコミカルな映画です。洋画のおすすめは『シェイプ・オブ・ウォーター』。控え目に生きてきたヒロインが、ある日突然大切な存在を意識するようになるというロマンティックなストーリーです。こうした映画を観ているうちに、恋愛してみたい、と自然に思えるようになるかもしれません。

とはいえ、恋愛をしていない時間があることは、とても幸せなことです。その期間は、自分をめいっぱい大切にしてあげることができるのですから。たくさん自分をケアしてあげて、体にも心にもたっぷり栄養をあげましょう。十分にチャージすると、生き生きと毎日を過ごすことができるようになります。そんなあなたになれば、目が行く男性も現れやすくなるはずなのです。