婚活パーティで視線が集中! 淑女の優雅な立ち居振る舞い
思い立ったが吉日、決意を新たにTake-Off
かわいさ余って恋敵多し!? アラフォー「婚活」備忘録【第5回】
婚活の方法は、「合コン」することだけに限りません。
私の場合は、友人の紹介で「結婚相談所」に入会したことが、主人と出会うきっかけになりました。
◆独身時代、最後の彼のひと言に……
「結婚したくないわけじゃない」
独身時代終焉を迎える頃、最後の彼が私に放った言葉です。
その彼とのお付き合いは、友人の紹介でお茶をしたことがきっかけでした。よくある日常的な出会いのシチュエーションですよね。
その後、「結婚を前提にお付き合いしたい」と、女性の誰もが喜ぶ魔法のワードと積極的なアプローチがあり、全く乗り気がしない相手だったのですが、だんだん心を動かされ、お付き合いをはじめて一緒に生活をすることになりました。
ところが、一緒に住んでみるとすぐに価値観の違いを目の当たりにする出来事が続き、その後、両親に紹介した際には大反対をされました。
お互いに結婚したいという気持ちはあったのですが、正しい人生のパートナーではなかったのでしょう。二重否定の言葉の隠された部分「結婚したくないわけじゃない(が、おまえじゃない)」。彼の本心がそう訴えていると気付いたので、その彼との共同生活は解散にいたりました。
性質の合わない人と一緒に暮らすことの難しさを学習できたことは、人生を振り返ってみれば感謝の気持ちでいっぱいです。
今でこそ「ノリと勢いで結婚しなくて本当によかったぁー。違和感という直感には素直に従うべし」と身を持って体験したことをこうしてみなさんにお伝えできています。
◆限りある時間の効率のよい使い方
1年間、合コンを中心に婚活にチャレンジした素敵女子Iさんの体験話をご紹介させてください。
外資の某有名アパレルブランドに勤めていた美人のIさん。
30代で容姿は申し分なく、コミュニケーション能力にも長けていて、モテジャンルに属している女性です。
仕事もできる彼女は、婚活をプロジェクトの1つと考えて、1年以内に自力で結婚できるパートナーを探すことを目標にしたそうです。
そのためのタスクとして、毎月1人必ず恋人候補を選定し、「結婚を前提とした恋人になる意志があるかどうか?」を月末に確認し、意志が無いならばリリースする。このようなキャッチ&リリースの条件を彼女なりにつくり実行していったのです。
毎週合コンを繰り返し、合コンメンバーを探すためにパーティに参加し、合コンメンバーの中から1番自分に合いそうな人を必ず選んで月2回以上デートを繰り返す。
続けて半年ぐらい経つと身の回りで合コンできる独身男性の人脈が尽きたそうです。
今度は、合コン人脈をつくりつつ、一緒に合コンに参加できる女性を補充するために女子会などのパーティにまで参加して、女性の人脈を開拓しいったそうです。
合コンの会費、デートやパーティに着ていくための洋服代、時間とお金をずいぶん費やしたことになるでしょう。合コンだって1次会だけでは終わらず、2次会の費用もかかりますし、帰りのタクシー代まで考えたら相当のお金を婚活に向けて投資したはず。
あげくの果てに1年間の最後の方は、合コンもデートもノルマのようにしか感じなくなって苦痛だったそうです。
根気強さと真面目さは持ち合わせていたので1年間プロジェクトを全うしたのですが、結果、合コンでパートナーを見つけることはできなかったようです。
合コンを全く否定するつもりはありませんが、1年という時間を結果が出ないまま費やしている間に年齢を1歳増やしてしまうぐらいなら、手段は複数用意しておくべきだったのではないでしょうか?
彼女の場合、「結婚するパートナーを探すこと」が本来の目的だったはずなのに、「合コンで」という余計な条件をつけたがために、それが呪縛となって目的が若干ぶれて成果を上げることができなくなってしまったと考えられます。
婚活時には周りの人にどんどん協力を要請して期間限定の一大キャンペーンを開催し、紹介を通じてご縁を引き寄せたいですね。
◆人生は、うまくいくように切り開く
私が本格的に婚活キャンペーンを開催したのは、2013年3月でした。
ちょうど体調を崩したこともあり、一人暮らしをしていた部屋を引き払って実家に帰って2か月半たったころ。
今思えば、それまでの生活をオールリセットしたことが、婚活のきっかけだったのだと思います。我に返ってホッと一息ついたある日。友人2人を誘って明治神宮に朝のお散歩に出かけ、ブランチをしていたときに「結婚したーい。真剣に婚活しよっかな」とつぶやいた言葉からはじまっていたと思います。
友人のMさんは出身が名古屋なので、両親の紹介で何度も正統派のお見合いを経験していたお見合いの達人。きちんとした紹介者がいることや、お見合いで出会う人は結婚の意志がある人であることなどメリットを教えてくれたので、それまで全く眼中になかったお見合いに興味がわきました。
そのMさんの友人が港区で結婚相談所を開設しているとのことだったので紹介してもらい話を聞いてみることになりました。同時に自分でもネットで感じの良さそうな結婚相談所をいくつか探して資料を取り寄せたり、面談に出向いたりしてみました。
結婚相談所に頼ろうと考えたのは、以前、タロットダイニング&バーで結婚について占ってもらった際に、「遠くにいる人と縁がある」と鑑定してもらったことがあったから。自分の思いつく限り遠くの人とご縁をつくる方法の1つと考えたのと、まだそのころ体調が万全ではなく、夜出歩く気になれなかったので自力で探すには限界があることを感じていたからです。ある意味「なるようになるさっ」と流れに任せたことがよかったのかもしれません。
◆後書き
後から知ったことですが、主人も全く同じ時期に結婚相談所に入会していたのでした。不思議ですね。主人は「婚活するか」、「資格取得のための勉強をはじめるか」2つの選択肢で迷って「婚活」を選んだそうです。結婚した今現在、もう1つの選択肢「勉強」を私がこの備忘録を書いている隣の部屋でしています。
もしかしたら、パートナーとなる番(つがい)がそれぞれ「結婚したい」と強く意識する時期って共鳴するのかもしれませんね。
だから「結婚したい」と強く感じた時にはGo!Go!
続く
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