婚活パーティで視線が集中! 淑女の優雅な立ち居振る舞い

今回インタビューした中田さん夫婦は、出逢ってから、なんと「7年」という長い時間をかけて結婚をしました。
アヤさん42歳(バツイチ)、ユウジさん47歳(初婚)のときでした。
今ではとっても仲の良い二人。
とはいえ、それまでには山あり谷あり、色々なことがあったようです。
出逢いから結婚、現在に至るまでの気持ちの移り変わりをアヤさん、ユウジさんに別々にインタビューしました。
男女、違う視点での結婚までの経緯、揺れ動く気持ちや覚悟を決めた瞬間、男女の感覚の違いをいろいろ探ってみました。
今回は、アヤさんのインタビュー1回目です。
(妻、アヤさんの仕事は営業職で、夫のユウジさんはバーの店主です)
◇ご主人とは、どのような形で出逢いましたか?
「友人がよく趣味仲間で集まっていた『競馬の会』からたまたま声がかかって、はじめて参加したときです」
◇最初の印象や思い出に残っていることは?
「とてもかわいらしい風貌(自分より若く見えた!笑)に、上下デニムというちょっとダサめな感じでした。
最初は、あまり彼に関心がなかったかな。
競馬が終わり、友人4人とカウンターのお店で、夫がわたしの隣に座り、当時つき合っていた彼の話をペラペラしていた覚えがあります。
その日のうちに場所を移して、友人つながりの外国人ホームパーティに行ったのですが、わたしはそこで泥酔してしまったんです。
炊きたてごはんにスナック菓子(ハバネロ)をのせて食べる等、奇行を繰り返し、爆笑を誘ってたみたい。
笑われながら夫から『うちお店の常連になってください!』と言われたのをよく覚えています。
今考えると、もしかしたら夫は最初、わたしの奇行を見て気に入ったのかな(笑)」
◇好きになったキッカケは?
「その後、職場の飲み会やパーティを夫の店で催すことが多くなり、友人と飲みに行くのを経て一人でお店に通うようになり、いつの間にか常連客になったんです。
『誰かと話したい』と思ったときに、お店で夫が聞いてくれて『優しいな』と思っていました。
当時付き合っていた彼との別れ話の相談などを聞いてもらううちに、好きになっていました」
◇「好き」から「必要な人」に変わっていった理由は?
「長い間の友人関係(わたしは好きでした)があったし、たまにお店を手伝うこともあったので、彼のだいたいの人柄がわかっていました。彼の良いところ、悪いところもわかりつつ、自分自身の年齢も上がり恋愛適齢期を過ぎてきたと感じていたこともあり、『わたしに必要なのは、この人なのかな?』と思ったような気がします。
ただ、この時点では片思いですけどね!(笑)」
◇その間、合コンや婚活などをしたいなと思わなかった?
「色々誘われたりしたんだけど、なんか、相手の嫌なところばかり見ちゃうというか、マイナス点を探しちゃうようになっていたんです」
◇それはなぜ?
「結婚を焦ってきていたので、合コンやパーティで会う人を、どこか『この人とやっていけるのかな』『一生この人といられるの?』なんていう目で見てしまっていたんです。相手に対して『こんなとこがあるからダメだ』と、すぐマイナス点を見てあきらめちゃってた。
合コンやパーティで知り合ったとしても、2時間やそこらで相手の何もわからないですよね。
結婚したいのに、どこか、そういうのがめんどくさくなっていたのかもしれません」
◇そんな中、気づいたら彼がいた?
「夫の仕事を見て、マイナス点はたくさんあったけど、いいところを知っているから『しょうがないな』って許せるんです。
それに気づきました」
◇それが決め手ですか?
「マイナス点を見ても『好きだな』って思えるようになったときかな。
マイナスの部分を見て『削除』『なし』と思わないでいられることに気付いたから『この人なら一緒にやっていけるかな』『この人だったらいいな』と思いました」
◇好きになったとき生じた問題点や不安なことは?
「そもそも、バーテンダーと常連客(兼友人?)というもともとの立場上、わたしが男問題を色々と語ってしまっていたことと、彼自身の商業的な優しさを個人的好意と若干勘違いしていたこと、でしょうか。
常連やバイト含め仕事上がりに、飲み屋に行ったりラーメンを食べに行くことが多かったため、周りにもヨメ呼ばわりされていました。
そんな中、一度酔って『付き合っちゃおうか?』と軽めに告白して『ないっしょ』と、ガッツリフラれるという体験をしてます。
これはきっと、わたしが酔った勢いで男関係を赤裸々に話してしまったのが要因だと思いますね~。
出逢った当初は、まだお互い若かったし、男性のほうが純粋じゃないですか。だから許せない部分はあったんじゃないかな」
◇ちゃんと「付き合って」と言おうとは思いませんでしたか?
「わたしの行動を見ればわかると思っていたし、なんとなくアピールはしてました。
全てフラれてますけど(笑)
この話は恋愛とあまり関係していないけど、わたしの父親が彼と出逢って4年目くらいに亡くなったんです。
そのときに今までグダグダ迷っていたことが全部吹っ切れたんです。
投げやりな感じではないんですが『なんでもいっか』って。
“人にどう思われるか”は気にせずに、自分のしたいようにしてもいいんじゃないかな、と。
これはけっこう大きくて、彼がわたしを好きじゃなくても、わたしが好きなんだからいいかな。
『この気持ちを彼に言わなくてもいい。わたしの好きにしよう』と思えた。
父の死で、わたしなりの覚悟ができた気がします」
(次回に続きます)
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