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しゃべり下手でも大丈夫! 婚活パーティーのトークタイムは「質問力」で勝負する

しゃべり下手でも大丈夫! 婚活パーティーのトークタイムは「質問力」で勝負する

30代男性の婚活戦略【第9回】

 

■婚活パーティーの出会いで結婚

 

こんにちは、婚活セミナー講師の大橋清朗(おおはしきよはる)です。

 

私がこの婚活業界に入ったキッカケは、13年前に出会いパーティーを自分で企画してみようと思ったことでした。

40代の方はテレビで芸能人司会の出会いパーティー番組をご覧になっていたと思います。

そのような光景が、出会い業界でも昔からあったのです。

婚活ブームになると、出会いパーティーを行う業者が急増し、インターネットや携帯での申込みにより、どなたでも気軽に参加できる体制が整ってきました。

 

私は当時、自分で始めるために他社の出会いパーティーをリサーチしていました。

そのパーティーで今の奥さんと出会い、結婚したのです。よって、思い入れが強く、婚活セミナーで話すテーマにも「パーティー対策」があります。

 

■一度にたくさんの異性と出会える

 

相手を求めた多数の異性が一堂に会してコミュニケーションするシチュエーションは、出会いパーティーだけでなく、「街コン」や「異業種交流会」などもあります。

婚活パーティーがこれらの出会いと大きく違うのは、「結婚相手を探している異性が集まる」という点です。婚活は結婚するための活動ですから、婚活パーティーは他の出会いよりは結婚に近いはずなのです。

そして、対象者がその場にたくさんいるという状況は、出会いの中ではとても効率的だと言えます。日常の出会いでは、一度に多くの異性と出会えることなどほとんどありません。

しかも、相手を求めている異性ばかりと出会えることは、他の出会いでは少ないのです。

 

異性と出会わないと結婚はできません。

その出会いを一度にたくさんできる婚活パーティーは、出会いにおいて大きなメリットだと言えます。婚活をしているのに、婚活パーティーに行かないなんてありえないのです。

 

■“常に会話する”ことを意識する

 

ただ、結婚相手を探すということは、他の出会いより相手選びに慎重になります。相手のことをよく知らないと次に進むかどうかを決められないでしょう。お互いを知るためには会話をすることが必要になります。

よって、婚活パーティーは最初から最後まで異性と会話をする場であり、食事などはあくまでも会話の補助的要素でしかありません。

婚活パーティーで異性と話をする時間があれば、常に話をすることを意識することが大事です。1人で食事をしていたり、1人で突っ立っていたら、それは意味のない時間であることをもっと意識するべきだと思います。

 

■婚活パーティーを異性との会話に慣れる場に

 

会話をしなければならないことはわかっていても、当日になるとなかなか上手くいかないことがあると思います。それは婚活の出会いに参加する男性の多くが、異性との会話が得意ではないからです。得意なら婚活の出会いに参加しなくても、もう自然な出会いで相手が見つかっていることでしょう。

 

会話に自信がないから、大勢との出会いである「婚活パーティー」を避けてしまいがちですが、苦手だからこそ参加すべきです。

どんな出会いでも異性と会話は絶対しなければならないので、会話は避けて通れません。

よって異性との会話に慣れておく必要があります。

その慣れるための場が、婚活パーティーなのです。

 

婚活パーティーは、会話において次のような特徴があります。

・異性と堂々と話せる場であり、声をかけても断られず、話さないこと自体がダメな場

・1人当たり話す時間は10分程の短時間なため、長時間の会話より失敗する可能性は低い

・相手は全員初対面の相手であり、たとえ会話で失敗しても相手は気にしない

・ライバルである他の男性参加者も、会話が得意ではない

このように、会話苦手が慣れるためには絶好の場なのです。

 

■会話を膨らませる「オープンクエスチョン」

 

あとは、婚活パーティーで会話を実践する前に、会話の技術を前もって習得することが失敗を少なくします。

会話で注意すべきこと、やるべきことは、関連書籍にすべて書いてあります。いまはインターネットで検索すれば、いくらでも情報が出てきます。

会話が苦手な方をこれまでたくさん見てきましたが、多くの方がこれらを読んだり調べたりしていません。だから、苦手なままなのです。

 

会話の技術でよく取り上げられるのが「質問力」です。初対面の異性に自分のことを積極的に話す人はあまりいません。特に女性は男性に警戒心が強いからです。

それをどう引き出すかが「質問力」になります。

質問には「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」があり、「オープン」は相手が思ったことを自由に答えられる質問で、「クローズド」はYESとNOで回答するような答えが限定される質問です。

例えば、次のような質問です。

「今まで一番楽しかった旅行の思い出って、何ですか?」→「北海道に行って、・・・」

「最近、旅行に行きましたか?」→「行きました」「行っていません」

 

「クローズド」ばかりだと、話がそこで終わってしまいます。よって、「オープン」によって相手から具体的な話を引出し、会話を膨らませようとするのです。

ただ、初対面で「オープン」ばかりだと、相手は情報を開示することに抵抗を感じてしまいます。よって、「クローズド」と「オープン」を織り交ぜながら、相手からどう引き出していくかの会話経験を、婚活パーティーなどでやるべきなのです。

 

実践しないと会話力は変化しません。

今すぐ「婚活パーティー」を検索して、申込みを行ってください。

そこに異性がいれば、どんなパーティーでもよいのです。

連載 結婚観

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    ライタープロフィール

    大橋 清朗

    おおはし きよはる

    婚活セミナー講師。NPO法人花婿学校代表。
    一般社団法人日本婚活コミュニケーション協会代表理事。
    全国各地で婚活セミナーを行い、コミュニケーション力アップ、婚活戦略などを提案。中立的な立場で未婚者や独身者の婚活をサポートしている。著書は、『また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座』(講談社)、『「婚活」の会話にはツボがある! 男のための話し方トレーニング』(青春出版社)など。
    『花婿学校』

    http://www.hanamuko.com/index.html

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