婚活パーティで視線が集中! 淑女の優雅な立ち居振る舞い
モテ男になる! 女性がキュンとするエスコート法
必ず「また会いたい」と思ってもらえる! 愛されマナー予習帳【第8回】
さりげないエスコートにドキドキしてしまう女性は多いもの。デート中、女性をスマートに気遣える男性は、モテます。デートをムーディに盛り上げるワンランク上の恋愛マナー、エスコート法を知っておきましょう。
◆そもそも、なぜエスコートが必要なのでしょう?
エスコートとは「付き添うこと」「護衛すること」という意味です。要人の護衛という意味が転じて「大切な女性を守る」「女性をリードする」という意味でも使われるようになったようです。
男性の中には「エスコートなんて照れくさい」「自分にはできない」「なぜ、男ばかりが気を遣わなければならないのか」というご意見をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこでお伝えしたいのが、恋愛における女性の心理です。
女性には「大切にされている感=愛されている感」という公式があります。男性に守られたり、大切に扱われたりすることで、愛されている安心感を持ち、自分も心をひらきやすくなるのです。チヤホヤして女性をいい気分にさせてあげるのがエスコートの本意ではありません。「あなたを大切に想っていますよ」というメッセージを伝えてあげること。愛情表現のひとつだと考えてください。
◆出会いの瞬間からハートをつかむエスコート 待ち合わせ編
ワクワク感と緊張感でむかえるデートの待ち合わせは、登場の瞬間から、彼女のハートをつかんでしまいましょう。
まず自分から、彼女を見つけてあげることを心がけてください。そのためには遅刻は厳禁。時間に余裕を持って待ち合わせ場所に到着しましょう。スマホをいじりながら待ったりせず、いつでも彼女の姿をキャッチできるようにしていてください。
彼女を見つけたら、笑顔で合流。にこやかに声をかけたり、合図してあげたりしましょう。
無事に出会えたら、会話のエスコートをします。ここでは彼女のファッションをほめてあげるといいですね。デートに行く女性というのは、その日の服装やメイク、アクセサリーや靴まで、うんと悩むものなのです。「ワンピース可愛いね」など、ひと言ほめてもらえると、この服を選んで良かった、と安心することができます。これで雰囲気づくりはバッチリです。
◆常識をくつがえすエスコートで胸キュン! レストラン編
レストランなど、カップルが外で食事をする際に、女性は奥の席に通す、というマナーがあります。入口から遠い方の席が上席、という席次のルールがあるためです。
恋愛上級者は、あえてこのマナーを無視してみましょう。お店のレイアウトなどシチュエーションに応じて、そのときにいちばん居心地の良い席に女性を通してあげるのです。スタッフに席まで案内されたら、どちらに座れば、より眺めが良いか、より座り心地が良いかといったことを優先して、より良い席をすすめましょう。必ずしも、それが席次の上での上席ではないこともあります。席をすすめる際、席次のマナーの心得がある女性であれば怪訝に思うかもしれませんので、ここで胸キュンのひと言を。「こっちの方が眺めがいいから、どうぞ」と添えてあげるのです。自分をより楽しませようとしてくれる心遣いに、女性はカンゲキします。
また、食事中、スタッフを呼びとめる際には、男性が合図で知らせたほうがいいですね。ですので、スタッフの様子がよくわかる壁際に男性が座るという配慮のしかたもあります。女性には自分の方だけを見ていてもらえる、というメリットもあります。
◆紳士的なエスコートでドキドキ! ドライブ編
ドライブデートは、親密度を大幅アップさせることができます。相手との位置関係による心理変化で、向かい合って座るよりも、横並びに座って話したほうが親近感を抱きやすい、といわれています。
横並びに座り、音楽を聴き、景色を楽しむ。ドライブデートには仲良くなれる要素が盛りだくさんです。
ここでもスマートにこなしたいのが、さりげないエスコートです。車に乗る際、男性は助手席のドアを開けてあげましょう。できれば降りる際も「ちょっと待ってて」と言って車を降り、外から助手席側のドアを開けてあげます。ここまでしてくれる男性はそう多くはいません。特別に大切にされている感に、オンナ心はとろけてしまいます。
車中でも「寒くない?(暑くない?)」と気遣ってあげたり、アメやガムを渡してあげたり、「普段、どんな音楽を聴くの?」とBGMの好みを聞いてあげてもいいですね。女性は加点法でものごとをとらえます。ささやかな気遣いへの感動がつもりつもって、この人ステキ!と激惚れにつながるのです。
また、車中では女性がキュンとするモテしぐさを見せるチャンスです。男性が運転している横顔を見ているだけでうっとりすることもありますし、眩しいからとサングラスをかけるしぐさ、スムーズな車庫入れなどなど、ちょっぴり女性目線を意識してみてください。
◆ひとりよがりになりやすいドン引きエスコートとは
エスコートには、さじ加減も必要です。あれもこれもとがんばりすぎて「ほら、僕、これだけがんばっているでしょう!!」という熱すぎる思いが伝わると、女性は引いてしまいます。
例えば、ダンドリの組みすぎ。デートの計画を立てるのはOKですが、ランチはあのお店、イチオシメニューの○○を食べて、その後は○時開始の映画をビールを飲みながら鑑賞、終わったらあのカフェへ……、などと何もかも決めすぎてしまうのはいかがでしょう。その場の雰囲気で、のんびり気ままに行動したいタイプの女性もいます。食べたいものも、そのときの気分によって違いますよね。相手のためのエスコートが、自己満足にならないようにしましょう。
デート計画であれば、むしろ魅力的なのは、たくさんの情報の引き出しを持っている男性です。女性が「さっぱりめの和食が食べたい」と言ったときに「じゃあ、いいお店があるよ」と連れて行ってくれたり、「散歩しながら探してみようか」と状況を楽しんだりできる人。余裕のあるリードができることも、エスコート上手の秘訣です。
以上、とっておきのエスコート方法をご紹介しました。ぜひ、彼女のハートをメロメロにとろけさせてあげてくださいね。
次回は、電話とメールのマナーについてお伝えします。
連載 結婚観
- レストランデートで気を付けたいさりげないマナー
- 「愛のホルモン」が幸福感を生み、心身を美しくする
- ゲンメツされないようにチェック! 勝負デートの食事マナー
- 人間関係を築く上で存在する「壁」の取り扱い方法
- 思わぬところで本性がバレちゃう!? お家デートのマナー
- 「人助けは自分助け」恋路を耳から学ぶ
- 初心者でもコレで安心! 婚活パーティ前の身だしなみチェック
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- 3秒で恋におちる! 思わずキュンとするモテしぐさのヒミツ
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