婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション

婚活パーティや合コンでの「自己紹介」は緊張するもの。何を話せばいいかわからないという人もいるのでは? 自分の良さを上手にアピールする方法をレクチャーします!
恋活・婚活で、意外と怠っているのは「自己紹介」です。
清潔感のある服装、可愛くみせるメイク、マナーをわきまえた振る舞い、これらができても、パーティでの気になる相手との短い時間の中で、いかに「あなた」をわかってもらえるか。
ここで大事なのが、自己紹介なのです。自己紹介とは、自分プレゼンテーション。ビジネスのプレゼンではなく、恋活・婚活に役立つ、自分プレゼンを一緒に考えてみましょう。
【1】自己紹介は積極にしてOK
「自己紹介は、なんとなく苦手です」
よく、こんな声を耳にします。はじめて会う人との会話は「自己紹介」からはじまることぐらい、誰にでもわかっています。
それなのに、改めて「自己紹介」と言われると、何をどう話したら良いのかわからず、苦手と思ってしまうのです。
自己紹介の目的は、自分を知ってもらい、興味や親しみを持ってもらうことです。
初対面なので緊張することもありますが、話しにくい反面、相手にしてみれば、「あなたがどんな人か」知りたいわけです。あなたの話を聞きたがっている分、話しやすいとも言えます。
ところが、自己紹介はこれまで、目立たず、控えめなほうが好ましい、特に女性は自分をアピールするなんて厚かましいかな、などと思われていました。そんな思いが、自己紹介をする女性の気持ちを、いまだに戸惑わせているのかもしれません。
【2】自分から先に、フルネームで名乗る
あなたは、自分がどんな人か、相手にわかってほしい。相手もあなたのことを知りたい。
自己紹介はこの2つの「知りたい」に、答えるために、必要なコミュニケーションです。ですから、遠慮なく、進んで自己紹介すれば良いのです。その際の心得として、まず、こちらから先に名乗ること。
自分から口火を切って名乗ってくれる男性が少ない昨今、待っていても気まずくなるだけ。
とはいえ、自分は名乗らないで、「お名前は?」と聞くのは失礼です。こちらから
「はじめまして、山口と申します」
明るく、爽やかに名乗ります。その際、フルネームで言いましょう。
姓だけで、「山口と申します」では、通り一遍で親しみがわきません。
「山口美咲と申します。よろしくお願いします」
「名前は聞かれたら言えばよい」
これも遠慮です。名前の説明をしながら、自分を印象付けてください。
「みさきと言うと、襟裳岬の岬を思い浮かべる人がいますが、美しく咲くと書きます。それもあってか、お花が好きなんです。いま、自宅から駅までの道に紫陽花がきれいに咲いていますよ」
女性の名前は凝ったものが多く、音だけ聞いても、字が浮かんでこなかったりします。どんな字を書くか説明してあげてください。
【3】自己紹介のNG例
せっかく自己紹介するのですから、良い印象を持ってもらう工夫が大事なのに、逆にマイナスの印象を与えるような紹介の仕方をする人がいます。例えば、
「自己紹介って、そういうの、私苦手なんです」
「別に何の取り柄もないんですけど」
謙遜しているつもりだとしても、言い訳っぽくて、マイナスのイメージが強いですね。
「健康だけが取り柄で、他にこれといって」
これもよく聞くセリフですが、健康をアピールするなら、
「健康には自信があります。これまで、風邪をひいたことありません。親に感謝しています」
と、プラス方向にもっていけば、良い感じになります。
「用心深くて慎重なタイプです」
他人の意見に流されない、しっかりした、頼りになる女性なのでしょうが、頑固で打ち解けにくい人と思われかねません。
「考えるのが好きなほうです。でも、そそっかしくて、よく忘れ物をします」
このほうが、親しみやすいですね。
最初にプラス面を出して、その後、ちょこっと弱みを見せるくらいが良いでしょう。
「別に」「これといって」「たいして」などの言葉を最初にもってくるのはNGです。
【4】印象に残る自己紹介の仕方
ウケを狙うのではなく、自分の特徴をほんのちょっと面白く表現できると、印象に残ります。
例えば、「趣味」についての自己紹介でよくあるのが、
「音楽鑑賞です」「スポーツ観戦です」
でも、これでは具体性が乏しくて、イメージが浮かんできません。それなら、
「ご飯を食べているときと、イラストを描いているときが一番楽しいです」
このほうがピンときます。「読書」なら、どんな本を読むのか、例えば、
「三浦しをんさんの小説が好きで、東京のはずれで、便利屋を開業している2人の男性コンビの話を書いた『まほろ駅前多田便利軒』なんて面白くて何度も読み返しました」
と、具体的に話せば「本好き」が印象に残ります。自己紹介の項目に「特技」がありますが、この項目、うまく使えば印象に残る話をすることができます。
ある女性が、
「特技といえるかどうか、わからないんですけど、ラーメン屋めぐりで、1日最高七件まわったことがあります」
と、話したところ、帰り際、相手の男性から、
「僕もラーメンが大好きで、池袋によく行くお店があります」
と、話しかけられたそうです。
【5】緊張したら、用意したパターンで切り抜ける
恋活・婚活の出会いの場では、緊張や自分を良く見せたい気持ちが出て、頭が真っ白に……。これはよくあることで、あらかじめ自己紹介のオリジナルのパターンを2、3用意しておくと、スムーズに切り抜けることができます。
●名前+あだ名+趣味
「はじめまして、上村なごみと言います。あだ名は『なごちゃん』です。人を笑わせて、なごませるのが好きです。お笑いのトークライブや落語をよく観に行っています」
●名前+特技
「こんにちは、野原愛です。福原愛ちゃんと一字違いですが、卓球部ではなくて、元陸上部なので、マッサージだけはちょっと自信ありです」
●名前+自分の特徴
「よろしくお願いします。早川さえ子です。私の特徴は早口です。のってくると、どんどん早口になります。ゆっくり話すコツが知りたいです」
自己紹介といっても、時間は10秒か、長くて30秒くらい。他にない自分の特徴を1個出して、相手の印象に残れば充分でしょう。
それと、話の最後にもう一度、自分の姓名を言うこと。これ、忘れやすいですが、大事です。
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