婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
相手が喜んで答えたくなる「良い質問」
男性の心をガッチリつかむ! 「話し方」美人レッスン【第4回】
「食べ物の好き嫌い、趣味など、彼のことをもっと深く知りたい」なら、質問の仕方をひと工夫すればOK。
話し方美人の質問方法をチェックしましょう!
■彼への「良い質問」・「悪い質問」って?
前回まで、恋活・婚活での第一印象を良くする方法をお伝えしました。
さあ、これからが本番です。あなたが何より知りたいのは「彼はどんな人なのか?」でしょう。それには、質問して相手に話してもらうのが一番の方法です。とはいえ、
「緊張して質問が浮かんでこない」
「質問しても彼は答えてくれるかな」
など、質問の仕方について、戸惑う人は少なくないでしょう。
なんでも質問すれば良いというものでもありません。どうすれば「良い質問」ができるか、一緒に考えてみましょう。
■矢継ぎ早の質問・決めつける質問はNG
相手を責め立て、質問の矢を放って攻撃することを目的とするのは、「矢継ぎ早」の質問といえます。
ここでは、話してもらって相手のことを知るためのきっかけに「質問」をするのです。
第一に、相手が警戒するような質問はダメな質問です。
A子さんの失敗談です。初対面の彼がにこやかに見えたので、
「何かいいことあったんですか?」
と、質問したところ、相手は驚いて、
「いいえ、これといって別に……。どうしてそう思うんですか?」
と聞き返されたそうです。
「楽しそうにされていたので」
「あなたは楽しくないんですか」
2人とも、すっかり気まずくなって、
「大失敗でした」
と、A子さん。
質問される側も緊張します。相手があなたを気に入っていれば、なおのこと緊張が強くなり、答えに迷います。その結果、自分でも不本意な答え方をしてしまうのです。
そこで質問を変えてみます。
「明るい表情をされていますね。よく、そう言われませんか」
「確かに、言われることがあります。営業の仕事をしていて、人と接する機会が多いからだと思います」
「そうですか」
「でも、今日はすごく緊張してます」
「私も、緊張しています」
お互い、気持ちが共感できて、次の話がしやすくなります。
いきなり、決めつけるような質問をすれば、相手は戸惑い、答えに困ります。
相手を観察して感じたことを、素直に質問すると良いでしょう。
■自分の興味を押しつけてはいけない
女性同士が集まると、よく話題に出るのが血液型や占いの話です。でも、男性は女性ほど興味を持っていません。ですから、
「血液型は何型ですか」
という質問は「A型です」とか「O型です」とかの答えに止まって、話は先に進まないのです。自分の興味でなく、相手の興味は何かを考えることです。そこに的を絞った質問ができれば、相手も答えやすくなるでしょう。
「よく、右脳型とか左脳型とか言いますね」
「それなら、ぼくは左脳派ですね。理屈っぽいし、友人に脳について詳しい奴がいるんですよ。彼に言わせると……」
最初から限定した質問をしないで、さり気なく問いかけて、興味・関心のありかを探るのです。
■二者択一の質問をすると答えやすい
ある時、
「好きな食べ物はなんですか?」
と、聞かれたことがあります。突然だったので、答えに困りました。
「うーん、たくさんあって答えられません」
すると、その人は、
「和食系ですか、それとも洋食のほうですか」
最初から、こんなふうに質問してくれれば答えやすかったのにと思いました。
相手の男性に対しても、
「今日の気分は洋食ですか、それとも和食の気分ですか」
「お昼、刺身定食だったから、もし選ぶなら洋食がいいかな」
「洋食の美味しいお店、私、結構知っていますよ」
というように聞いてみてもいいですね。
余談ですが、日曜日の夕方の夫婦の間で
「あなた、今夜、何が食べたい?」
「うまい物が食べたい」
「それじゃ、わからないでしょう」
こんな場合でも、
「今夜だけど、お魚とお肉、どっちが食べたい?」
と、二者択一の質問にしたらどうでしょう。
婚活の相手なら、他に、
「朝食はパン派ですか、それともごはん派?」
「コーヒーはブラック派? 砂糖・ミルク入り派ですか?」
などという質問の仕方もありますね。
■趣味についての上手な質問
「趣味は何ですか」
これだけでは、「音楽です」とか「スポーツ観戦です」とか、で終わってしまいます。
趣味について質問するのは、あまりに定番すぎるからやめたほうが良い、と言う人もいます。でも、趣味についての質問は、上手にすれば、相手を知るきっかけがつかめるものです。
例えば、相手の答えが「読書です」であれば、まず、範囲を絞る質問をします。
「どんな本を読むんですか」
「ぼくは、もっぱら推理小説です」
「東野圭吾さんとかですか」
「どちらかというと、海外ミステリーに興味があって、そっちのほうがたくさん読みました」
次に、「その趣味にハマったきっかけ」について、質問してみます。
「いつごろから海外ミステリーを読むようになったんですか」
「実は叔父が出版社に勤めていて、高校生の頃に、すすめられて読みだしたのが最初でしたね。大学に行ってから、海外ミステリーが好きな友だち何人かと、会を作って回し読みをしたり。いまでも、彼らとは年に3回くらい集まっているんですよ」
さらに、質問は、
「作家は誰が良いのか」
「初心者は何から読めばよいか」
などでもよく、具体的に教えてもらいます。その答えから彼を知る手がかりを得られるでしょう。また、以後の雑談にも役立つかもしれません。
■相手が無意識にやっていることを質問する
相手に関心があれば、その人のことをよく観察してみます。すると、その彼が意識しないでやっていることに、目が向きます。そのことを質問してみるのです。
例えば……
「あの、今日はなんで青いネクタイをしてきたんですか」
相手にすれば、特に意識していたわけではないので、質問されて、改めて〈どうしてなんだろう〉と考えます。
「あまり意識してなかったけど、青いネクタイって気分だったんですかね」
相手は自分について考えるようになり、考えたことを話してくれるかもしれません。
「いつもと違った気分のときは、青とか、明るい色のネクタイやシャツを選ぶことがありますね」
質問の仕方を考え、工夫することで、本当の彼の姿を垣間見ることができるのです。
連載 男性の心をガッチリつかむ!「話し方」美人レッスン
- 印象の良し悪しが分かれる!? 「はじめまして」の後のひと言
- “また会いたい”後姿のキレイな終わりの「あいさつ」
- 「オリジナルの自己紹介」で意中の相手の心をつかむ
- 相手が喜んで答えたくなる「良い質問」
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