夫婦仲からみる結婚相手の選び方

婚活の落とし穴、しあわせな結婚生活を手に入れるために【第１７回】

愛妻家という言葉は聞くが、愛夫家という言葉は存在しない。

これが何を現しているのかは所説様々ありますが、愛妻家の家庭が幸せな夫婦関係を築いているのは間違いありません！

そして、愛妻家の家庭に共通して言えることが、妻が夫を掌で転がしている傾向があります。もちろん夫は、妻の掌で転がされていることに気づいてはいませんが…。

つまり、女性が男性をコントロールし、上手い具合に転がしている家庭は、愛妻家であり、男性も女性も幸せを感じているということです。

亭主関白的な人だと……？

婚活でも同じことが言えます。男性主導の亭主関白的な人は上手くいかないし、女性が男性の性質を知らず、上手くコントロール出来ていないと、関係性も悪くなる傾向にあります。

悪い…とは言わずとも、空気みたいな存在…とか、夜の営みはおろか会話すらほとんどないという関係になっている夫婦は多くあります。

息が詰まるとまでいかなくても、幸せを感じる仲良し夫婦とは言えないでしょう。

では女性が男性を掌で転がすとはどういう事か説明していきます。

男性を掌で転がすってどういうこと？

それを説明するには、その逆を説明しなければなりません。最近新聞記事でよく見かける言葉があります。それが『フラリーマン』という言葉です。

フラリーマンとは、仕事が終わった後も家に帰らず、ベンチで缶チューハイを一杯飲みながら時間を潰したり、ファミレスのドリンクバーで時間を潰している男性です。

つまり、家に帰りたくないのです。

近年では共働きで家事育児も分担というのが普通になりつつありますが、別に男性は家事育児をするのが嫌だから帰りたくないのではありません。家事育児をしていると、注意指摘が入るのが嫌なのです。

『どうしてそのたたみ方なの！？』『これをするのなら、ついでにこっちもしておいてよ！気が利かないんだから！』などなど、男性が家事育児をしていると、ちょいちょい指摘が入るのです。これが男性にとってはキツイ！！

女性も注意指摘されたらあまりいい気分はしないと思いますが、男性は女性が思うよりも注意指摘に弱い生き物です。

更に、本当に気が利かないわけではないのです。脳の作りと働きが違うので、そもそもやり方や、物事に対しての向き合い方・向かい方が男女では違います！

そのあたりを知っている女性は、上手く男性を掌で転がし、女性自身も、男性も幸せを感じながら男女関係を構築できるのです！

男性脳と女性脳の違いを知る！

まず思考の仕方として、男性は直線的です。目標達成や問題解決といったものの達成に向けて一直線に進んでいくのです。なので目的地を見て、それに対して一直線で進んで行きます。方や女性は、情報処理や情報整理が得意で、今目の前で起こっていることに対し広く対応することが得意です。

なので、洗濯物を畳みながら、お湯を沸かしたまま、子供を寝かしつけることも出来るのです。しかし男性は、子供を寝かしつけてから、洗濯物を畳み、そしてお湯を沸かします。お湯を沸かしながら子供を寝かしつけたりすると、お湯を沸かしていることを忘れてしまったりする…。それを見て女性は、『なんでこんなことも出来ないの！？』となるわけです。

男性は遠くの目標を達成するために積み上げていきますが、女性は今目の前にあることを処理します。そういった特性を知っておくことです。

女性でも逆の立場になることがありませんか？

職場で男性の上司から、『なんでこんなことも出来ないんだ！』と言われること…。
例えば、仕事で目の前で起こっているクレーム処理や書類整理などをしていて、目標に向かうことが中々できていない…。それを上司から『全然進んでないじゃないか！』と言われ『そんなこと言ったって…！』と思う事ありませんか？

これはどちらが悪いということではなく、適材適所なのです。

個人差はもちろんありますが、多くは男脳と女脳の特性の違いから起こることなのです。

しかし、男女共にこれを知っていたらどうでしょう？

鈍感だ！とか、気が利かない！とかではなく、特性の違いを理解し、上手くコントロールできるのではないでしょうか？

次回はより具体的に、男性をコントロールする術をお伝えいたしましょう！