彼の「なに」で選んでいる？～相手のスペック！本当に重要？～

婚活の落とし穴、しあわせな結婚生活を手に入れるために【第４回】

婚活と言えば、相手を選ぶ時に重要視するのがスペック、いわゆる条件です。

男性は年収、女性は年齢…とよく言われますが、本当にこの条件って重要でしょうか？

答えは『はい！重要です！』

しかし、あなたが思う重要度と、これから僕が話をする重要度は少し違うかもしれません。

あなたはきっと、年収が高い方が生活が楽だから…とか、年齢が若い方が子供ができやすいから…などでスペックを重視していると思いますが、そうではありません。

第2回でも記したように、いくら年収5000万のスペックを持っていても、暴力を振るう男性は嫌ですよね！いくら若い女性でも毎日ツンケンしてシラケている女性は嫌ですよね！

それに僕はよくセミナーや講演で、見た目や年齢、年収や肩書などは幸せな結婚生活を手に入れることと、一切関係がないと言っています。

なのになぜここでは重要と言っているのかをお伝えします。

基本の「き」モテスペック

スペックは重要だけど、幸せな結婚生活を手に入れることとは一切関係がないという矛盾についても記していきますね！

実はこれ、すごく簡単な話なのです。大人のあなたが、大人の頭で考えるから難しくなるのです。小学生の時を思い出してください。決して100％の法則ではありませんが、モテる男子や女子ってどんな子でした？

男子であれば、足が速い、勉強が出来る、リーダーシップがとれるとかでしたよね。小学生の頃の男子のモテるスペックって、ほぼこれでした。女子はどうでしょう？足が速い子？勉強が出来る子？リーダーシップがとれる子？違いましたよね…。ズバリ男子から見れば、愛嬌がある子がモテていたのです！これが女子のモテるスペック！

実はこの頃と大人になってもモテる要素、つまり婚活で重要視する部分は変わっていないのです。その説明をしていきますね。

なぜモテ要素は変わらないの？

まずは男性から・・・。どうして、足が速い、勉強が出来る、リーダーシップがとれる男子がモテていたのか？深掘りしていくと、本人の何かしらの力が特化していることが分かります。現に金持ちの子供って、それだけではモテていなかったですよね。それは本人の力ではないからです。

つまり、『何かの力を持っている』＝『生き抜いていく力』ともとれます。諺でも、芸は身を助けると言いますし、大人でも専門知識や特別な能力・技能を持っている人は職に焙れませんよね！こういったことから本能では女性は男性に『生きるために必要な能力』もっと極端な言い方をすれば『女性の命を守る能力』とも言えるでしょう。

次に女性ですが、愛嬌のある子がなぜモテたのか？これは大人になっても同じです。男性が女性に求めているいるものの一つは、『癒し』です。女が喜ぶと書いて嬉しいとなります。女性が笑顔でいてくれると男性は嬉しくて癒されます。人類何万年の歴史の中で男性の生き方は、そのほとんどが、外に戦いに行くことでした。そのことから傷ついた体と心に、また英気を養う必要がありました。その名残で今でも男性は女性に癒しを求めています。つまりそれは『男性の命を支える力』とも言えるでしょう。

婚活市場でのモテスペックは？

このように、男と女は『命を守る力』と『命を支える力』によって命を繋いできました。

しかし、それを現代婚活市場に置き換えても・・・

年収が高いからと言って、命を守る力があるとは限りません。

年齢が若いからと言って、命を支える力があるとは限りません。

残念なことに、この力を図る方法が、現代婚活市場のやり方ではスペックでしかないのです。100％当たる人間性チェック機能でもあれば別ですが、そんなものは存在しません。

スペックと人間性は符合する確率は低いけれど、婚活上のモノサシがスペックしかないのが現状です。

さて、スペックが重要ではあるけれど、幸せな結婚生活を手に入れることとは関係がない…と言った理由、ご理解いただけていれば幸いです。

では、幸せな結婚生活とは？そしてどうしたらよいのか？それを次回以降でお伝えいたします。