男性が「うっとうしい」と思う、彼女のLINEの内容って？

意中の彼のアモーレになれる！　SNS・メールの恋愛コミュニケーション術【第１１回】

「カワイイ彼女を作りたい30代独身男性のプロ合コンコーチ」アモーレ石上です。普段は独身男性向けに恋愛アドバイスをお伝えしていますが、2000回の合コン経験を経た男性である僕だからこそ分かる「オトコゴコロ」を、女性のあなたにも心を込めてお届けします。

さて、素敵な彼氏ができて、夢のような交際がはじまったあなた。

彼のことが好きなあまり、あなたと会っていないときに、彼がどこにいるのか、彼が何をしているのか、気になってしまいますよね。

そんなとき、彼に思わずLINEであなたの気持ちをメッセージにして送ったところ、逆に距離を置かれてしまった。

そんな切ない経験があなたにもあるかもしれません。

その理由は、あなたの送ったメッセージが彼の行動を詮索する内容だったからなんです。

男性は、女性から行動を詮索されることを本能的にうっとうしいと感じます。

もし、あなたが大好きな彼からうっとうしいと思われたくないならば、次の内容のメッセージを送っていないかチェックしてみましょう。

◆誰といるの？

男性が彼女からもらうメッセージの中で、詮索されていると感じることがダントツに多いのがこの「誰といるの？」という質問です。

そもそも男性には、彼女が知らない交遊関係がたくさんあります。会社だったり、趣味の友人だったり、学生時代の友達だったり、それは広範に渡ります。

しかも、仕事ができる男性、有能な男性であるほど、交遊関係は広くなる傾向にあります。

そうした優秀な男性は、自分の仕事の質をよりレベルアップさせたり、自分の能力をさらに向上させるために、自分の人脈を広げたり、人脈の質を高めることを重視する傾向があります。

なので、自分を磨くために、色々な人に会ったり、様々なタイプの会合に参加することを非常に重視しています。

そんな彼が、付き合っている彼女から、「今日は誰といるの？」などといったメッセージをもらったらどんなことを思うでしょうか?

「これから有意義なイベントに参加して自分を高めようとしているのに、僕は疑われているんだな。」

とか、

「この子は僕がどんな気持ちで会合に参加するのか理解していないんだな。」

というふうに、あなたに対してネガティブな印象ばかり出てくるはずです。

つまり、「うっとうしい」と感じてしまうのです。

◆いつ帰ってくるの？

これも基本的には上記と同じ考え方です。

当初は2時間で切り上げようと思っていたミーティングも、有能な人と意気投合したり、自分の尊敬する先輩から声を掛けられたりすると、ついつい楽しい2次会に参加することはよくあることです。

その結果、帰りが午前様になったり、場合によっては外泊になることもしばしばあるでしょう。

あなたが彼と同居しているにせよ、していないにせよ、出かける前に「今日はいつ帰ってくるの？」と聞かれることは非常に面倒くさい質問です。

なぜなら、彼自身もその時点では何時になるか分かってないからです。

例えば、こんな考え方をしているかもしれません。

「できれば、2時間程度で切り上げたい。しかし、展開次第では、その後2軒目にいくこともありうる。それもこれも、全て自分の能力を高めるため。

自分の能力を高めるのは、彼女を幸せにしたいから。

だから、僕がたくさんの人と会って会話をするのは彼女のためなんだ。」

こう考えているので、彼女から「今日はいつ帰ってくるの？」とLINEで聞かれたら、答えは、「22時ごろのつもりだけど、伸びるかもしれない。」との内容になります。

これに対して、「伸びるかもしれないって、どういうこと。意味分かんない。」とキレたり、実際に22時を過ぎて遅くなった場合に不機嫌になる女性が結構います。

自分の彼女がこういう対応をとったら、多くの男性が「うっとうしい」と感じるのは間違いありません。

◆まとめ

いかがでしたか。

彼のことが大好きなゆえに、ついつい心配になって彼をつなぎとめておきたくなる気持ちはよく分かります。

しかし、それを実行に移して彼の行動を詮索するメッセージを送りすぎると、確実に彼はあなたのことをうっとうしいと感じはじめます。

その結果、大好きな彼があなたの元を去っていくという逆の効果が発生します。

それを避けたいのであれば、あなたは彼のことを信頼して、細かいことを気にせず大きくデンと構えることです。

あなたの取るべき行動のイメージは“港”です。それもちっぽけな港でなく、“大きな港”。

あなたの彼は、そこに出入りする船です。

船はしばらくの間、外洋に出てひと仕事してきますが、任務が完了すれば必ず母港に戻って休息します。

あなたが彼の心の母港になれるときが、彼の本当の信頼を掴むときです。

少し寂しい時も、彼のことを思うならば、これも必要な時間と前向きにとらえて過ごしましょう。

要は、彼の行動については詮索しないことです。

そうすると、逆に彼の方が、「いつも帰りが遅くなって心配かけているから、今日は早めに帰ろう。」と自ら感じるようになります。

あなたと彼の恋愛がさらにうまくいくことをお祈りしております。