女性が「なんて素敵なの」と感激してしまうエスコート ～レストラン編・予約から入店まで～

女ゴコロをつかむ、男の恋活マナー ３points【第１２回】

ロマンティックなレストランでのデートは、エスコート手腕の見せどころ。

予約の時点から、女ゴコロをつかめるポイントはたくさんあります。特に、初デートなら「つかみ」が大切ですね。デート開始から、彼女のハートをしっかりつかんでください。

◆この気遣いで差をつける！　予約から待ち合わせまで

予約の時点で、お店の人に、大切なデートであることを伝えてしまいましょう。

「お付き合いをしたいと思っている女性との、初めての食事です。」

「お付き合いはじめた女性との、初めてのディナーです。」

 
少々、恥ずかしいかもしれませんが、こうした情報をあらかじめお店に伝えておけば、サービススタッフから、気の利いたサービスがあるかもしれません。

 
眺めの良い席や、静かに会話ができる周りと離れた席に通してもらえる可能性も高くなります。

また、待ち合わせは、女性を迷わせないことを第一に考えてください。

たくさんの人が行き交う改札口などは、待ち合わせには不向きです。どうしても駅で待ち合わせをしたい場合「時計のオブジェの前」「○○ショップの前」など、明確な場所を伝えるようにしましょう。

◆クロークでの振る舞いで、通される席が変わります

お店に着いたら、第一のエスコートを。男性がドアを開け、女性を先に中に通します。

予約の名前を告げたら、上着や大きな手荷物は、クロークに預けましょう。
女性が上着を脱ぐ際、男性はサポートをしてあげてください。バッグを持ってあげる、脱いだ上着をハンガーにかける、など女性への気遣いを忘れずに。クロークに預ける場合、女性が脱いだ上着は、いったん、男性が預かり、男性の手からサービススタッフに渡します。

 
この振る舞いがスムーズであればあるほど、上席に通される可能性大。サービススタッフは、顧客を見る目に長けています。エレガントな振る舞いができるカップルに、生半可なサービスは通用しません。サービススタッフの意識もぐっと高くなりますので、良いサービスを受けられるというものです。

◆女性より先に、ずかずかと歩いていませんか？

店内は、【1】サービススタッフ【2】女性【3】男性、の順に歩きます。
日本には、女性が男性よりも３歩下がって歩くイメージがありますが、ここではレディ・ファーストです。

サービススタッフは、女性を上座に案内しますので、女性が着席した後、自分も着席します。女性より先に、座らないようにしましょうね。
「お好きなお席にどうぞ」と声をかけられ、サービススタッフが席まで案内しない場合は、男性が先に歩きましょう。

女性に席を勧める場合、以下のポイントを基準にしてください。

・女性には、出入り口よりも遠い席を勧める

・長椅子とひとりがけ椅子がある場合は、女性を長椅子に座らせる

・サービススタッフの動きがわかる席には、男性が座る
・より眺めのよい席・快適な席に女性を座らせる

サービススタッフが席まで同行しない場合は、ぜひあなたが、まるで一流ウェイターのように、女性の椅子を引いてあげてください。これがスマートにできれば、女ゴコロはメロメロです。