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結婚相手の条件にこだわりすぎた」里穂さんのケース

結婚相手の条件にこだわりすぎた」里穂さんのケース

結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」【第11回】

「結婚相手の条件」は誰でもあると思いますが、それにこだわりすぎると側にいる運命の相手を見逃してしまうかもしれません。今回は、そんな里穂さん(仮名)のケースをお話しします。

■周りから認められているキャリアウーマンだけど…

里穂さん(仮名)は、40歳。20代で起業し、今では数社を経営しているスーパーウーマンのような人です。

女社長として様々な苦労をしながら会社を大きくしてきた里穂さんは、サバサバしていていかにも「自立した女性」。周囲の女性から、「憧れの女性」として尊敬されています。

 

経営者という立場上、たくさんの男性と知り合う機会があるそうですが、全て仕事上の付き合いで、プライベートの付き合いに発展するような出会いはないのだそうです。

 

「でも、そろそろ仕事ばかりの毎日じゃなくて、ひとりの女性としても幸せを掴みたいと思っているんです」

と、里穂さんは私に本音を語ってくれました。

■相手の肩書きにこだわりすぎると、出会いは遠ざかる

里穂さんの会社の経営は順調で、年収は一般的な同世代の男性の年収をはるかに上回っています。

今まで男性と肩肘を張って競ってきた里穂さんにとって、会社の売上げや自分の年収というのは、自分が頑張ってきた証であり、自分のステータスのような意味合いをもっていたようです。

ですから、自分のパートナーには、自分よりもさらに高いステータスを持つ方を望まれていました。

周りの女性から「憧れの対象」として見られている里穂さんは、「やっぱり里穂さんが選んだ彼は素晴らしい人だ」と言われるような相手でないと、自分のパートナーとしては納得できないという考えを持っているようでした。

 

里穂さんは、顔には出していないけれど、心の中で「私より年収が高いかしら? 仕事は?みんなに納得してもらえる肩書きがあるかしら?」という気持ちで男性と向き合ってしまっているように思いました。その気持ちこそが「男性が里穂さんに近づけない高い高い壁」になっていたわけです。

■条件にこだわる女性を男性は敬遠する

自分の周りの人の期待に応えようとして理想の相手を探そうとしている里穂さん。当然そんな「都合の良い結婚相手」はなかなか現れません。

 

年齢的にも早く結婚相手を見つけたいけれど、出会う人はみんな自分の理想を満たしてくれない……という悩み。

 

正直に言うと、こういう気持ちで男性と向き合っているうちは、幸せな結婚は難しいと思います。自分の要望だけを満たしてくれる相手など、この世には存在しないのですから。

 

まずひとつ、今の環境や状況は「今」だけで、それがずっと続いていく保証などありません。実際に、里穂さんは会社を経営していて何度もピンチを経験し、苦しい状況を乗り越えて今に至っていますし、誰にでもいいときがあれば悪いときもあるはずです。

ですから、「今のいい状態」だけを見て結婚相手を選んではいけないのです。

それまでにいろいろな経験をしてきた頭の良い人ほど、今の肩書きだけで近寄ってくる女性を敬遠します。それは、自分の状況は変わっていくかもしれないという認識があるからです。

■健やかなるときも病めるときも

教会式の結婚式を挙げるとき、神父・牧師は「健やかなるときも病めるときも…」という言葉を使います。それは「いいときも悪いときも、この先ふたりにどんなことが起こっても、寄り添い、助け合う夫婦でいる覚悟はありますか?」ということを聞いています。

 

「はい」と返事はするものの、その本当の深い意味を味わっている人は少ないのではないかなと思うのです。

 

里穂さんに、「自分の会社の状況が一番苦しかったとき、支えてくれた人はどんな人でしたか?」と質問をしました。

すると、どこかの会社の社長さんでもなく、お偉いさんでもなく、年収の高い王子様のような人でもなく、ただただ自分を慕って、信頼してついてきてくれた社員や仲間達だったそうです。

 

「健やかなるときも病めるときも…私も経験していたんですね。パートナーは、今の自分を引き立ててくれる飾りではなく、自分が苦しいときに支えになってくれる人だと思えるようになりました。私は結婚相手の探し方を間違えていたのかもしれません」

 

それから少し経って里穂さんに再会すると、前とは違って「柔らかい表情」をされていました。

「何か良いことがあったんですか?」と聞くと、とても嬉しそうに、

「ずっと側で支えてくれていた人の存在に気づきました。まだ彼とは特に関係を進展させていませんが、相手の肩書きや条件ばかり追っていたときと違って、すごく安心感のある毎日を送れています」

と教えてくれました。

 

こういう気持ちで過ごせたら、きっと里穂さんの隣に、「お互いに支え合える相手」として並んでくれるパートナーが立つ日は遠くないだろうなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

連載 結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」

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ライタープロフィール

吉村みか

よしむら みか

一般社団法人家族大学 学長。
実家は教会、父親は牧師という環境に育ち、結婚する多くのカップルが「婚前教育」を受けた上で幸せな結婚生活のスタートをきる現場に立ち会ってきた。その経験を生かし、婚活世代の女性に向けた「女学(じょがく)」セミナーを開催。
また、『クラブチャティオ』では「婚活ジェンヌ」の愛称で親しまれている。著書に『MY GIFT かっこいい大人になる!』(丸善出版)。

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