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「彼との時間のために趣味の時間を減らすべき?」里美さんのケース

「彼との時間のために趣味の時間を減らすべき?」里美さんのケース

結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」【第4回】

恋人と一緒に過ごす時間は大切だけれど、自分の趣味の時間も欠かせないもの。

どうやってバランスをとったらいいの……?

里美さん(仮名)は、彼と趣味が合わないことに悩んでいました。

◆2人の趣味が全く違うけど…

仕事でミスをしたり嫌なことがあっても、趣味に没頭することでストレスが解消できたり、共通の話題で盛り上がれる仲間ができたりしますよね。

 

里美さん(仮名)と彼は、お付き合いをはじめてもうすぐ1年。とあるパーティで出会い、優しい性格の彼に惹かれたんだとか。結婚の話もちらほら出ているとのことですが、里美さんには1つ気になっていることがあるとのことでした。

 

彼は釣りが趣味で、週末になると朝早く起きて釣りに行くことが多いそうです。

里美さんは彼と出会う少し前からゴルフをはじめていて、だんだんその面白さにハマってきているとのこと。2人とも土日が休みなのですが、お互いの趣味がまったく違うので、あまり週末を一緒に過ごすことがなく、「結婚してもこういうスタイルが続くのはどうなのか……」と考えているようでした。

 

「お互いに趣味を楽しんではいるし、彼が釣りに行っていると思えば、私も彼に罪悪感なくゴルフができるのでいいんですけど。結婚して夫婦になるのに、お互いが好き勝手やってるっていうのはどうなんでしょう。比較的お金のかかる趣味なので、子どもができたら経済的にも肉体的にも我慢するのは私ですよね。それも悔しくて(笑)」

 

今を楽しめているからこそ、お互いが結婚という目的に向かえていない。

お話を聞いて、そんなふうに感じました。

◆両手に荷物を抱えていたら、それ以上は持てない

里美さんにこんな質問をしました。

「今両手にたくさんの買い物袋を持って歩いていて、道ばたでチラシやティッシュを渡されたら、どうしますか?」

 

「手がふさがっているので、受け取りません」

 

「では、配っているものが100万円の束だったらどうしますか?」

 

「……片手分荷物を置いて、受け取ります(笑)」

 

「それと同じで、イメージをしてほしいんです。里美さんは今、仕事を楽しくしている自分やゴルフを楽しんでいる自分、彼と一緒に楽しく過ごしている自分を両手いっぱいに持ちきれないくらい抱えています。それってとても幸せなことですよね。それではその両手にさらに大きな『結婚して幸せを感じた里美さん』が加わるとしたら?」

 

「うれしいけど、持つのにいっぱいいっぱいですね。何かをこぼしてしまうかもしれません」

 

「ではどうしたらいいと思いますか?」

 

「持っているものを少し置きます」

 

「今の里美さんだったら、何を置きますか?」

 

「……んー、やっぱり趣味の時間ですかね」

◆片手に持った分を捨て、パートナーと手をつなぐ

「例えばお互いが趣味の時間を今までの半分にしたら、何か大きな支障が出ることはありますか?」

 

里美さんは少し考えて「いえ、ありません」と答えてくれました。

 

ここで大切なのは、里美さんが半分持っているものを手放したとしても、彼の両手がふさがっていては、彼と手がつなげないということです。

 

誰かと一緒に生きていくことや、誰かと結婚して家族になるのは、イメージとしては自分が今まで持ってきたものを片手分手放して、空いた手をお互いがつないでいくことになるのだと思います。

 

そして何かを手放したとしても、2人がつないだ手を思いっきり伸ばせば、今までと同じだけのことを、2人で受け止めることができるわけです。

 

「そう考えたら、一時的に趣味の時間が減ったとしても、彼と家族になって今よりもっと幸せになるためのことだって思えます。彼に釣りの時間を手放してほしいと話すのは、少しかわいそうな気もしますけど、勇気を出して伝えてみます」

と里美さんは言ってくれました。

◆手をつないで生きる「意思」を持つ

里美さんは、今回聞いたことを彼にそのまま伝えたそうです。元々優しい彼ですから、里美さんの言葉をしっかりと受け止めてくれ、これからの週末は趣味の時間を今までより減らして、2人で一緒に過ごす時間を作っていくことになったそうです。

 

そして、そうすることで2人の関係に変化が……。

 

お互いに趣味の時間を過ごすことを優先して、2人で過ごす時間が少なかったので、共通の話題や2人で楽しめることが少ないことに気づいたそうです。

 

お互いの趣味に少しずつ興味を持ちはじめ、釣り具屋さんやゴルフの打ちっぱなしに2人で行くなど、今まではしてこなかったデートをするようにもなったんだとか。

 

「自分が楽しむことばかり考えていて、2人で一緒に楽しめることがあるってことに目が行っていませんでした。そんな状態のまま一緒になっていたらって思うとゾッとします(笑)。今では分からないながらも釣りについて行ったり、打ちっぱなしやパターゴルフをしてみたりと、お互いが好きなことを共有し合えるように、少しずつなっていっている気がします。

お互いがお互いの好きなことに興味を持ち、そのことについて相手の考えを聞いたり、自分が思ったことを話したりする。今までは1人1人が気ままに過ごしていて、一緒に生きて行くっていうイメージにつながらなかったんですけど、今は『この人と時間を共有していくんだ』っていうふうに思えるし、それが一緒に生きて行くことにつながるんだろうって思えるようになりました」

 

里美さんの言葉からは、「彼と手をつないで、お互いの人生を共有して生きていこう」という意思が感じられました。

 

そんな2人は、現在着々と結婚に向けて準備を進めているそうです。

連載 結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」

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    ライタープロフィール

    吉村みか

    よしむら みか

    一般社団法人家族大学 学長。
    実家は教会、父親は牧師という環境に育ち、結婚する多くのカップルが「婚前教育」を受けた上で幸せな結婚生活のスタートをきる現場に立ち会ってきた。その経験を生かし、婚活世代の女性に向けた「女学(じょがく)」セミナーを開催。
    また、『クラブチャティオ』では「婚活ジェンヌ」の愛称で親しまれている。著書に『MY GIFT かっこいい大人になる!』(丸善出版)。

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