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男性の心をつかむ「話し方美人」になるための4つの心得

男性の心をつかむ「話し方美人」になるための4つの心得

男性の心をガッチリつかむ! 「話し方」美人レッスン【第13回】

男性にとって魅力的な女性は、相手を気づかう「話し方」ができる人。

話し方を見直すことによって、あなたの魅力はグンとアップします。

今回は、ワンランク上の「話し方美人」になるための心得をお伝えします!

■「会話上手」な女性って、どんな人?

いま、「会話上手」の言葉がしきりに使われています。

では、「会話上手とは?」と問いかけてみると、意外に「なんとなく話がうまい人」くらいにしか捉えられていません。

よく「会話上手は聞き上手」ともいわれます。ところが、聞くだけで会話が盛り上るかというと、そう簡単にはいきません。

会話は、相手を知り、自分をわかってもらって、お互いの関係を深めるためのもの。この点をふまえ、「話し方美人」になるための4つの心得をご紹介します。

 

1.ほめるときは、上から目線にならないようにする

 

ほめ言葉は何気なく使っていますが、相手によっては上から目線に聞こえてしまうことがあります。

例えば、男性にこんなほめ言葉をかけたとします。

「さっき私が軽く頼んだこと、ちゃんと調べてくれて、なかなかできないことよ。偉いわ」

「頼まれたことやるの、当り前だから」

「当り前なことができるのってすごいことなの」

自分では意識していなくても、彼は〈まいったな〉と、引いてしまうでしょう。

このケースでは、

「私、嬉しかったんだ。なんだか、わかる?」

「なんだろう?」

「私が頼んだこと、あなたがちゃんと調べてくれたこと」

「え、あんなことで」

「すごく嬉しかった」

彼からすれば、あなたに嬉しいと言ってもらえるほうが、ずっと「いい気分」のはずです。

第二に、「すごい」「さすが」「偉い」など、何かにつけて口にしていると、

〈彼女、誰にでも調子よく言ってそうだな〉

と、思われてしまいます。

ほめ言葉は軽い調子で口にすると、単なるお世辞に聞こえ、ほめたつもりが逆効果に。

男性は、あなたに自分にだけほめ言葉をかけてほしいのです。ほめるのは、彼のよいところを見つけて、言葉で彼に伝えればそれで十分です。無理してほめてあげることもほめ言葉を振りまく必要もないのです。

 

2.年下、同じ年でも最初は敬語で話す

 

最初の挨拶が終わった後、親近感をもってもらうために、「タメ語」を使って話していませんか?

とはいえ、相手も同じように思っているとは限りません。

敬語は元来、相手に敬意を表すために使われる言葉です。対等な者同士、相手を尊重する気持ちを表現する言葉として、敬語は「対等語」とも言われています。

N子さんは、かつて新入社員だった頃、職場で年上の先輩から、

「わからないことはなんでも聞いて下さい」

と、敬語で丁寧に言われて、

「敬語で言ってくれたことで、自分が大事にされている感じがして、先輩に好意をもちました」

と、嬉しかったことがいまでも心に残っている、と話してくれました。

N子さんの話を、私も印象深く感じたものです。

同じ年、年下の相手に敬語で話せる人は、相手に、

〈自分をちゃんと認めてくれている〉

と思われ、信頼されます。

そのうえで、相手から「敬語じゃなくていいよ」、あるいはこちらから「敬語を使わなくてもいいですか?」といった言葉があるとグッと距離も近くなります。

こちらから、「敬語でなくていい?」と聞くのは「近くによってもいいですか?」と問いかけているようなもの。いずれにしても、敬語の会話がそれまであったからこその、メリハリのついた会話というわけです。

 

3.自分と他の人との違いを見せようと否定的な言葉を使わない

 

「存在感の薄い意見のない女性は、男性から見てもの足りない」

そう思っている女性もいることでしょう。

そこで、自分らしさ、他と違う自分の個性を相手の男性に感じさせようとするのか、ことさらに、自分を出そうとする話し方の人をみかけます。

「○○ってよくない?」

と彼が言うと、

「私は違うかな」

など、自分は違うと強調する言い方が目立つのです。彼からすると、自分の見方を否定されたような気がして不快に感じるでしょう。

「私は違う、私からすると」

など、「私」を強調するのは、会話を堅苦しくさせます。

「どういうところがいいと思うの? 私にはちょっと違う感じがするんだけど」

こんな言い方ができれば、

「僕がいいと感じるのはね…」

と会話が具体的になって、彼の見方もわかり、自分のちょっとした違いについて話すこともできます。

自分らしさは、会話の端々に自然に出てくるものです。相手も自然とわかってくれてこそ「あなたらしさ」です。

 

4.自分軸ではなく、相手軸で話を聞く

 

近頃、「聞き上手」が大事とされています。でも、黙って聞いていれば聞き上手なのではありません。

聞いたうえで、こちらからも話を返していかないと、会話のやりとりにはなりません。

聞きながら〈次、何を話そうか〉と自分の考えや思いに捉われながら、相手の話を聞いてしまう人は、決して少なくありません。

彼が職場の上司について話をしていると、彼女は〈そんなのよくあること、私はもっと大変なんだから〉と、自分の上司の話がしたくなったり、また、彼が友達の話を始めると、〈その人って、面白そう、会ってみたい〉などと、友達のことが気になったり。

彼が、上司・友達について、どう思い、何を言いたがっているのか、自分軸でなく、彼の軸で話を聞いてこそ、聞き上手なのです。

私の知り合いに、男性にモテる女性がいます。彼女は男性の話を聞くとき、その人の中に入り込むように熱心に話を聞いています。こんな聞かれ方をしたら、男性は彼女に心をひかれるだろうな、と近くで見て思います。

その彼女に言わせると、

「私はただ、この人の話に乗ろう、この人の船に乗ってみよう、という気持ちで『ゆっくり』聞いているだけですよ」

と笑っています。「相手の船(会話)に乗る」という表現が、いいなと感じました。相手の船に一緒に乗って、同じ席にいて、ゆったり話を聞く。そんな気持ちで話を聞いてみるのが、本物の聞き上手への近道かなと思い、オススメしたい話の聞き方です。

 

連載 男性の心をガッチリつかむ!「話し方」美人レッスン

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    ライタープロフィール

    福田健

    ふくだ だけし

    株式会社話し方研究所 会長。
    1961年中央大学法学部卒業後、大和運輸(現・ヤマト運輸)入社。1967年、言論科学研究所理事を経て、1983年に話し方研究所を設立。社団法人話し方能力向上協会 代表理事。
    従来のコミュニケーションの取り方が通用しなくなりつつある現代、年齢や価値観の相違がある人などとのコミュニケーションの取り方について研究している。
    著書に、『女性は「話し方」で9割変わる』 (経済界)など多数。

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