婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
彼のことは好きだけど……過去のトラウマ~親密になることへの恐怖~
婚活の落とし穴、しあわせな結婚生活を手に入れるために【第13回】
今回は『親密性への恐怖』の方をクローズアップしてお伝えしていきます。
表面上(行動面)や自分で自覚できる感情は親密になることへの恐れがあります。
そのため究極の親密さを求めてくる依存タイプから逃げる立場になることが多く、それは幼少期に過保護な親から束縛されていた、また親と子が心理的に逆転した状態で、親の方が子供に注意を注いでもらいたい、愛してもらいたい、面倒みてもらいたい、というメッセージを出していたために、親の要求を満たすために自分は親に利用されてきた、追い詰められ、消耗させられ、支配されていた経験からくる恐れがあるためです。親密になればなるほど惨めになると感じているのです。つまり、子供としては見捨てられたという思いを深い所で持っているのです。このタイプを回避タイプと言います。
回避タイプの人は、親密な関わり方を家庭で学ぶチャンスがありませんでした。そのために主導権を握って、相手を支配するしか関わり方が分からないのです。依存タイプの人に慕われ、そして、救世主になって、自分の評価や力を確認することで安心するのです。
回避タイプは、無意識に依存タイプの「見捨てられ不安」を感じ取りそこに惹かれます。それは、「見捨てるぞ!」と脅せば支配権を握れますし、自分が見捨てられることもないと信じているからです。
【回避タイプの特徴】
①相手との関係以外のもの(他の依存しているもの。例:仕事)に夢中になり、相手との関係での強く激しい感情を避ける。相手との関係を親密に出来ないようにしている。
②相手に自分のエネルギーを吸い取られないように、自分を守るために相手に自分を知られないようにする。
自分について、相手と率直に関わると、相手に利用され、追い詰められ、消耗させられ、支配されてしまうと強い恐れを抱いている。追い詰められないように、自分を知らせないようにしているが、そのことを相手には何も言わなくても察して欲しいと望んでいる。
③様々な方法で、相手との親密な関わりを避ける。
怒りや恐怖の壁を作る→相手に強い感情をぶつけ、相手を遠ざける。
沈黙の壁を作る→必要最小限のことしか話さない。
成熟した人を装う→感情を表に出さず、冷静な大人を装う。
快活さで壁を作る→丁寧に接することで、お互いの関係についての問題点に気付かせないようにする。
物や行為を使う→いつも何かで忙しい状況を作る。テレビやラジオをつけっぱなしにする。趣味やスポーツに熱中する。など
【回避タイプの感情の流れ】
① 相手の窮状と弱さに惹かれる。自分が主導権を握る事に安心を感じ、相手の面倒をみる事が出来ると自信を持つ。幼少期の体験と重なる恋愛を求め、それに重なる相手に惹かれる。
② そして…誘惑して相手との関係を持つ。お金・権力・地位・容姿・冷静さなどのパワーを見せつけ、相手に保護的に振舞う。
お金・権力→意識はしていなくても、手に入れられる権力であれば必死に手に入れようとし、そのパワーで相手を惹きつけようとする。
気配り→相手を勇気付けたり、興味を示したり、深い関心で相手を誘惑する。
保護→弱い相手に保護的に関わる事で、面倒をみてもらえる相手として依存させる。
③ 更に…敬い慕われることで高揚感を覚える。他者にとってハイヤーパワー的な重要な存在になることで高揚感を感じる。しかし、ハイヤーパワーになることで高揚感を感じる裏で、実は束縛への恐怖も感じている。
④ そうなると…相手の窮状に追い詰められ支配される感覚を持ち、相手の激しい感情に圧倒され息苦しさを感じるようになります。幼児期の追い詰められた体験が蘇り窒息感を感じ、相手を自分以下の存在と厳しい判断をします。
⑤ そして…追い詰められる恐怖を緩和させる為に、アディクション(依存)に頼り相手を見捨てる。強烈な窒息感を緩和させる手段として相手を見捨てたり、相手との間に、情緒的又は物理的に距離を取ることで相手を見捨てます。
⑥しかし依存タイプの相手に背を向けられると無意識奥深くの「見捨てられる不安」「罪悪感」が出てきて、パートナーのもとに戻る場合があります。又は新しいパートナーを作りますが、また同じことを繰り返します。
依存タイプと回避タイプについて記してきましたが、次回はこのようなタイプが、あなたの人生や結婚観で、どうパターン化しているのか知って頂きます。
連載 婚活の落とし穴
- 正確に知っていますか?~婚活市場の現実~
- 「婚活市場」でのあなたのレベルのあげ方は?
- 婚活をすればするほど魅力は落ちる!?……それホント?
- 彼の「なに」で選んでいる?~相手のスペック!本当に重要?~
- 結婚相手を選ぶ時の重要な視点
- 婚活の落とし穴!1~6回を踏まえた上で、理想の相手と出会うには?
- 理想の相手、理想の生活とは、イコール理想の自分
- 運勢を味方につける
- ~自分を知り尽くせ~愛し愛されるために
- あなたが気付いていない~結婚への足かせになっているもの~
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