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美容部員が本当にやっている、無理なく美女でいられる方法
気品あふれる「淑女」になれる花嫁教室【第12回】
化粧品フロアに立つ美容部員は、凛として美しい女性ばかり。まさに「淑女」を体現している彼女たちは、接客業というハードワークにも関わらず、なぜいつも美しいのでしょうか。元資生堂ビューティコンサルタントが、その秘訣をお教えします。
■「キレイでいるのが当たり前」とマインドセットをする
「気品あふれる淑女になれる、花嫁教室」は、いよいよ最終話となりました。
ここまでお読みいただいたあなたは、淑女としてのたしなみを、十分に学んでこられたはず。最終仕上げとして、ハレの日に向け、とびきり美しく磨きあげましょう。
私はかつて、資生堂ビューティコンサルタントとして、お客様を美しくする仕事をしていました。当然、自分も美しくいることが求められる仕事です。メイクはもちろんのこと、表情、振る舞いまで、美しく。お客様に失礼がないようにと、いつも気にかけておりました。
「私たちは、歩く商品です。」
まだ新人だった頃、先輩からこんなふうに教わりました。
「この化粧品をつかうと、キレイになりますよ。」とお伝えする仕事なのだから、自分でそれを実証しなければならない。新製品が出れば、自分の肌で試す。体感したことを、お客様にお伝えする。そのために「キレイでいるのが当たり前」というプロ意識を、常に持つようにしました。
あなたもぜひ、「美」を特別なことでなく、自分の一部にしてしまってください。
私は今でも、「美容は、私のアイデンティティ」という言葉を、自分にプレゼントするつもりで、つぶやきます。
美しくなろうとするのではなく、キレイでいることがスタンダード。そうセルフイメージを持つことで、外見は勝手にどんどん磨かれていきます。
■10分のメイクでも、自信を持って人前に立てるヒミツ
私が朝のメイクにかける時間は、約10分です。美容部員だった頃は、もう少し時間をかけていましたが、それでも15分もあれば、きちんとしたメイクが完成します。これは、テクニックに長けているということではなく、誰にでもできる、「あること」を決めているからです。
それは、「フルメイクをする」ということ。
ファンデーションなどのベースから、アイシャドーや口紅といったポイントメイクまで、全てのアイテムをひと通りつかう、ということです。
アイラインはいれない、口元は透明グロスだけ、といった「メイクの省略」があると、お顔がぼんやりします。ひとつひとつのパーツに時間をかける必要はありませんので、とにかく、ひと通りのアイテムをつかうこと。
「フルメイク」に使用するアイテムは、以下のとおりです。最低でも、この9種だけは揃えておきましょう。
・化粧下地
・ファンデーション
・粉おしろい
・アイブロー
・アイシャドー
・アイライナー
・マスカラ
・チーク(ハイライトと一緒にいれると、尚GOOD)
・口紅(グロスよりも口紅のほうが、きちんと感が出ます)
ひとつひとつを完璧に仕上げようとするのではなく、まず、段取りとして全てを使うことからはじめてみてください。メイクは、数稽古。やってみることで、上達してゆきます。
それでもうまくいかない、と思ったら、そこはプロに相談を。美容部員にアドバイスを受けるのもよし、メイク講座を探すもよし、ノウハウはあらゆるところで得ることができます。お顔立ちやなりたいイメージに合わせたメイクを学べることも、プロに相談する利点です。その後は、毎日のメイクで数稽古をしてください。
■思わずときめく「可愛いもの」にたくさんふれる
私が美容部員だった頃、幸せに感じたことのひとつは「いつも、綺麗なもの・可愛いものに囲まれていられること」でした。
可愛らしいファンデーションケースや、色とりどりのアイシャドー、洗練されたデザインの化粧水ボトルなど、見ているだけでうっとりする化粧品たち。こうしたものたちと、常に一緒にいられたのです。
新色の口紅が発売になれば、どのように陳列すればキレイに見えるかと試行錯誤しました。スキンケア化粧品には関連サンプルをセットして、可愛らしくラッピングしました。カウンター周りは、季節ごとに装飾を変えました。接客以外のこのようなお仕事も、心ときめく楽しい時間でした。
この「うっとり」や「ときめき」が、キレイをつくる脳内ホルモンを分泌していたのではないかと思います。ぜひ、あなたも、思わずときめいてしまうような、綺麗なもの・可愛らしいものにたくさんふれる機会をつくってください。
あなたは、どのようなものに心ときめきますか? ロマンティックな映画や、可愛い雑貨。女性はいくつになっても、綺麗なもの・可愛いものが好きですよね。女性としての楽しみを謳歌しながら、ますます美しくなってください。
■五感を磨くと、美人になる
お客様の化粧品を選ぶときに大切にしていたこと。それは、五感を研ぎ澄ますことでした。お客様をよく見る。肌にふれる。香りをかいでいただく。お客様の声のトーンから、その日のご気分を察する。五感をフル活用し、このようなことを繰り返すうちに、感性が鋭くなっていきました。
五感が磨かれると、人の気持ちに敏感になります。目の輝きや表情、声の調子から、相手の様子がわかるようになるのです。お客様が何を欲しているかを察知し、それに応じた接客ができるようになりました。これは、恋愛にも大いに生かせます。
男性のちょっとした表情やしぐさ、声のトーンから「少し疲れているみたい」とか「何かいいことがあったのかも」などということを、細やかに察知できるようになります。疲れている様子であれば、いつもよりも優しく。ご機嫌が良ければ、一緒に楽しんであげる。こんな女性を、男性は離したくないはずです。
では、五感を磨くには?
いちばん良いのは、自然にふれることです。自然豊かな場所で、鳥のさえずりに耳を澄まし、新緑の香りを吸いこむ。都会では眠ってしまう感性を、大いに動かすことで、五感は磨かれてゆきます。ときおり、自然豊かな場所にお出かけになってみてください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
「気品あふれる淑女になれる花嫁教室」全ての科目が終了しました。淑女のたしなみを身につけたあなたは、最高の花嫁になれるはず。妻として、女性として、気品にあふれた美しい日々を、お過ごしください。
連載 気品あふれる「淑女」になれる花嫁教室
- 「一流の男性」のハートを射止める女性の条件3つ
- 私がヒロイン! 品のある淑女の、おしゃれの心得5つ
- 男性がドキドキ! 淑女には、ミステリアスな色気がある
- デート前に予習したい、レディのお食事マナー(洋食編)
- デート中に試される、公共の場でのレディの常識力
- 彼とのケンカしたときの感情整理法
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- 美容部員が本当にやっている、無理なく美女でいられる方法
- ガサツな女性になっていない?男性が幻滅する女性の言動4つ
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