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彼とのケンカしたときの感情整理法

彼とのケンカしたときの感情整理法

気品あふれる「淑女」になれる花嫁教室【第10回】

感情的になっている女ほど、やっかいなものはない、というのが男性の本音。

恋愛には、お互いの歩み寄りが肝心です。自分の気持ちを大切にしつつも、大人のレディたるもの、感情をコントロールする術を身につけておきましょう。

■男性が嫌がる、感情的になっている女性の言動

イライラしているときにやりがちな、彼への態度。わかってほしい、という思いからくる行動が、実は逆効果になっていることも。

 

1.理由を言わずに、不機嫌な態度をとる

ふてくされた顔をする。不機嫌そうに、ためいきをつく。話しかけても、素っ気ない。

 

パートナーのこんな態度に、男性は困惑します。機嫌が悪いのは、明らかにわかるけれど、何も言ってこない。それどころか、「どうしたの?」と尋ねても「べつに」という、適当な返事。

 

女性にしてみれば「察してほしい」「何とかしてほしい」という気持ちの表れかもしれません。しかし、男性は、「察して、行動する」というのが、苦手なのです。

 

男性は「問題解決力」を重視し、女性は「共感力」に価値を置きます。

太古の昔、男性は獲物を捕り、女性は周囲とコミュニティをつくって生きてきました。ここから受け継がれた、本能的なものだといわれています。

 

男性に「察してもらう」のは、むずかしいことなのだと割りきりましょう。

感じたこと、してほしいことは素直に伝えた方がよいのです。感情的にならず「私はこう感じているから、こうしてくれたらうれしいな。」などと、上手に伝える術を持ちましょう。

 

2.涙を武器にする

「女の涙に弱い」という男性は多いものの、中には、ウンザリしてしまう涙もあるようです。

 

例えば、主張をとおすための、意図的な涙。男性は、冷静に見抜いています。「泣かれると話ができなくなる」と、困ってしまうのです。また、公共の場で泣かれると、周囲には、まるで男性がいじめているように思われてしまいます。男性がひいて、その場をおさめるしかなく、結果、フラストレーションがたまってしまうのです。

 

泣けてしまうのは仕方がないとしても、相手をコントロールするための涙にしないことです。

 

3.いつまでも根に持つ

ケンカ後、謝ったにも関わらず、いつまでも不機嫌。

男性は、パートナーのこんな態度に「いったいどうすればいいの?」と、困り果ててしまいます。

 

女性にありがちな態度ですが、なぜ、そうしたくなってしまうのでしょう。謝ってもらったにもかかわらず、不機嫌な態度をとりたくなってしまうのには、原因があるはず。そこには、未完了な思いがありませんか?

 

お互いが納得するまで、正直な思いを伝えあいましょう。特に女性は、聞いてもらうことで発散になります。「今、たまっている思いがあるから、全部、言うだけ言ってもいい?」と前置きをして、相手を責めるのではなく「聞いてもらう」というスタンスで伝えてみてください。

 

元来、男性は、とても素直で広い心を持っています。いつまでも根にもたれるくらいなら、全部聞いてすっきりしてもらおう、と受けとめてくれるはず。

■「なぜ、私はイライラしているの?」と、感情を見つめてみる

彼に対してイライラしたら、「なぜ、私はイライラしているの?」と、自分に問いかけてみてください。その根っこには、どんな感情がありますか?

 

イライラは、一見「怒り」のように見えます。しかし、その大元は、以下の4つに分けられるのではないでしょうか。

 

・気持ちをわかってほしい

・もっとかまってほしい

・認めてもらいたい

・思いどおりにならない

 

いかがでしょうか。何か、お気づきになることはありませんか?
この4つの感情、どこか「子ども」を連想させませんか?

 

怒りは、2次的な感情。そもそもは、子ども心の自分が、さみしい! かまってほしい! と、だだをこねている状態なのです。そう思うと、そんな自分が、ちょっと可愛らしく思えないでしょうか。

 

子ども心が暴れだしたら、一歩、俯瞰してみましょう。

「今の私、彼にかまってほしくて、さみしいんだな。」と、大人心の自分で、受けとめてみてください。そうすると、「この思いを、彼に伝えてみよう。」と、前向きな解決法が浮かぶはず。イライラしたら、一度大人心になることで、穏やかなコミュニケーションがとれるようになるのです。

 

もしも、彼とケンカをしてしまったら・・・

 

自分の子ども心(イライラ・モヤモヤ)を受けとめる

大人心の自分で、ポジティブな解決方法を見つける

行動する

 

この方法がテキメンです。

イライラは、やっかいな感情です。エネルギーを消耗します。ネガティブな感情にエネルギーをつかうのは、もったいないものです。早く仲直りをして、二人が笑顔になれることに、エネルギーを使いましょう。

■嫉妬の感情とのつきあい方

彼が、他の女性と仲良くしている・・・。

こんな気配を感じると、モヤモヤしてしまいますね。

 

このとき心の中はどんな状態になっているかというと、「本来、自分が受ける愛情が、他に行ってしまうのかもしれない」という、喪失への恐れがあるのです。しかも、それはどんなに考えても、自分ひとりでは結果のでないことです。何も起きていないのに、ひとりで喪失ストーリーをつくって、モヤモヤしているのです。

 

もしも、嫉妬してしまったら・・・

 

・何も失っていない

・何も起きていない

・ひとりでどんなに考えても、結果はでない

 

この3つの視点で、大人心を育ててみてください。嫉妬に時間をつかうよりも、彼を(または自分を)笑顔にするには、どんなことができる? という方向に、気持ちを切りかえてください。

連載 気品あふれる「淑女」になれる花嫁教室

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    ライタープロフィール

    樋口智香子

    ひぐち ちかこ

    マナーコンサルタント。魅力が伝わる「愛されマナー術」主宰。
    資生堂ビューティコンサルタントを10年間務め、5万人以上を接客。美しい振る舞いを徹底的に身につけた後、キッザニア東京へ転職。ていねいな接客が内外から賞賛される。
    接客マナー、ビジネスマナーなどの講師のディプロマを取得後、フリーのマナーコンサルタントに。「すぐに実践できる」、「役に立つ」と定評のあるマナー講座を法人・個人に行っている。

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