【魔法の言葉】「結婚したい」より「結婚し○○」が出会いを引き寄せる

「婚活1年生」のためのココロのサプリ【第５回】

「結婚したい」と日々思っていると、逆の「結婚できない」状態を引き寄せてしまいます。今すぐ、その語尾を「○○」に変えましょう！

■「結婚したい」と思うと、逆に結婚を遠ざけてしまう!?

今回は、婚活が長期化しやすい人の思考についてお伝えします。

あなたは、こう思っていませんか？

「結婚したい」

「えっ…!?」と思った人もいるでしょう。

なぜ、「結婚したい」と思ってはいけないのでしょうか？　実は、これが幸せな結婚とは逆のものを引き寄せてしまっています。

まず、「引き寄せ」に関して科学的に説明します。人間は約60兆個の細胞からできていて、その1つ1つは振動し、波長をつくっています。大きく分けると、脳波リズム、心拍リズム、血流リズム、呼吸リズム、神経伝達リズム、ホルモン伝達リズムです。

その波長は目に見えませんが、携帯電話やテレビの電波と同じように、空気中を飛び交っているといわれています。そして、同じ周波数で共鳴し、そこに引き合う力が働くのです。これが「引き寄せ」です。

今まで、「この人とは、何となく気が合うな。一緒にいて心地いいな」と感じたことはないでしょうか。

「類は友を呼ぶ」ということわざには、科学的根拠があるのかもしれません。

■「結婚できない」状態にハマッてしまうのはなぜ？

「結婚したい」と思えば、「結婚を引き寄せられそう」と思うかもしれません。しかし、人の思いは、思いの根源の部分、無意識の奥深くにあるコアビリーフ（自分自身の思い込み、価値観）、つまり前提条件を引き寄せてしまうのです。

では「結婚したい」の前提条件は何でしょうか？

それは、「結婚していない」こと。

さらに婚活が上手くいかないと、「結婚していない」というコアビリーフが、「結婚できない」に変わってきます。だから、婚活が長期化すればするほど、ますます「結婚できない」波長が強くなり、より結婚できない状態を引き寄せてしまうのです。

この原理を知らないでいると、どんどん負のスパイラルにのまれていきます。

では、どんな考え方がよいのか？　その前に、もっと良くない考え方も知っておいて欲しいのです。それは、「結婚しなければ」という思い込みです。

「～しなければ」「～ねばならない」という考え方をしていると、自律神経のバランスが崩れます。自律神経は、交感神経（緊張）と副交感神経（緩和）の両者がバランスをとることで心身の健康を保っています。

常に「～しなければ」と焦っていると、緊張を司る交感神経が過度になり、体温が下がります。そうなると臓器が働く適正温度が保たれず、特に肝臓と腎臓の機能が低下し、解毒がスムーズに行われない状態になり、さまざまな病気を引き寄せてしまう可能性があります。

■語尾を「鯛（たい）」から「鱒（ます）」に変える

それでは、出会いを引き寄せる、考え方の変え方をお伝えします。

それが「鯛（たい）」から「鱒（ます）」へ！

「結婚し鯛（たい）」から「結婚し鱒（ます）」へ考え方を改めればよいのです。

「～ます」という語尾にするだけで、自身の中のコアビリーフの前提条件を打ち消すことができます。

次のようにイメージしてください。

・「結婚したい」は、自分の内側から外側へ発信している

自分の内側に「結婚できない」状態があって、自分の外側へ「結婚したい」と発している。

・「結婚します」は、自分の内側へ向けている

「結婚します」という自身への決断が、自分の内側にある「結婚できない」状態を打ち消す。

なので、コアビリーフは否定的にならず、「結婚できない」という前提条件を発信しなくなります。

もし今、「結婚したい」とか、「恋人が欲しい」と考えているならば、語尾を「ます」に修正し、今日から念仏のように、自身に「結婚します」「恋人ができます」と唱えてみてください。続けていれば、きっと出会いを引き寄せられるはずです。