恋活、婚活で疲れた時に、読んで元気になるサプリ

男性が引く原因に! 婚活は「戦闘モード」で臨んではダメ

男性が引く原因に! 婚活は「戦闘モード」で臨んではダメ

「婚活1年生」のためのココロのサプリ【第4回】

「結婚相手を見つける」というミッションを達成するため、ビジネスと同じように婚活をがんばる…。それでは、「婚活疲れ」してしまうばかりか、男性を遠ざけてしまう可能性があります。それはなぜかというと…。

■仕事のように「婚活」をがんばっていない?

あなたは、どんな男性と結婚したいですか?

きっと、頼りがいがあって、大らかで、決断力があって、元気で、仕事もバリバリするけど家庭的な一面もあって……などなど、「男性性」を求める人が多いのではないでしょうか。つまり、「男らしい」男の人を好む傾向があるわけです。

頼りなくて、神経質で、優柔不断で、休みの日は疲れて寝ていて、仕事もパッとしなくて……なんて男の人を好むでしょうか? 好まないですよね。

 

同じように、男性の多くが女性に「女性性」を求めます。つまり「女性らしい」女性を好むわけです。

あなたは、「女性らしい」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか。優しくて、笑顔で、包容力があって、愛嬌があって、家庭的で……という具合でしょうか。

しかし、疲れて心に余裕のない状態でこれら全てを男性に求められるのは、ストレスですよね。

現代は、女性が社会に出て男性と同じように働いています。女性の社会進出との関連性はわかっていませんが、うつ病や婦人科系の病気を患ってしまう人は、増加傾向にあるようです。

仕事で忙しいうえ、「婚活」のために時間を割いて、なかなか上手くいかずに疲れを溜め込んでしまう……。まじめにがんばっている女性ほど、「婚活疲れ」しやすいので、ときには肩の荷を下ろすことが必要なのです。ビジネスと同じ“戦闘モード”で婚活に臨むのではなく、「楽しむ」気持ちでいいのです。

それに、婚活に夢中になりすぎず、自分の趣味の時間を作る、友だちとおいしい料理を食べに行く、旅行に行く……好きなことをして心に余裕を持てば、あなたの女性らしさが出てきます。

■旬の食材、料理…暮らしの話題で心を和ませる

ビジネスと同じ戦闘モードで婚活パーティや合コンに臨み、出会った男性と社会や政治経済、世界情勢のことで大論戦する……。男性は、正直引いてしまうかもしれません。ビジネスのパートナーとしては良いけれど、結婚の対象として見られないかもしれません。

一方で、季節のこと、旬のこと、食材のこと、料理のことなどに詳しい女性に、男性はキュンとしてしまいます。

それは、男性と女性でエネルギーの使い方に違いがあるからです。

男性はドカンと一気に強いエネルギーを出すことはできますが、自らエネルギーを生み出し続けるのが苦手です。ドカンとエネルギーを出した後は憔悴し、どうしても補給が必要になるのです。

実際に、男性は日中に仕事をめいっぱいがんばって、家では疲れきって家事をしないのはよくあることです。

逆に、女性はドカンというエネルギーの出し方が苦手でも、自らエネルギーを継続して生み出し続けることができます。

つまり、男性には、エネルギーを補ってくれる女性、命を支えてくれる女性を欲しているのです。本能的に「この子は自分の命を支えてくれるだろうか?」という判断基準を持っいます。なので、コミュニケーションの中で、季節のこと、旬のこと、食事のことなどの知識が織り交ぜられていると、男性は本能的に「いい子だな」なんて思ってします。

 

あなたがあなたの本質を追求し、それが女性性であるならば、そこを発揮すればいいのです。そうすれば自ずと男性性である男子、つまり、あなたが臨む「男らしさ」を持っている人と結ばれるはずです。

連載 「婚活1年生」のためのココロのサプリ

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    ライタープロフィール

    高橋そうすけ

    たかはし そうすけ

    婚活マスター、心理カウンセラー
    全国各地の婚活パーティーや婚活ツアーなどで講演を行う。心理学、脳科学、生理生態学の理論をもとに、人間の深層心理や男女の考え方の違いを紐解き、婚活を成功に導く実践的な方法を伝授。「あと一歩踏み出せない」「想いを届けきれない」男女を後押しし、恋のキューピットになっている。
    著書『愛され女子50+ハートのルール』(すばる舎)など。

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