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「彼とのカラダの相性に悩む」百合枝さんのケース

「彼とのカラダの相性に悩む」百合枝さんのケース

結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」【第17回】

なかなか表面化しませんがパートナーとの「セックス」の問題は、多くのカップルが抱えているようです。今回は、私のもとに相談にいらっしゃった百合枝さん(仮名・31歳)のケースをご紹介します。

■結婚を前提にお付き合いをしているけれど…

百合枝さん(仮名・31歳)には、3年間お付き合いしている彼がいます。お互いの両親にも紹介し合い、結婚を考えているのだそう。

 

大きなトラブルもなく、結婚の話も現実化しようとしているとのことですが、百合枝さんには1つ深い悩みがありました。

 

「はじめて会った方に相談する悩みなのかどうかとは思いますが…」と私に話してくれた百合枝さん。百合枝さんの悩みは、彼との夜の営みに関することでした。

■カラダの相性って本当にあるの?

とてもデリケートな相談でしたので、このコラムに書くか迷いましたが、同じように悩んでいる人の役に立てればと百合枝さんと彼から許可をいただきました。

 

男女が付き合いを続けて行く中で、セックスの問題というのはめずらしくありません。ただ、問題が問題だけに、あまり表面に出てくることがないのです。

百合枝さんのお悩みは、彼とのセックスに不満があるが、それを言えないということでした。

 

具体的に何が不満なのかというと、まずは付き合いはじめからあまりセックスの回数は多くなく、あっても短い時間で終わってしまう。最近ではさらに回数が減り、前回したのはいつだったか覚えていないとのこと。

 

「久しぶりにセックスをすることになっても、とても淡白であっという間に終わってしまい、何かむなしくなります…。私と彼はカラダの相性が悪いんだと今は自分の気持ちを納得させているんですけど、結婚したらさらに夜の生活がなくなりそうで怖いのです」と百合枝さんは打ち明けてくれました。

■「セックス」に対する認識の違いが問題

日本では、結婚したら夫や妻以外の男女と肉体関係を持つことを「不貞行為」ととられます。ということは、結婚したら原則として夫婦以外の人と肉体関係を持ってはいけません。

 

離婚の原因の中に「性の不一致」ということがあります、これは浮気をされたなどという問題ではなく、そもそものセックスに対する認識が不一致であるということです。

 

百合枝さんと彼は、カラダの相性が悪いというよりも、セックスに対する認識が違っていると考えられます。そして、カラダの相性が悪いと言っている多くのカップルは、やはりこのセックスに対する認識が違っていることがほとんどです。

 

日本の性教育はとても表面的で、男女のカラダのつくりを知り、避妊の方法や妊娠したらこうなるといった知識を教えてくれます。

 

ですが、実際に男女のセックスで大切なのは「知識」だけではありません。

 

知識しか与えられなかった人たちは、自分でアダルトビデオや雑誌などで情報を仕入れます。それらは男性目線で作られている場合が多く、それらを知識として頭に入れている男女は、「セックスは男性主体のもの」という認識が勝手に刷り込まれています。

 

なので、百合枝さんのように、セックスに不満があるけれど、あれは男性主体のものだから……と何も言えずに我慢してしまう女性が多くいるのです。

■彼女が「好き」だからこその行動かもしれない

私は百合枝さんに「結婚前カウンセリング」をカップルで受けてもらう提案をしました。結婚前カウンセリングでは、結婚を視野に入れたカップルに対して「お金」「子ども」「セックス」「親」「ライフスタイル」などの結婚後にすれ違いが起こりやすい項目に対して、事前にお互いの意識をすり合わせてもらいます。

 

2人の価値観をすり合わせていくので、セックスのことも必然的に話し合うことができます。そして、百合枝さんと彼に「結婚前カウンセリング」を受けていただいたところ、意外な事実が判明しました。

 

彼も本当はもっと百合枝さんとふれあいたいと思っていたようなのです。ですが、付き合う前、共通の友達との飲み会で百合枝さんが「いつもセックスばっかり求められるとげんなりしちゃう」と言ったのを彼は覚えていて、でも好きだからあまりふれあってしまうとすぐにセックスしたくなってしまうだろうと考え、なるべく百合枝さんに触らないようにしていたのだそうです。

 

百合枝さんは、彼の思いにとてもビックリしていました。自分に興味がないのだと勝手に思っていたけれど、実は自分のことをとても大切に考えてくれていたのだとわかり、彼に申し訳なさと感謝がこみ上げてきて、百合枝さんは泣いてしまいました。

 

夫婦やカップルの悩みを紐解くと、「お互いを思えばこそ」の悩みであることが多くあります。ですが、お互いの距離が近ければ近いほど、悩みを打ち明けられないでいることがほとんどなので、第3者を交えて、問題について話をしてみるのが解決への近道になります。

 

その後、百合枝さんと彼は結婚し、お互いを思いやれるとても素敵な夫婦になりました。

連載 結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」

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ライタープロフィール

吉村みか

よしむら みか

一般社団法人家族大学 学長。
実家は教会、父親は牧師という環境に育ち、結婚する多くのカップルが「婚前教育」を受けた上で幸せな結婚生活のスタートをきる現場に立ち会ってきた。その経験を生かし、婚活世代の女性に向けた「女学(じょがく)」セミナーを開催。
また、『クラブチャティオ』では「婚活ジェンヌ」の愛称で親しまれている。著書に『MY GIFT かっこいい大人になる!』(丸善出版)。

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