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「親の決めた相手とのお見合いをすすめられる」花恵さんのケース

「親の決めた相手とのお見合いをすすめられる」花恵さんのケース

結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」【第14回】

結婚相手は、「親が認める人」であることも条件のひとつだと思います。しかし、自分の気持ちを抑え、親の意見に流されて結婚相手を探してしまうと……。

■20歳前半、両親から結婚を大反対された

36歳の花恵さん(仮名)は、都内に住むOLさん。ひとりっ子の花恵さんは、ご両親からとても可愛がられて育ちました。

大学のときにお付き合いをしていた彼と結婚の話が持ち上がり、緊張しながらご両親に報告をすると、ものすごい反対にあい、結局最後までその彼との結婚を許してもらえず、別れてしまったのだそうです。

学生当時はひとり暮らしをしていたそうなのですが、この結婚話が出てからは、「まだ結婚は早い。変な男に捕まらないように、実家に戻りなさい」とご両親に言われ、ずっと実家で暮らしているのだとか。

 

その後も「まだ結婚は早い」と言われ続け、お付き合いする人が現れても、ことごとく両親から反対をされて結婚に踏み切ることができないのだそうです。

■親が結婚相手を決めようとしてしまう

「花恵さんのご両親は、花恵さんに結婚してほしくないのでしょうか?」

と、花恵さんに聞いてみたところ、決してそうではないようで、ご両親は「花恵の結婚相手は私たちが選ぶ」と言っているのだそうです。そして実際にお見合いのお話をいくつか花恵さんにもってきてくれたことがあるそうです。

 

ご両親の紹介する男性と会った花恵さんですが、やはりその人と結婚するイメージが全く湧かずに、お断りしたということでした。

 

「花恵が選ぶ人は信用できない。幸せな結婚ができる、人生の経験値が高い相手を私たちがきちんと選ぶから、安心しなさい」とご両親は言っているそうです。

 

花恵さんは、それも親の愛情かなと思っていたそうですが、やはり周りの友人などが恋愛の末に結婚をしている姿を見ると、「自分の結婚相手なんだから、やっぱり親が決めるのはおかしいんじゃないか」と思うようになり、最近は結婚の話が持ち上がるたびに、ご両親とケンカになってしまうのだそうです。

■大切なのは「自分がどうしたいのか?」ということ

花恵さんの話を聞きながら、このままでは「結婚」という素晴らしいことが、花恵さんのご家族にとって揉め事のひとつにしかならないなという寂しさを覚えました。

 

そして、結婚を反対するご両親の問題というよりも、花恵さんの「自分はこういう結婚がしたい」という想いがご両親に伝わっていないようにも思えました。

 

最初、結婚の話をご両親にしたとき、花恵さんはまだ20代前半で彼も同じ年でした。

「好きだから」「惚れているから」という理由で結婚を考えていると感じたご両親は、心配もあって反対をしたのだと思いますが、本当にその彼と結婚がしたいと思ったのであれば、ご両親がどれだけ反対をしたとしても、その反対を覆すことができたのではないかと思います。

 

また、その後お付き合いする相手ができても、その人と結婚すれば自分は幸せになれるのだという気持ちを、ご両親に伝えることができず、「花恵の相手は私たちが選ぶ」というご両親の言葉に甘んじていた部分もあるのではないかと思います。

 

そのことをお伝えすると、花恵さんは泣き出してしまいました。

 

親のさせたい結婚を取るか、自分のしたい結婚を取るか、ひとりっ子の花恵さんにとっては選ぶに選べないことだったのでしょう。

■父母を離れ、ふたりは一体となる

教会で結婚式を挙げるときに読み上げられる聖書の言葉に「男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。」という一節があります。

 

父母を離れ、というのは、「両親の元を離れ、自立したひとりの人間として自分たちの家庭を作っていく」という意味があります。

 

ご両親の意思を尊重し、自分の意志を殺した結婚は、「父母を離れ」とは言い難く、結婚生活そのものまでも、ご両親の采配下に置かれてしまうことも考えられるのではないでしょうか。

 

今の時代は、結婚する当人は忙しく、ご両親が当人に変わって婚活やお見合いをするというケースも増えてきています。決してそれは問題ではないのですが、大切なのはご両親が紹介してくれた相手であったとしても、その人と結婚するということを「自分の意志で決める」ことです。

 

そして、結婚後の生活に関しても「私はもう親元を離れて家庭を持ちました。だから、私たち夫婦の決め事に口を挟まないでください」という意思表示ができる自分である必要があると思います。

 

花恵さんは、その後両親の反対を押し切って実家を出て再びひとり暮らしをはじめました。今は、お付き合いしている彼との仲を深めているそうです。

 

もしその方と結婚の話が進んだら、今度はきちんと自分の想いを両親に伝えて、彼と結婚しますと話してくれました。

 

どんな形であっても子どもが幸せを感じていてくれれば、親は幸せなものだと思います。花恵さんには自分の幸せを築いていってほしいなと思います。

連載 結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」

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ライタープロフィール

吉村みか

よしむら みか

一般社団法人家族大学 学長。
実家は教会、父親は牧師という環境に育ち、結婚する多くのカップルが「婚前教育」を受けた上で幸せな結婚生活のスタートをきる現場に立ち会ってきた。その経験を生かし、婚活世代の女性に向けた「女学(じょがく)」セミナーを開催。
また、『クラブチャティオ』では「婚活ジェンヌ」の愛称で親しまれている。著書に『MY GIFT かっこいい大人になる!』(丸善出版)。

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