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なぜ好き・嫌いが分かれる!? 安藤美姫の女性としての生き方
心理カウンセラーが斬る! メディア恋愛論【第12回】
フィギュアスケート選手として現役時代から引退後の今も言動がメディアで話題になっている安藤美姫。女性としての自由な“生き方”を応援する声もあれば、批判的な意見もあるけれど……。
■なぜ、好き・嫌いが分かれるのか?
今回は、これまでメディアで取り上げた、元フィギアスケート選手の安藤美姫の言動に対する世間の反応を考えてみる。
現役時代には試合前に弱音を言ったことでバッシングを受け、2年前には出産したことをテレビで告白し、父親のことを明かさなかったこともメディアで話題になった。
そして、今年に入り、恋人であるスペインのフィギュアスケート選手・ハビエル・フェルナンデスと子どもとのスリーショットを『Instagram』に掲載。
彼女に対して批判的な意見がある一方で、自分に正直な生き方がいいという声もある。
好き・嫌いが大きく分かれるが、それだけ世の中の人が安藤美姫に関心を寄せているともいえるだろう。
それでは、なぜ安藤美姫の言動が話題になるのか?
人は、他人のあら探しをして指摘したがるからだ。
「スポーツ選手なんだから、弱音を吐くべきではない」「なぜ、子どもの父親のことを隠すのか」という理由をつけて批判するのだ。
批判対象は有名人に限らず、普段の生活の中にもある。例えば、会社の上司や同僚の悪口、ママ友間のいじめ……。
人それぞれ考え方、生き方は違うし、弱音を吐きたくなることだってある。他人を批判している間は、自分の未熟さと向き合えない。
ちょっと見方を変えてみよう。
周囲からどう思われ、批判されようが「私は私の幸せを得る」という姿勢なのではないか?
周囲の目を気にしすぎて、自分を押し殺し、苦しい生き方を選択しているのではなく、周囲からどう思われようとも自分の幸せを堂々と獲得しにいく!という考え方だ。
テレビや日常生活で、あなたの心に批判的な気持ちでも、擁護でも、なにか引っかかるものがあったとき、「なぜ自分はこの話題に心が引っかかったのだろう?」と立ち止まって考えてみて欲しい。それは、自分を変えるきっかけになるかもしれない。
■バッシング好きな人は、自分もバッシングを受ける?
他人を批判してばかりいると、いい男性との出会いも遠ざけてしまう。
なぜなら、恋人、夫婦は「鏡」だから。相手も人のダメなところに焦点を当てる人で、自分の未熟なところは棚に上げ、あなたに対してダメ出しばかりしてくる男性になってしまう。結果、揉め事の絶えない状態になるのだ。
しかし、どこかでそんな自分に気づき、自分の不甲斐なさと向き合い、成長を目指すことのできる人間もいる。
「私って人の悪口ばかり言っているかも…。自分を改めなきゃ!」
こう思えたなら、きっといい人と巡り会える。
そう、いい相手に巡り会いたければ、まず自分を成長させること。
繰り返しになるが、不思議なことに恋人、夫婦は鏡なのだ。鏡とは、見た目を映す鏡でも、肩書きを映す鏡でも、性格を映す鏡でもない。それは「生き方」を映す鏡だ。
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