婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
「色気をはき違えて婚活に失敗した」美代さんのケース
結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」【第13回】
男性を惹きつける「色気」ってなんでしょう? 服装を変えてセクシーに魅せるだけでは、結婚相手との出会いにたどりつけないかもしれません。今回は、そんな女性のお話です。
■「色気のある子がいい」と彼に言われて……
34歳の美代さん(仮名)には、数年前から抱えている悩みがありました。
当時お付き合いをしていた彼から別れ話をされたときに、「もっと色気のある子が良かった」と言われたのだそうです。
それほど体型に自信があるわけではなかったので、彼と過ごしているときはあまり体型を強調するような服装をしていなかったのだとか。でも、好きだった人からそう言われた美代さんは、別れた後にボディラインを強調する服を選ぶようになりました。そうした途端、男性から声をかけられる頻度が高くなり、「男性って本当に色気のある子が好きなんだな」と思ったのだそうです。
■色気があっても悩みがつきない
男性からちやほやされるようになり、美代さん自身もまんざらでもないと思っていたのですが、色気を意識してから出会う男性は皆、美代さんと「付き合いたい」「結婚したい」と思っているわけではなさそうでした。
ただ、その日その場を楽しめればいいやという気持ちで、美代さんに声をかけてくる人ばかりで、男性との真剣なお付き合いを望んでいる美代さんにとっては、そんな軽いノリの男性としか縁がないことに新たな悩みを抱えていました。
「前の彼は私のことをちゃんと見ていてくれたように思うんです、でも色気のある子がいいって言われてしまって……。色気を出すために服装を変えたら、私のことなんてわかろうともしていないような人が寄ってくるようになっちゃいました。なんかもう、どうしたらいいのかわかりません」と美代さん。
■「色気」に対するイメージを整える
私たちが普段「色気」や「色っぽい」と言われてイメージするのは、「セクシー」だったり「エロい」ということではないでしょうか。
美代さんも元カレから「色気が欲しい」と言われ、自分の魅力を高めるために体の露出を増やす服装に変えました。
しかし、男性にとって「性的な対象」として美代さんを見る機会も増やしてしまっているんですよね。
これでは真面目なお付き合いを望んでいる美代さんにとっては本末転倒。
まずは、元カレが美代さんに伝えた「色気」というものについての解釈を変えてみることにしました。
彼が普段からどんなことを美代さんに言っていたか? もしくは、言いたかったけど言えなかったのか? また、普段からどんなことを大切にしたり、気にするタイプの人だったのか? ということを美代さんに聞いてみました。
■「色気」とは、にじみ出る気配りのこと
「彼はよく、電車に乗っていて座っている人を見ながら『女の子なのに脚が開いている』とか、『電車で化粧するとか信じられない』とか、そういうことを言う人でした、あいさつとか礼儀とか、そういうことも結構言っていました。
私は『じじくさいこと言うなあ』って思いながらも、彼の言うことも正しいなって思うので、彼の前ではそれなりに気を使ってました。」
これで美代さんの元カレが言っていた「色気」の正体がハッキリしました。
人それぞれに「色気」の定義があると思うのですが、美代さんの元カレが思う色気とは「にじみ出る気配り」のようなものだと思います。
周りの人が不愉快な想いをしないように振る舞うこと。
特定の人の前でだけ気をつけるのではなく、誰に対してもそのように振る舞える姿を、「色気」と彼は感じていたのでしょう。
「よく『モノの置き方が雑』とか『脚でドアを閉めるな』って、そういえば言ってました。自分では雑でもいい、脚を使ったって閉めないよりマシって思ってましたけど、そういうことの積み重ねだったんでしょうね。
誰かと一緒に生活をしようと思ったら、その人が不愉快に思うことはしないように心がけないといけないんですね、言われたからそうするんじゃなくて、常にそういう気持ちでいることが大切ってことなんだろうなって思います」
美代さんは、それからすぐに彼と付き合っていた頃の服装に戻しました。
そして、椅子に座るときは両膝をつけ、家で1人でいるときもドアは手で閉め、モノを置くときも丁寧にすることを心がけているそうです。
細部に気を配ることを意識しはじめた美代さん。今はパーティで知り合った男性と何度か食事を重ねているそうです。外見の色気ではなく、内面からにじみ出る色気をますます磨いて、幸せになってほしいなと思います。
連載 結婚できる人・できない人の「運命の分かれ道」
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