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「誰も私のことなんか好きならない」見た目コンプレックスさん
「こじらせ女子」のためのLOVEサイエンス♥セラピー【第3回】
「男はかわいい子が好きなんでしょ。どうせ私なんて…」そうこじらせて、恋をシャットアウトしていませんか? 「外見の良さ」と「長く付き合える」ことは、別のこと。
恋愛科学カウンセラーの荒牧さんが解説します。
◆女性は恋愛で自分を「商品」に見立てる本能がある
男女には、恋愛において「自分自身にこだわる点の違い」があります。こだわる点とは、異性に対して“売り”としてアピールするところです。
簡単に解説すると、男性は自分の「ステイタス」にこだわり、女性は「自分自身」についてこだわります。
私は、恋愛において女性は自分自身を“商品”としていると説いています。商品ですから、自分の顔のパーツである眉や目、口、鼻、耳のひとつひとつや、カラダの手や足、バスト、ウエスト、ヒップなどの部位ひとつひとつまで男性に対してアピールできるものとして存在しています。その証拠に、女性誌のほとんどがそれらの顔やカラダの美しさを磨く特集を組んでいますね。
多くの女性が「メイク」や「ファッション」、「ダイエット」に関心があるのは、自分自身の魅力をもっともっと引き出したいという探究心からです。
◆男性は外見に気合いれるほどモテ、女性は外見に気合いれるほど引かれる
当研究所で行ったアンケート調査で、以下のような結果があります。
<質問>
あなたは容姿について男性から口出しされたことがありますか?
【結果】
YES65%NO35%
男性は視覚から恋をすると言われるほど視覚からの刺激に弱いとされていますが、このアンケート調査の質問のように「口出しする」となると、恋愛対象として関わる以上に自分でどうにか「コントロールもしたい」という欲求に駆られていることがわかります。この欲求とは、言い方を変えると支配したい、攻略したいという欲求です。
ですから、外見的に惹かれた女性とお近づきになれても、自分の意のままに支配したり攻略したりできそうにない女性は、いくら外見的に惹かれていてもお付き合いが続かないことがあります。
例えば、個人差はありますが、一般的な男性の好みとは……
・メイク → 厚化粧、ガッツリデカ目× すっぴん、ナチュラルメイク〇
・ファッション → 全身ブランド、小物× スマートカジュアル、清楚コンサバ〇
・ダイエット → 拒食、偏食、やせすぎ× 快食、健康美、メリハリボディ〇
などですね。女性は、自分の身の周りの衣食住を完璧に整えようとする完璧主義者の性質を持つ性ですが、自分の商品としての売りの外見を過剰につくろいすぎたり完璧にメンテナンスしすぎると男性がかえって「俺には理解できない、手に負えない」として引いてしまうのです。
男性の本音としては、
「女としての顔やカラダには興味があるが、顔やカラダをつくろって着飾ることには興味はありません」
ということです。つまり、【商品(女)としての中身はすごく興味はあるけど、ラッピング(表面上の飾り)には興味がないよ】ということです。ですから、女性は外見を頑張って気合いれて着飾れば着飾るほど最初の出会いのキッカケとしてはいいけれど、お付き合いするにつれだんだん引いて行ってしまうというジレンマがときに発生したりします。
◆「多くの男性からモテないと恋愛できない」という誤解
この点を女性自身がわかっていないときがあります。女としてキレイに可愛く着飾っているモテる女性のほうが恋愛に有利であるというのは、実は誤解なのです。先ほどもお伝えしたように、男性の関心事は、惹かれ合った後に自分がある程度、自分が好きなように「支配」したり「攻略」できたり、「コントロール」できるか?です。
「いいや、それでも可愛くキレイに見える女性がいい!」
という男性もいらっしゃるでしょう。確かに、可愛くてキレイに見える女性はモテるかもしれませんが、それは、男性と惹かれ合うキッカケが多いというだけであり、すべての男性と長く付き合えるとは言えません。
また、女性の「モテ」についての意識をアンケート調査でも……
<質問>
あなたにとってモテとは?
【結果】
大勢の異性に好かれること 41.2%
好きな相手に必ず好かれること58.8%
という結果で、「自分の好きな相手ひとりに好かれればいい」と思っている女性が多く存在します。
ただ、「自分が好きな相手に必ず好かれるかどうか?」は、相手の返答次第。そこに外見の良し悪しはあまり関係ありません。自分が好きな相手に必ず好かれるかどうか?という意味では皆平等でフィフティーフィフティーです。私のカウンセリングでもそうご相談者の方に説いてお伝えしています。互いに相手を想う気持ちや求め合う気持ちのバランスがとれる相手を探すことこそ実は大変難しいのです。
◆男性には好き嫌いより「専門」での共通点を探しましょう
また、男性の女性に対する好き嫌いは、女性の男性に対する好き嫌いとは少し異なります。男性は自分の種を多くの女性にバラ撒く本能を持っていますので、女性のストライクゾーンよりは広域になります。
また、好き嫌いという枠組みとは別に、専門というフェティシズム(フェチ)に傾きやすい性癖を持つため、男性は気になる女性の中に自分の専門分野との共通点を探そうとする傾向にあります。共通点が多いと、一緒に行動したり楽しめたりする時間が増えるからです。
もともとシングルが男性の生き方ですから、自分の生活リズムや自分のための時間を削られたり邪魔されたりする要求や束縛を嫌うので、自分が女性に合せるというより、自分に合わせてくれる女性を最終的には選びます。
自分と一緒のことができたり話ができたりする女性への快感は、【長い時間一緒にいても苦でない快感】として変化していき、いつしかそれが愛情へと進化することも少なくありません。外見が良い女性への一瞬の快感を上回る【長時間一緒に居られる】快感は、女性が合わせづらい性質を持つ男性にとっては貴重なのです。
外見だけで、恋する気持ちだけでは語りきれない男性の恋愛は確かに存在します。それを信じて歩み寄れるかどうか?は、実は女性次第。外見にコンプレックスを抱える【こじらせ女子】のまま殻に閉じこもったままでは、「男性の本当の恋愛のカタチ」を理解していないかもしれないのですから、少し勇気を出して男性と交流する時間をつくってみましょうね。
次回は、「男の人に素直に甘えられない」“深読みさん”をテーマにします。
連載 恋活
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- 美しく輝ける可能性を秘める女性ほど、心をこじらせている
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