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パッと目をひく女性は「基礎のスキンケア」を大切にしている

パッと目をひく女性は「基礎のスキンケア」を大切にしている

「魅力的な自分」に変わる! 10のビューティ習慣【第10回】

キレイな女性を「透明感がある」とほめることがありますよね。

そのベースとなっているのは、素肌の美しさ。

洗顔、保湿などのスキンケアをちょこっと見直すだけで、あなたも透明感のある素肌美人になれます!

◆たかが肌。されど肌が与える印象は大きい

美容 イメージ肌がすごく荒れている、シミがとても目立つ、などといった肌の大きな悩みをお持ちの方は「どうしたら肌がキレイになるのか」と考えますよね。

一方、大きな悩みが特にない方は、いつものスキンケアに疑問を抱くことはないかもしれません。

 

しかし、肌にトラブルがなくても、スキンケアを見直してほしいのです。

 

目が大きくなるわけでもなく、やせて見えるわけでもない。でも、肌がキレイになることで、雰囲気がガラリと変わるのです。

肌にトラブルがない場合も、今よりもう少し透明感が出るだけで、パッと顔が明るくなり、清潔感や女性らしさが生まれます。

 

「肌はキャンバス」という、ある有名なメイクアップアーティストの言葉通り、どんなキレイなパーツもベースとなるキャンバスが汚れていたら映えません。

キャンバスがキレイなだけで、全体が輝いて見える……だから、素肌の美しさの大切さがうたわれるのです。

 

では、「キレイな肌」とは一体どういうものなのでしょうか?

・ハリがある

・キメが細かい

・潤っている

・シミ、シワが目立たない

・透明感がある

などなど……

一般的に言われているのは、このような要素を持つ肌です。

 

では、このような肌を手に入れるために必要なことは?

それは、普段のスキンケアをどのように行うか、が大きなポイントとなります。

 

ここから、クレンジング、洗顔、保湿……というスキンケアの基本的なステップに応じて、それぞれ押さえておきたいテクニックをご紹介します。

◆「落とす」を、適当にしない

どこの化粧品売り場にも共通しているのが、「落とす」よりも「補う」商品の方が割高だとうこと。

例えば、百貨店にある有名ブランドの場合、クレンジングや洗顔といった「落とす」アイテムは5000円以下が中心であるのに対し、化粧水や美容液などの「補う」アイテムは5000円を余裕で超えるものがほとんどです。

 

購入する側としては、値段に応じて意識が変わります。

クレンジングや洗顔は適当に済まして、美容液は高いものを使う、というふうに……。

 

確かに保湿はとても大切ですが、「落とす」を、おざなりにしていると肌がくすみ、吹き出物やシミの原因となります。これでは、せっかくいい美容液を使っても、もったいない結果となってしまうのです。

 

みなさんの普段のケアと比べてチェックしていただけるよう、クレンジングと洗顔のポイントをまとめてみました。

 

・クレンジングは、最低30秒以上かけて顔になじませてから洗い流す

・洗顔フォームは泡立てネットを使い、最低限の水で濃密な泡をつくる

・洗顔の泡は1分以上、顔になじませる(泡パックをするように)

・「触れないように洗う」ではなく、しっかりと小鼻、唇下も洗う

・洗い流した後、冷水で顔を冷やす

 

ササッと済ますのではなく、しっかりと汚れを浮かすために、じっくり行うことが大切です。手に乗せて、すぐに水のように流れてしまうような泡ではなく、しっかりと弾力のある泡をつくることにより、毛穴の細かい部分の汚れも落とすことができます。

そして、最後に冷水をかけることにより、毛穴をキュッと引き締めてキメの細かい肌へと導くことができるのです。

◆「補う」は、複数回に分けよう

肌の汚れをキレイに落としたら、次は潤いを与えましょう。

「どんな化粧水、美容液を使ったらいいか」ではなく、ここで押さえておくべきことは、つけ方です。

 

化粧水は複数回に分けてつけていますか?

化粧水は水に近いテクスチャーです。そのため、一度に手に取れる量、肌にのせられる量には限界があります。たっぷりと保水するためには、2回以上に分けてつけることがポイントなのです。

 

また、忘れがちなのが目元や口元、小鼻といった凹凸の大きい部分の保湿です。化粧水を手に取ったら、まず手のひら全体を使って、顔を覆うようになじませます。そして、顔全体に行き届くよう細かく手でなじませましょう。

 

スキンケアを行う際、多くの女性が悩むのが「自分の肌に合っていないんじゃないか」ということ。

たとえば、月経リズムに合わせてホルモンバランスが変化することによって、肌の調子も変わります。そのため、いつもの化粧水がピリピリしたり、かゆくなったりと、トラブルを招くこともあるのです。

刺激を感じたら、まずは使用をやめ、“美白”“エイジング”などといった高機能を訴求したアイテムではなく、単に“保湿”するためのシンプルなアイテムにシフトして、肌を安定させましょう。

決して高機能な成分が悪いわけではなく、肌も積極的に働けるときと、お休みしたいときがあるのです。

 

今回ご紹介したスキンケアのポイントは、ほんのちょっとの心がけでできます。でも、肌にとっては「ほんのちょっと」のことではなく、大きな影響を与えるものです。忙しい毎日のなか、スペシャルケアをすることは大変ですが、いつものケアを少しだけ意識してていねいに行うことで、グッとうれしい変化が期待できますよ。

連載 「魅力的な自分」に変わる!10のビューティ習慣

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    ライタープロフィール

    梅野利奈

    うめの りな

    ビューティプランナー。
    美容ライターとしてファッション・美容雑誌、Webなど、さまざまなメディアで記事を執筆。また、結婚相談所『ZWEI(ツヴァイ)』にて、自分を魅力的に見せるための婚活セミナーを行っている。
    著書に『ブスデトックス ~イイ女の逆引き美容テクニック集~』(スタンダードマガジン)。

    『梅野利奈オフィシャルサイト』

    http://umenorina.flips.jp/

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