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「自分を一番活かすメイク」自分に合う色を使う!

「自分を一番活かすメイク」自分に合う色を使う!

「魅力的な自分」に変わる! 10のビューティ習慣【第5回】

「キレイって言われたい」「もっと魅力的になりたい!」。そんな思いを持って、女性はメイクをがんばりますよね。恋活・婚活に効く、アイシャドウやチーク、リップ選びのポイントは“カラー”にあります!

◆アイシャドウ、チーク、リップの色選びで悩んでいませんか?

umeno-05話目メイクについてのセミナーで、多い質問のひとつが「何色のコスメを買ったらいいのか?」というものです。

コスメ売り場に行けば、アイシャドウやチーク、リップは何十色と展開されています。ファンデーションは肌色に合わせるだけなので悩む必要がありませんが、いわゆる“カラーコスメ”と呼ばれるアイシャドウ、チーク、リップは何を基準に選べばいいのか分かりにくいため、当然、迷う人が多くなります。

 

しかし、カラーコスメにも選ぶときの基準となる軸があるのです。

 

メイクが苦手という人ほど、派手な色のコスメを選ぶことがあります。ブルーやグリーンのアイシャドウだけが顔のなかで異様に浮いてしまっていて、つい「なぜそれを選んだのですか?」と聞いてしまうことも。

もちろん、ブルーやグリーンのアイシャドウがNGだというわけではありません。しかし、ブルーやグリーンは日本人の肌には浮くため、とても目を引きます。そのため、それに負けないよう他のパーツのメイクもバランスを合わせ、髪型のアレンジも考えなければなりません。

直感で「キレイな色だから」という理由で選ぶことは、確かに重要かもしれません。しかし、それぞれのコスメには役割があるのです。「キレイだから、好きだから」といった、主観的な好みの前に押さえておかなければならないのは、この“役割”なのです。

 

「自分の好きな色を使った」メイクは、とても楽しいですよね。メイクにどの色を選ぶべき、というルールは存在しません。メイクの楽しさのひとつでもある色選びを規制するようなことは、私も大嫌いです。

しかし、本コラムの大テーマは“恋活・婚活”です。

そのため、より多くの方に好感を持ってもらいやすく、そして多くの方の魅力アップにつながりやすいように考えると、色選びのルールは存在するのです。

 

この点を念頭においたうえで、アイシャドウ、チーク、リップのそれぞれの役割を確認しながら、どの色味を選べばいいのかを見ていきましょう。

◆アイシャドウの役割は「影」そして「華」

アイシャドウは、目を魅力的に見せるものです。魅力的……というとあいまいですが、多くの人が魅力的と思うとすれば、きっと「大きく印象的な目」ですよね。

日本人はホリが深くないため、目元に影が出来ません。そのため、目元に深みを出して陰影をつけてくれるのが、アイシャドウなのです。

単に影をつけるため……と、黒を選ぶ人はいませんよね。「ナチュラルだけど、ちゃんと目力がある」というアイメイクには、もうひとつ、“肌なじみ”の良さがとても大切です。

影が作りやすく、日本人の肌色にもなじむ、という点から考えると、やはりブラウン系が最も選ばれます。そのためか、アイシャドウの売れ筋1位は、たいていブラウンですね。

ブラウン系にもベージュのような明るい色からダークブラウン、黄色っぽいブラウン、赤みがかったブラウンとさまざまです。

優しい目元に仕上げるなら、赤みがかったブラウンがオススメです。

また、ダークブラウンは太めのアイライナーを引く気持ちで、まつ毛の生え際に近い部分にのせればグッと目元の印象が強まります。

 

そしてアイシャドウには、もうひとつ忘れてはならない役割があります。

それが「華やかに見せる」ということです。

 

目元は年齢を重ねるとくすんでしまうため、明るく華やかにするとイキイキとした印象になります。そこで、明るめのライトブラウン、ベージュ系のアイシャドウなどが活躍します。

くすみを払うように、アイホール全体になじみのいいベージュやライトブラウンを乗せましょう。

 

色白の方など、ブラウンよりもグレーのアイシャドウの方が肌になじみやすいこともあります。「ブラウンがいいんだ」と決めつけず、アイシャドウの役割を知って以下の点をちゃんと意識すれば、必ずあなたの目元を魅力的にしてくれるはずです。

 

・肌になじんで浮かない

・陰影をつけて目力を印象的にする

・くすみを払い、華やかにする

◆チーク、リップの役割は「血色よく見せる」こと

続いて、チークとリップの色選びについてです。

目元と違い、チークとリップをのせる場所は、もともと色が付いている場所です。チークは頬が高揚する場所にのせ、リップは唇にのせます。

このように、チークとリップは無色の状態から色をのせるのではなく、もともとある色をさらに健康的で可愛らしく仕上げるものです。

そのため、まさか鼻にチークをのせる人はいませんし、リップもブルーのような唇に出ない色をのせる人はいませんよね。

 

と、いうことは、自分の本来の色味を活かした色選びがポイントとなります。

 

とても血色のいい状態のときの唇の色、頬の色は、「手の平の赤み」を見るといいと言われています。「薄いサーモンピンク」、「オレンジっぽい赤」など、人によって微妙に差があります。

この色味をもとに、チークとリップを選べば、肌に自然になじんでくれます。

 

色が決まったら、特にチークは入れ方にも注意してください。

頬が高揚するとき、どこか一部だけポンッと赤くなるわけではありませんよね。「ここだけチーク入れています!」とメリハリのある入れ方ではなく、出来るだけなじませて、自然に入れましょう。

 

カラーメイクのそれぞれの役割を考えたうえでコスメを選ぶと、きっと自分だけのベストカラーを使ったメイクができるはずです。ベストカラーを使えば、自然になじむため、メイクが上手に見えます。

「メイクが苦手……」という人こそ、ベストカラーを選んでほしいと思います。

連載 「魅力的な自分」に変わる!10のビューティ習慣

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    ライタープロフィール

    梅野利奈

    うめの りな

    ビューティプランナー。
    美容ライターとしてファッション・美容雑誌、Webなど、さまざまなメディアで記事を執筆。また、結婚相談所『ZWEI(ツヴァイ)』にて、自分を魅力的に見せるための婚活セミナーを行っている。
    著書に『ブスデトックス ~イイ女の逆引き美容テクニック集~』(スタンダードマガジン)。

    『梅野利奈オフィシャルサイト』

    http://umenorina.flips.jp/

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