実録！ダメ男との日々「金と嘘はニコイチだ」

ダメ男スパイラルから卒業！乗りこえるまでの道程【第６回】

どうして私はダメ男と別れられないんだろう？

どうして私はダメ男とヨリを戻してしまうんだろう？

ダメ男歴7年の黒歴史を持つ筆者が、ダメ男スパイラルの真相と卒業までの道のりを語ります。

金は貯めずに嘘を貯める

「借金さえなければ」「ギャンブル癖さえなおれば」と悩んでいる女性に、ひとこと物申せるのならば「その男、多分嘘もついてますよ！」

私は過去に、借金と嘘で成立しているようなダメ男と同棲していました。もちろん金は貯まらず、嘘だけが貯まっていくイタチごっこのような日々でした。ダメ男のお金と嘘は、切り離せない2個で1つ状態。「もしかして私も？」という女性に警鐘を鳴らすべく、私の経験をお話したいと思います。

借金がある、ない、いくら、なぜ？の嘘

「独立してカフェを経営したいからお金を貯めたい。だから出稼ぎに行ぐべ！（私の地元は超田舎です）」

そんなダメ男にベタ惚れだった当時の私は、出稼ぎ先で同棲を始めたわけですが、早速届きましたよ借金の督促状が。問い詰めたところ、50万円の借金があると。交通事故で友達に怪我をさせてしまった時にできた借金だと。借金額も理由も怪しすぎるし、後にどちらも嘘だと判明しました。そもそも出稼ぎ理由が嘘でした。借金返済のためだったみたいです。

◆実録ここがダメ男◆

ダメ男は咎められるのを極端に嫌います。だから中途半端な嘘をつくのですが「いや、そういうのいいんで」と真相を追求しようとすると「俺も辛いんだ」と逆ギレしてきます。

返済した、しないの嘘

月々の返済額を提示し、完済日には目の前でカードを破棄するというパフォーマンスをして見せたダメ男ですが、それも嘘でした。実は全く返済しておらず、借金を借金で返しただけ。稼いだお金はギャンブルに使っていたみたいです。

出稼ぎ先で契約満期を迎えたダメ男は、遂に過払い金請求をしてブラックリストに載ることを決めました。そして、なぜか失業保険をもらいながら「小説家になりたい」と言い出すのでした。

◆実録ここがダメ男◆

返済するふりという嘘に、完済したという嘘を重ね、さらに謎の小説家宣言。どこから切っても崩れないダメのミルフィーユ状態です。

お金を抜き取ってとぼける嘘

働いていないダメ男に、毎日300円とタバコを置いて私は仕事に出かけていました。

ある日光熱費を払おうとしたら、財布のお金が3000円足りませんでした。その日は夜までダメ男と連絡がつかず、夜遅く帰ったきたダメ男は「携帯を止められた」と言っていました。要は「俺は連絡したかったけど、できない理由があった」と。つか、その前に財布のお金の話なんだけど！と追及したらお金が足りず盗んだことを白状しました。

◆実録ここがダメ男◆

財布からお金を抜き取るなんて、恋人同士の間柄といえません。私が風呂に入ってる間に財布から抜き取ったそうです。情けなくて泣けてきます。

税金使い込みの嘘

ダメ男は仕事に就き、その頃から私がダメ男のお金を管理しはじめました。

未払いで数十万円になったダメ男の税金を、月賦払いにする手続きをして、毎月コンビニで現金払いさせていた。はずでしたが、ある日自宅から払込票が山のように出てきました。コンビニで払ったふりをして、お金はギャンブルに使っていたそうです。

◆実録ここがダメ男と女◆

ダメ男のお金の管理してまで側にいようとする女も悪い。ダメ男は結局お金と嘘から抜け出せない。

お金と嘘は必ずセットになっている

もはや嘘が憎いのか、お金が憎いのかわからなくなっていました。どちらも必ず一緒になっています。どちらかひとつということはありませんでした。お金のだらしなさに落胆して、嘘をつかれることに傷つきます。そして、そんなダメ男スパイラルから抜け出せずにいる自分にもがっかりします。

ダメ男のお金と嘘は治りません。あえて言うなら性格です。金にだらしない男は嘘もつきます。あと、自営業に憧れがちですがカフェオーナーにも小説家にもはなれません。