これって潮時？ダメ男との別れを見極める3つの方法

ダメ男スパイラルから卒業！乗りこえるまでの道程【第８回】

どうして私はダメ男と別れられないんだろう？

どうして私はダメ男とヨリを戻してしまうんだろう？

ダメ男歴7年の黒歴史を持つ筆者が、ダメ男スパイラルの真相と卒業までの道のりを語ります。

ゴールのかたちは自由

スタートがあればゴールがある。そのゴールは人それぞれで、結婚した時かもしれないし、添い遂げた時かもしれない、時には別れの場合だってあるはずです。

ダメ男との恋愛は「こじれた分だけ別れが遠のく」と言っても良いくらい複雑です。

だからこそ知っておきたいのが潮時の見極め方。今回の記事を読んで、自分にも心当たりがあるなと感じたら、精神的に不健康な間柄になっている可能性があります。お互いのために、別れるというゴールを考えはじめても良いかもしれません。

ダメ男にときめかなくなる

ダメ男と過ごした歳月は、そっくりそのままダメ男に悩まされた歳月でもあります。当初は好きで好きでたまらない彼だったはずです。

ところが、彼に生じた綻びは、繕っても繕っても引き千切られてしまうようなもので、気がつけばなんだかお互いがボロボロ。繕っても無駄だなと悟りはじめた頃、彼がダメ男に見えてきて、次第にときめきもなくなります。

悪癖の改善も期待しなければ、クリスマスや誕生日などのイベントごとも、どこか冷めた気持ちで迎えるように。

一緒に共有するのが楽しかったデートの時間も、いつの間にか単独行動の方が気楽に。優しくされても甘い言葉をもらっても、素直に喜べなくなってきます。すると、ダメ男も別の形で虚無感を感じるようになるでしょう。

ときめかなくなった恋愛に、時間を費やす意味はあるのだろうか？自分はこのまま年を重ねていくのだろうか？そんな不安が心をよぎるようになったら、そろそろ潮時なのかもしれません。

ダメ男を見下すようになる

ダメ男の烙印は一度で押されるものではなく、繰り返し起きる問題行動によって決定付けられます。女性は、子どものように失敗を繰り返すダメ男を「何もできない奴」と感じるようになり、何度も同じ話し合いをするうちに「理解できないから話しても無駄」と決めつけるようになります。

相手の話にも真剣に耳を貸さなくなったり、自分から意見を求めるようなこともなくなったら注意警報です。意見を言われるとなんとなくムカつく・論破しようとしてしまうのは、心のどこかでダメ男を見下しているからかもしれません。

こうなると、恋人云々の前に人間同士の付き合いが不健康。傷を深め合うだけの関係は、お互いを追い詰めていくだけです。

ダメ男を笑い話にできなくなる

自分の彼氏を、話しのネタや笑い話にした経験は誰にでもあると思います。ただ、ダメ男のネタを正直に話すと周りに心配されがち。

「別れた方が良いんじゃない？」「ちょっと問題あるんじゃない？」と、散々聞き飽きたセリフから逃れるために、女性はわざと笑い話にします。「私の彼氏がダメすぎて笑える」とか「借金が趣味なんですよ（笑）」とか、自分が不幸だと思われないような話し方をするものです。

ただ、それは愛情があるうち。ダメ男との関係が本当に辛いと感じるようになった時、女性はダメ男を笑い話にできなくなります。ありのままを話し、悲しさや悔しさも隠さなくなります。

それは、女性が無意識に放つヘルプ信号だと思います。潮時を見失ったまま立ち止まっている自分を、誰かに救ってほしいのではないでしょうか。

もし、自分にも心当たりがあるようなら、シリアスな状況に近づいているのかもしれません。少しずつ別れを意識して良いと思います。

誰かの手に甘える前に気をつけたいこと

別れの背中を確実に押してくれる存在。それは新しい彼氏です。

ダメ男との関係を断ち切るために、差し伸べられた手に甘えるのは悪いことだとは思いません。ただし、気持ちの余裕がなくなっている時は、その手にすぐ飛びつかないようにしましょう。できれば結果を急かさずに、事情を考慮して待つことができる男性が望ましいと思います。焦ってつかんだ手が「別のダメ男の手だった」という不幸は避けなければいけません。