結果オーライ！ダメ男が教えてくれる教訓

ダメ男スパイラルから卒業！乗りこえるまでの道程【第１０回】

どうして私はダメ男と別れられないんだろう？

どうして私はダメ男とヨリを戻してしまうんだろう？

ダメ男歴7年の黒歴史を持つ筆者が、ダメ男スパイラルの真相と卒業までの道のりを語ります。

まずは自分を反省しましょう

別れが成立しても、しばらくは怒り憎しみをメガ盛りにして相手を恨むことがあると思います。

ダメ男との別れは、それくらいエネルギーが必要なことです。そんな必死の日々が落ち着いたら、まずは自分を反省してみましょう。

ありきたりですが「自分の支え方が間違っていたかもしれない」「相手を惨めな気持ちにさせていたかもしれない」など、思い当たる自分の失敗を引き出してみてください。

どんな恋愛もひとりではできません。そしてどちらか一方だけが悪いという別れも存在しません。ダメ男の「ダメ」の中に、確実に自分がいたはずです。これは、ダメな男と過ごしていたダメな自分を受け止める作業です。

急がなくて良いです。相手のことを考えられる余裕ができた時、そのことに向き合ってみましょう。

ダメ男がくれたもの

ダメ男が与えてくれたものは、悲しさや悔しさばかりでしょうか？そうではないはずです。どこを好きになったのか、なぜ一緒に過ごしていたのか、自分はどう変わっただろうか？振り返ると悪いことばかりではなかったと気がつくはずです。

◆夢中になる恋愛をくれた

交際当初のワクワクした気持ちや、必死で支えようとしてきた日々は、これまでにない恋愛体験ではないでしょうか？

◆自分を求めてくれた

「ダメ男が悪いから当然だ」ということを盾に、酷いことを言って傷つけたりもしませんでしたか？それでも自分を求めてくれる姿は、重たい反面、安心でもありませんでしたか？

◆タフにしてくれた

物事は考えようです。傷つきすぎて心が麻痺してしまったという表現もありますが、自分はどうでしょうか？捨てる勇気を持って新しい一歩を踏み出せているのは、自分が強くなれたからではないでしょうか？

◆新しい自分を発見できた

愛する人に怒りを抱くとき、自分はどんな顔をするのだろうか？誰かを見限るってどういうことだろうか？普通の恋愛では知りえなかった、自分の新しい一面が引き出されませんでしたか？

許すことができたら卒業です

ダメ男といえども、悪いところばかりではないはずです。一緒に過ごしていると、悪癖の陰に隠れて見えなくなってしまうだけ。

そして、一度見失ってしまった良い部分は、離れないと再び見つけることができません。

しっかりとダメ男を恨んで、落ち着いた頃に振り返ると良いところが見えてきます。

できれば、自分のことも恨みましょう。

寂しさや怖さを理由に手を離す勇気を持てなかったこと、中途半端な優しさで相手に期待させてしまったこと、そして、最終的には裏切ってしまったこと。もしかして自分以外の女性なら彼を救えたかもしれない、実は自分がふさわしくなかったのかもしれないと、力不足も恨むのも良いと思います。

「被害者で可哀想な自分」はそろそろ捨てて「ダメ男に依存した見る目のない自分」を認めましょう。

そこまでしっかりと向き合ったら「でも、よく頑張ったよ」と声に出して最後は自分を褒めてください。

そうやって、相手のことも自分のことも許すことができたら、ダメ男スパイラルからようやく卒業です。

ダメ男が教えてくれる教訓

「面食いは卒業して、次は誠実な人と恋愛したい！」

「ダメ男じゃない男性に好かれるにはどうしたら良いのかな？」

「簡単に同棲するのはやめよう」

「恋人がいなくても自分の時間を楽しめるようになりたいな」

「刺激より穏やかな恋愛が一番幸せだなぁ」

ダメ男と別れると、色々な「ああしたい」「こうなりたい」が出てきます。それは、人によって違っていて、おそらくそれぞれのダメ男が教えてくれた教訓です。

どの女性も、自分でダメ男を選んで、こじれた日々を戦って、先に進む決断をします。どんなにグダグダだと嘆いたとしても、ちゃんと自分の足で歩くことができる。ダメ男が教えてくれる最大の教訓はそれに尽きるのではないでしょうか。