それやっちゃダメ!?　彼とのデート画像のアップ

SNS上手は恋愛上手【第１８回 】　

芸能人の交際発覚が、お互いのSNSの中で共通項がある画像をアップしてしまったせいで起きることが増えています。芸能人じゃない普通のカップルでも、彼に無断で彼と行ったデートのことを SNSにアップしてしまい、トラブルになった事例は実はたくさん。どんなことに気をつけたらいいのでしょう？

ポイント１・彼にアップの許可を得る

不倫でもなんでもないし、特に隠している関係でもないはずなのに、彼とデートしたとSNSに書くのはどうしてダメなの？と不思議に思うかもしれません。でも彼は、元彼女からストーカー的に追われていて、新しい恋人の存在を知られたらあなたにも迷惑が及ぶことを恐れているかもしれません。または仕事がとても忙しい時に無理して休んであなたに会ったので会社の人にデートしていたことを知られたくないのかもしれません。

まず、彼が写っている写真や、彼の名前を出したい時は、彼に許可を取りましょう。

「この画像SNSに出してもいい？」

「あなたと一緒にいたって書いてもいい？」

そう確認すれば安心です。もし彼がそれを渋った場合は彼の意思を尊重しましょう。幸せな画像を皆に公開してノロけたい気持ちはぐっと押さえたほうが恋愛も長続きするはず。

ポイント２・同じ日に投稿しない

芸能人カップルが交際発覚するきっかけは本当にささいなことです。例えば同じ花が飾られている室内や、同じ日に同じ場所に旅行をしているなど、ちょっとしたことで一緒にいたことがバレてしまうものなのです。中には同じ日の同じ場所で、同じ角度から撮った画像をアップしてしまい、一緒にいたことがわかってしまったカップルもいました。

もし彼があまり交際をオープンにしたがらないタイプの場合、SNSには情報を出さず、ひそやかにお付き合いをすればいいと思います。社内結婚をするカップルでも、結婚直前まで周囲に知られることなく秘密にしていたという場合が結構あります。慎重派の彼の場合、あまりプライベートな画像を外には出したがらないもの。それでもどうしてもあの行った場所のことをSNSに書きたい！というときは、時間差でアップしましょう。彼と同じ日に投稿したらバレやすいので、何日かおいてから彼がアップした画像とは別のものを使うようにして工夫しましょう。

ポイント３・同じ食べ物画像は要注意！

交際が知られる意外なきっかけは、実は、食べ物です。何気なくアップされる食べ物の画像、これで感づかれることが多いのです。例えば同じお皿や同じテーブル、同じランチョンマットだったりする場合、たとえ食べているものが彼とあなたで違っていたとしても、同じ店で食事をしたんだろうなということを気づいてしまう目ざとい人がいるのです。SNS社会になってからというもの、恋人でもないのに妙に観察眼が鋭い人にチェックされる面倒臭さが生じています。そういう人は「いつもと違う壁紙の部屋にいたみたいだけど、あれは誰の部屋？」などと突っ込んでくるので用心が必要です。

どんなに美味しいものを食べたとしても、交際をオープンにしていない場合は、同時にその画像をアップするのはやめたほうがいいでしょう。彼がアップするのなら自分はやめておこうと判断する必要もあるでしょうし、逆にあなたがアップするのなら彼がアップを控えるかもしれません。SNSでのデート画像の露出は、お互いに相談してやっておけば「あの画像は出してもらいたくなかったのに！」と彼に怒られるなんてことも起きなくなるはずです。

特に気をつけたいのは、友達以上恋人未満の関係の時。まだ彼氏でもないのに、その人と二人きりでどこかに出かけた画像を出すと噂になってしまいかねません。噂が大きくなり、せっかく上手くいきそうになった恋がダメになってしまうのはとてももったいないことなので、どんなに幸せでも、先走って舞い上がった投稿をしないように気をつけましょう。