おごる？それとも出してもらう？年下男子とのデートのお金の負担の迷い

もうためらわない！年上女性のための年下男子♡恋テク【第10回】

年下男子との交際で誰もが迷うのが、デート代金の負担割合。年下の彼のほうが収入が少ないというケースが多いためです。ワリカンにしたら相手に負担をかけてしまうのでは、と気にしてしまうのです。かといって女性がおごるのもお互いに居心地が悪くなりそう。みなさん、どうしているのでしょうか？

給料に差があると、対等でいられなくなる?

彼が就職活動中だから、とデート代を全額負担していた女性がいます。仕事が決まったらワリカンにするからね、と言っていたのですが、困ったことに彼はなかなか採用されません。最終的に彼は就職をあきらめて、派遣社員として働き始めたのでした。

ボーナスもほとんど出ない派遣社員となった彼は、それでも彼女と対等でいたかったのでしょう、デート代はワリカンとなりました。けれどそうなるとデートで行くレストランでも争うように。せっかくだから豪華なレストランでロマンティックに食事をしたいという彼女と、定食屋などで安く済ませたいという彼と、揉めるようになってしまったのです。

奮発したプレゼントが彼の負担になることも

正確な額ではなくても、彼が月々自由に使えるお金がどのくらいなのかを考えておきましょう。たとえば1人暮らしの彼だったら、お給料のなかから家賃や水道光熱費やスマホ代も出さなくてはならないので、なかなか厳しい状態なのです。あなたを豪華なデートで楽しませたくても、毎回豪華にさせることは難しいでしょう。

恋愛にお金を使いたがる女性は、彼への誕生日プレゼントにもブランド品など、高価なものを贈りたがります。けれど、金欠の年下彼にそれをすると「どうしよう、彼女の誕生日にも同じくらいのものでお返ししなくちゃならないのかな。でも予算もないし……」などと困ってしまうのです。「別にお返しなんていらない。私があげたかったから」と言う女性がとても多いのですが、もらいっぱなしだと落ち着かない男性の気持ちも配慮してあげたいですね。

ワリカンではなくて言い出しっぺ払いに

年下の彼氏とお金のことで一切揉めないというK美さん(30代）。8つ下の彼氏とはやはり収入に差があるそうですが、お互いにストレスなくデートできているコツは、ワリカンをしないということ。そこに行きたいと言い出したほうがお金を出すというルールにしているのだそうです。たとえばK美さんが水族館に行きたいと言ったので水族館のチケットは彼女が払います。そして館内で彼が何か飲みたいと言ったので、お茶代は彼が出す、という感じなのだそうです。

この「言い出しっぺが出す」というルールにしてからは、K美さんは彼に遠慮することもなくなったそうです。「先日行った沖縄旅行の飛行機代やホテル代は私が出しました。私が行きたかったのだから後悔もしていません。そのかわり先日は彼の提案でテーマパークに行ったので、入園料が彼が出してくれました」という彼女、お互いに自分が出せる額の範囲でデートを楽しむことができているので、ある意味公平なのです。

成長していく年下彼氏を支える楽しさ

ちなみに、年下彼氏は永遠に年上女性より収入が低いというわけではありません。彼女に追いつこうと努力し、人よりも早いスピードで出世する男性も結構いるのです。年下の彼が起業し、お金持ちとなり、裕福な生活をさせてもらっている、といううらやましい年上女性もいます。大きく成長するかもしれない、という夢があるのも、年下彼氏の楽しいところです。

そして年下男性とお付き合いできないのは「デート代は男性が全部出してくれなくちゃ！」という女性です。そういう女性は年上の男性に払ってもらうほうが満足するでしょう。年下男性と交際できるのは、あまり細かくお金のことを気にせず、2人で一緒にいられる時間を楽しめる、心に余裕がある女性なのです。