婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
話しやすいと思われる人の共通点は「動作」にあった!
読めば一瞬で好かれる人になる! 心理学を活かした好感度UPテク【第3回】
鏡で見る自分の姿は、「見た目」の一部分。
何気ない「動作」も、相手にさまざまな印象を与えています。
◆自分の「動作」も印象に関わる
第一印象で、好感をもたれる人とはどのような人なのでしょうか?
パッと目に入る情報で印象が決まるなら、やはり「見た目」でしょう。しかし、「見た目」は、顔立ちや服装といった相貌(そうぼう)だけではありません。どんな姿勢をして、どんな表情をして、どんな態度をとっているのか、これらも視覚的な情報ですから、「見た目」なのです。
しかし、多くの人が、自分の動作的な見た目がどのようなものなのかを把握していません。自分の見た目を知る術は、主に鏡。鏡を見ているとき、喋ったり、動いたりせず、ほぼ静止している状態です。そのため、自分がどのように動き、どのように笑い、手足はどのように動いているのか……については、自分よりも他人の方がよく知っているのです。
自分があまり知らない、自分の見た目……それこそが「動作」なのです。「動作」が変わると印象はガラリと変わります。例えば、ある1体のマネキン人形を想像してみてください。きちんと背すじよく立ち、両手は前で揃えた、まるでアナウンサーのような立ち姿をしている時と、一方で、腕組みをして脚をデーンと組ませている時と、同じ印象を受けるでしょうか? 恐らく、印象は前者の方がいいのではないでしょうか。
わたしたちの相貌は、マネキンと同じく、単なる「土台」でしかありません。土台をどのように動かすか、これこそが重要なカギなのです。一般的に、見た目を磨く術としては、主に土台である、相貌を磨くことだと定義づけられていますが、自分の知らない「動作」を磨くことでこそ、さらなる印象アップを図れる可能性が高いとも言えるでしょう。
◆聞き上手になるための動作=うなずき
それでは、まずは体の動作から考えてみましょう。体の動作といえば、どのようなことを想像されますか? 手脚の動き、姿勢や、首の傾きなど、さまざま挙げられますが、まずはコミュニケーションにおいて重要な役割を果たす、「うなずき」に焦点を当ててご紹介します。
喋りやすい相手とはどのような人か? 「気の合う人」や「仲の良い人」はもちろんその通りだとは思いますが、もっと細かく考えると、「うなずいて聞いてくれる相手」こそ、喋りやすい相手なのではないでしょうか? ある心理学実験において、自然に受け答えをした場合と、はっきりとしたうなずきを繰り返した場合では、前者に比べて後者では約50%も発話量が増えたという結果が出ました。このことから分かるように、聞き手がうなずくことで、喋り手はとても喋りやすくなり、会話が促されます。好感をもたれる人の特徴のひとつが「聞き上手」と言われるように、心地よく喋れる相手には好感をもちやすくなります。そして、「聞き上手」になることは、案外とても簡単なことなのです。
私は、印象アップのセミナー講師をしていますが、参加者の方にうなずきの話をしていると、あることに気付きました。それは誰もが「うなずき癖」があること。無意識に行うことだからこそ、ほとんどうなずかない人もいれば、大きく頻繁にうなずく人もいて、癖のように体に染みついています。問題なのは、「うなずかない」癖をもっている人です。これまでやってこなかったことなので、とてもぎこちなくなってしまい、面倒にも思えるでしょう。そんな人は、まず小さくても首を動かすということを意識してください。最初は違和感があっても、習慣化することで体に自然と身に付きます。そして、慣れてきたら、話の内容に合わせて深く、浅くといったように大きさにメリハリをつけるなど、抑揚をつけると、より良い「聞き上手」となれるはずです。
◆自分の性格を表わす見た目=態度
初対面の相手が、腕組みをしてイスにもたれかかっていると、どう思いますか?
初対面なのにマイペースだな、威圧感があるな……など、あまり良い印象はもたれないのではないでしょうか? 体の動き(態度)は、心理状態を表しやすいと言われています。だからこそ、態度によって「こんな人なのでは?」と性格も推測されてしまいます。良い印象なら問題ありませんが、ネガティブな印象を与える態度をとっているのであれば、もったいないですよね。
腕組みやイスにもたれかかるような態度以外でも、たとえば猫背の人は消極的で内向的な印象を与えてしまうことも。
猫背を改善するポイントは、オヘソが真っ直ぐ立つようにお腹を整えること。無理に胸を張るよりも自然に見えます。そして、出来るだけイスの背もたれよりも相手側(前方)に上半身をやや傾けると良いでしょう。特に相手が話をしているときは、後方に上半身をのけ反らせてしまうことによって、「興味がない、退屈だ」と自分が思っているように相手に感じさせてしまうリスクがあります。
営業成績のいいビジネスパーソンは、動作が磨かれています。相手が心を開いてくれるような動作を無意識的につくっているのです。自分の知らない見た目だからこそ、意識することによって、自分が思った以上にうれしい変化が期待できるかもしれません。いきなり、すべて完璧を目指すことはありません。まずは「オヘソの位置から」、「小さくうなずくことから」など、ひとつだけでも意識してみてはいかがでしょうか?
連載 読めれば一瞬で好かれる人になる!好感度UPテク
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