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初対面でステキな人だと思われるために知っておきたい「○○効果」
読めば一瞬で好かれる人になる! 心理学を活かした好感度UPテク【第2回】
「人は見た目じゃない」と言われるけれど、外見を磨かないのはもったいない!
見た目の印象をちょっと変えるだけで、好感度がグンとアップします。
■誰しもが、相手の“見た目”で言動を変えている
あなたは誰に対しても同じ言動をとりますか?
誰に対しても同じ言動をとることは、一見、裏表のない素晴らしいことのように思われますが、現実に実践できている人はほぼいないでしょう。たとえば、年配者には敬語を使い、子どもには親しみのある簡単な言葉を使う……このように相手に合わせた言動を選ぶことは、分別ある人間として必要なスキルだからです。初対面の相手とうまく接するために、人は無意識的に相手にもっともふわさしい言動を選びます。では、相手の何をもとに言動を決めるのでしょうか?
ほとんどの場合、それは「見た目」です。
「相手の見た目で態度を変える」とだけ聞けば、なんだか悪い印象を持たれてしまいそうですね。しかし、これは悪いことでもなんでもなく、当然の事実なのです。例外のケースとして、メールからはじまった交際や、会う前に共通の友人から噂を聞いていた相手など、先にたくさんの情報が入っている場合は異なるかもしれません。しかし、一般的なケースとしては、相手の第一印象は、パッと会った瞬間に目から入る情報…すなわち“見た目”によって築き上げられるものなのです。
■「第一印象が重要」と言われる理由
では、見た目によって築かれた第一印象は、その後の関係性にどのような影響をもたらすのでしょうか?
私のセミナーでは、参加者の皆さんに2人1組になってもらい、「イメージ分析クイズ」を行ってもらうことがあります。それは、言葉をまだ一言も交わしたこともない相手のイメージを「可愛い」など、頭に思いついた言葉にして書くというもの。話したこともない相手なので、純粋に見た目の情報しかないにも関わらず、ほとんどの参加者の方が「知的」、「友達が多い」、「おしゃべり好き」など、相手の内面的な特性を書きます。話したこともない相手ですが、人は相手の見た目で、ひと通りの“筋書き”を頭のなかに完成させてしまうのです。そして、その“筋書き”をもとに相手と接します。だから、「怖い人」と思われてしまうと、相手は委縮して控えめな態度をとり、逆に「楽しい人」と思われると、積極的にしゃべりかけるなどと言動が変化するのです。
心理学では、このような事象を「光背効果」という言葉を使って説明することがあります。「光背効果」とは、ある側面で望ましい特性をもつ相手に対しては、ほかの側面さえも事実の確認もなしに望ましいとみなしてしまう現象です。
たとえば、爽やかできちんとした印象を抱いた相手に対しては、たとえ無口であっても「マジメな人なんだ」、「誠実そう」と、ポジティブに捉えてしまうようなケースも、光背効果と言えるでしょう。変わらないひとつの事実が、最初の印象次第で、良くも悪くもなる。だからこそ、自分の魅力をネガティブに解釈されず、最大限よく捉えてもらうために、第一印象を磨くことは非常に重要なことなのです。
■「第一印象がいい見た目」とは何か?
「第一印象がいい見た目=美男・美女」と思われる方も多いのですが、それは違います。「キレイな人だけど、気取っていて、なんだか仲良くできなさそう」、「カッコイイけど、なんだかしゃくに障る」。美男・美女ではあるものの、あまりよく思えなかった相手に、あなたは出会ったことありませんか? 美しさの評価と、好感度は必ずしも比例するものではありません。美しさよりも大切なのは、相手から見て「好感をもたれるかどうか」なのです。
では、多くの人が好感もつ見た目とはどのようなものでしょうか? セミナー参加者の方々に尋ねると、共通しているキーワードがあります。それは、清潔感があって、年齢相応の上品さがあって、そしてその人自身の魅力が活きていること。そして、これらは簡単に体現できそうで、とても奥深いものなのです。
■男性ならまずは「服のサイズ」を、女性ならば「色」を見直して
好感をもたれる見た目づくりのために、男女それぞれ、ひとつだけ気をつけるべき部分をあげるならば、男性は「服のサイズ」、女性は「色」だと、私は思っています。
あまりファッションに関心をもたない男性が陥りがちな失敗が「服のサイズ選び」です。ジャストサイズに着るよりも、ゆとりのある服のほうが着心地がよく、体形が多少変わっても着られるというメリットに後押しされて、ついオーバーサイズの服を選んでしまうようです。そして、そのなかには「大きくて、実はサイズが合っていない」と気づいていない方も多くいらっしゃいます。しかし、サイズが少しダボッとしているだけで、清潔感や上品さが大きく欠けてしまいます。「紳士はオーダー服しか着ない」と、言われることもあるほど、男性にとって自分に合うサイズの服を着ることは、その人自身の魅力を引き立たせます。わざわざオーダーする必要はありませんが、今までXLサイズだった人は、まずはLサイズを試着してみてください。必ず試着したうえで、服の肩の縫い目が、きっちりと自分の肩に合っているのか確認してから購入しましょう。
そして、女性にとって魅力を台無しにしてしまっているのが「色」です。「明るくみられたい」「フレンドリーな人だと印象づけたい」、そう思っているのに、グレーや黒やこげ茶などの暗い色の服に身を包んでいる女性が多くいらっしゃいます。色の力は、私たちが思っている以上に強力です。たとえば、とある人気商品が爆発的ヒットを飛ばした理由は商品ラベルの色にある、と言われるほど、色によって印象をがらりと変えることができるのです。
では、どんな色を選べばいいのか?
その答えは、あなたがなりたい自分のイメージと最も近いと思う色が正解なのです。知的な印象を与えたいのであれば、黒や白といったきりりと締まる色を、ふんわりと女性らしい印象を与えたいのであれば、パステルカラーを…。このように、まずはあなたが目指したい印象から色を導きだすことが、第一歩なのです。
「見た目」はあなたの看板です。看板をつくるには、まずはどのような店にしたいかを考えますよね? あなたは人からどのように思われたいのでしょうか? そのイメージと看板が一致したとき、あなたの魅力はますます活かされるでしょう。
連載 読めれば一瞬で好かれる人になる!好感度UPテク
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