ステラ薫子の12星座占い【2021年3月の恋愛運】

インターネットが発達する前後で、恋の終わりの迎えかたが変化しています。今まではひとりでお部屋で落ち込んでいたり、友達に電話でグチを言ったりという傾向でしたが、最近は違います。友達に通話するというところは変わっていませんが、ひとりで部屋で落ち込んでいる人が、お部屋にいながらにして専門家に相談できるようになったのです。
E美さん(41歳)は、6年お付き合いし、結婚まで考えていた男性と別れを迎えてしまいました。彼を信じてゴールインを待ち続けた彼女のショックは大きく、もう結婚もできない、自分は一生ひとりなんだ、と部屋にこもりがちになってしまいました。そんな彼女を心配した友人が、オンラインで専門家に相談してみたら? と教えてくれたのだといいます。
最近は、さまざまな専門家に恋愛相談ができます。カウンセラーや占い師などに相談する人が多いのではないでしょうか。有料ではありますが、専門家に話を聞いてもらうことで、気持ちがかなり落ち着き、次の自分へと気持ちを切り替えやすくなるのです。今のままではいけないと思っていたE美さんは、占い師にお願いしてみることにしました。さまざまな料金がありましたが、自分が納得出来る価格のところに申し込んだのです。
E美さんは、男性の占い師を選びました。なぜ彼が別れを告げてきたのか、彼と同じ年代の男性の先生に気持ちを解説をしてもらいたかったからです。占い師から鑑定後「彼は家庭の事情が複雑で、そのために結婚を迷っていた」と伝えられた時、彼女はハッとしました。確かに、問題を抱えている家族がいるので、一緒になってもE美さんが苦労するだろうと言っていたことがあるからです。
彼から直接別れの理由を説明されたわけではありませんが、納得のいく結果だったこともあり、E美さんの気持ちは落ち着きました。さらに占い師は「あなたのせいではありませんよ」と励ましてくれ、次の出会いは半年以内に訪れるから、それまでの間に女磨きをしておきましょうとも言われたので、気持ちを未来へと切り替えることができたのです。
もちろん占いですから、言われたことが100%真実ではない場合もあるでしょう。けれど、E美さんは占い師に悩みを打ち明け、励まされたことによって、気持ちにケリをつけることができたのです。言われたことをうのみにせず、参考意見として聞いたからこそ、自分の心の中でしっかりと整理できたそうです。
利用したセッションは約30分。話しているうちに、時には彼への怒りや悲しみが湧き上がってきて声が震えることもあったと言います。けれど、通話を終える頃には、胸に溜まっていたドロドロとした気持ちがなくなっていました。誰かに話し、客観的に事実を見つめることで、もう終わったことだ、とやっと理解できたといいます。
占いの場合もカウンセリングの場合も、相手の年齢は聞かれることがほとんどのようです。占いの場合は生年月日を聞かれることもあるので、用意しておいたほうがスムースに話しやすいはず。また、結構使えるのがメモ帳だそうです。話をしながら大事だなと思ったところはメモを取っておきたくなるからなのだとか。
占いですっかり元気になったE美さんは、今はヨガに通って健康づくりと体型づくりをしながら、新しい恋の訪れを楽しみにしています。専門家にアドバイスをいただくことで、復縁への未練もなくなり、スムースにショックから立ち直ることができるはず。オンラインには、24時間誰かが待機している相談サイトもいくつもあるようなので、チェックしてみるのもいいかもしれません。
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