20歳以上年下の男性との結婚で幸せになれるのか？を、ドラマ『緊急取調室』に学ぶ！

ドラマに学ぶ、恋愛テクニック【第４６回】

24歳年下の夫と離婚した貴理子さんの話題に続き、『緊急取調室』でも、大久保佳代子さん演じる女社長が、23歳年下のイケメン男性と結婚を予定しているという展開でした。そこで、20歳以上年下の男性との結婚で、女は幸せになれるのかを、ドラマ『緊急取調室』に学びます！

ドラマ【緊急取調室】

「取調室」という名の密室で繰り広げられる、銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘を描いた天海祐希さん主演の人気ドラマシリーズ。

20歳以上年下の男性と結婚できる女性

第７話では、宝石販売会社の女社長・伴佐知恵(大久保佳代子)が、離婚した夫を殺したと自首し、取り調べを担当することになった緊急事案取調班(キントリ)に対し、罪を償ったら、23歳年下のイケメン従業員・若杉純(稲葉友)と結婚する予定であることを打ち明けます。

キントリの男性陣は、20歳以上年上の女性と、若いイケメンが結婚することに疑問を抱き、若手刑事の渡辺鉄次・通称ナベ(速水もこみち)に問うと、『年齢を超えて、惹かれることも……ないとは言えません。被疑者はそれなりの財産も持っていますし……』と回答し、『お金目当てなら、ありか』と一同納得したのでした。

経済力のある年上の女性に、若い男性が惹かれる可能性は十分にあります。お金だけが目当てではなく、社会的に成功している人と一緒にいることで成長できるし、世界が広がることも含めての魅力であり、貴理子さん以外にも、元女優で衆議院議員の三原じゅん子さんも、24歳年下の男性と再々婚をしており、今や歳の差婚は全く非現実的ではない時代になったと言えます。とはいえ、20歳以上の年齢差になると、包容力だけでなく、女性にも経済力と社会的地位が求められることも、また現実であります。

年の差婚・男女の違い

20歳以上の年の差婚における男女の違いは、貴理子さんの離婚理由にもあったとおり、やはり『子供』。男性が年上の場合、子供を授かることに大きな障害はありませんが、女性が年上の場合には、子供を授かることが難しく、子供がいない年齢差のある夫婦が、末永く結婚生活を幸せに送る為には、常に二人が同じ未来を描き続けることが必要となります。

また、結婚当初は未熟だった若い夫も、経験を積み、自分の未来の可能性を試してみたくなることは往々にしてあることですので、結婚という形に胡坐をかかず、常に夫を気にかけてあげることも忘れてはなりません。

年の差婚で、女性は幸せになれるのか？

ドラマ『緊急取調室』で、若い婚約者は、お金を目当てにしていただけではなく、自分の犯した殺人の罪までも、佐知恵に着せようとします。そして、佐知恵はそれを全て知った上で、自首をしていたのです。理由は、『身代わりになって罪を償えば、本気で好きになってくれるかもしれないと思ったから』。

20歳年下の男性と結婚できる社会的成功者である女性達は、若い男の本性も見抜いているし、いつか自分から巣立つ日が来るかもしれないという覚悟をもって、歳の差婚に踏み切っているのです。それは結婚したら、一生幸せが約束されると盲目的に信じている若い女性との大きな違いです。

愛した記憶と、結婚という愛された証が形として残っていれば、自分の人生そう悪くなかったと思える。そこまで先を読める女にだけ許されるのが20歳以上の年の差婚。たとえ、別れることになったとしても、その思い出と心の傷は、いつしか光を放ち、新たなご縁を呼び寄せることができると信じ、チャンスが目の前に現れたら、掴み取れる女性でありたいものです。