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恋の告白は、伝え方により成功率が変わります。今回は「想いが報われづらい恋の告白」を、「おっさんずラブ」の登場人物達から学びます。
33歳のモテない主人公・はるたんこと春田創一(田中圭)が、おっさん上司の黒澤(吉田鋼太郎)と、ルームメイトの牧(林遣都)から想いを寄せられるラブコメディ「おっさんずラブ」。話題沸騰中に最終回を迎えましたが、好意を寄せてくれたのが同性という設定以外は、王道のラブストーリーで、視聴者を虜にしました。登場人物達全員が「報われない恋」をしていたこの作品を振り返りながら、「成就する見込みが薄い」人へのアプローチ方を探ります。
第1話から告白シーンの連続だった「おっさんずラブ」。人生のモテ期を迎えた主人公の春田(田中圭)は、部長の黒澤(吉田鋼太郎)、ルームメイトの牧(林遣都)の男性2人と、幼馴染みのちず(内田理央)に、それぞれ真剣告白されます。部長は夜景が綺麗なデートスポットに呼び出し、バラの花束と一緒に「はるたんが、好きです!」と叫ぶ、漫画の王道的告白。ルームメイトの牧は、お風呂場で「好きだ」と迫り、突然のキス。幼馴染のちずは、春田と散歩中に「好き」と告白。春田に告白してきた人物は全員が、体中から溢れる想いを「好き」という二文字に込めて、シンプルに伝えています。
一方で、春田が絡まない告白シーンでは、「俺じゃダメですか?」(新卒社員が50歳の元人妻に告白)、「俺ならお前を傷つけたりしない」(昔の恋人に、気持ちをぶつける)等、いずれも「好き」の言葉がない為、想いがやや弱い印象を受けます。実際に「好き」と言われた春田は、相手が男であっても、彼らの想いに向き合いますが、「好き」以外の告白をされた二人は、流してしまっています。
春田をめぐって、恋のライバルである部長と牧が大喧嘩するシーン。春田の悪いところを10個挙げるという牧の提案に、なかなか言葉がでない部長に対し、牧は「優柔不断、朝機嫌が悪い・・・うつ伏せで寝る」とスラスラと短所を言い放ちます。春田は「俺、そんなに(悪いとこだらけ?)」と焦りますが、これこそが牧の大きな愛の証。どんな春田であっても、好きな気持ちが変わらないという強い思いは、春田の心に小さな穴を開けるきっかけとなります。
同じように、幼馴染のちずも、告白の際「全然好みじゃない・・・でも、好き」と否定的なことを伝えることで、理屈抜きに惹かれる気持ちを伝えることに成功しています。
脚本のない現実世界の告白で、本人に欠点を言うことは難しいですが、心の中にある「好き」な気持ちを整理する際に、具体的に嫌いなところをまとめておくと、告白がより説得力のあるものになること間違いなしです。
「付き合ってください」は、牧しか言っていない台詞。他の人物達は「好き」という気持ちを伝えるだけで、相手の返事を求めていません。牧も最初の告白では「好きだ」と一方的に言い放って踵を返しますが、ドラマ中盤、断られるのを覚悟(ほぼやけくそ)で「付き合ってください」と言ったところ、その勢いに負けた春田から、予想外に「はい」という返事をもらい、その流れで(男同士)付き合うことになります。
仕事でも、発言する際には、意見や思いだけでなく「具体案」を掲示する必要があるように、恋愛でも具体的にどうしたいのか投げかけることが、関係性を前進させたり、決着つけることができるのです。
男同士の交際など、考えたこともなかった春田が、牧の言動、行動に少しずつ心を動かされ、最後には皆の前で交際を発表するところまでに至った牧のアプローチ。無理目な恋をしている方は、是非、参考にしてみてくださいね!
<ドラ恋ポイント>
・「好き」の一言は、報われない恋であっても最強の相手の心を動かす言葉になる
・相手の嫌いなところをまとめておくと、好意を伝えるときの説得力が増す
・具体的にどうしてほしいのかを提示すると、状況が進展しやすくなる
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