婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション

「素敵な男性と出会って、幸せになりたい」
「恋愛で遠回りをしないためのヒントが欲しい」
そんな女性の気持ちにやさしく寄り添い、
新しい恋に踏み出すパワーをくれる恋活WEB小説を作家の内藤みかさんが綴ります。
これまでの内容は、記事下のリンクへ。
みちるさんが教えてくれたいい方法というのは、簡単なことだった。
今まで自分のタイプだとは思っていなかった男性を、しばらくウォッチしてみるということだった。
「職場の男性でもいいし、近所のパン屋のお兄さんでもいいし、ネットで見つけた男性のブログでもいいの。誰か一人いいなと思った男性の様子を何日かチェックしてみてほしいの」
「そうすると、何がわかるんですか?」
「いろいろな人生があって、いいところもいっぱいあるんだなって、わかると思うわ。そうしたら、限られたタイプの男性だけにこだわってきた自分の世界を狭く感じるはずよ」
みちるさんはそう言ったけれど、私はどうにも乗り気になれなかった。
好きでもない男の人のことをチェックする気持ちにもなれない。
やっぱり私は、自分が好きだと思える男の人と、結婚したい。
私は、ラベンダーティーを飲みながら、友達作りSNSの画面を眺めた。
ラベンダーティーは、気持ちを和らげてくれるとみちるさんに教えてもらってから、お部屋でも飲むようにしている。
ほのかな良い香りが、私に焦るなと囁きかけているかのようだった。
だけど、私は、結局、誰もウォッチしなかった。
どうしても、その気になれなかった。
それよりも、友達作りのSNSで見つけたあの男の人のことが、頭から離れなかった。
どこか寂しそうな目をしている、あの、同い年の男の人。
「寂しいです。寂しい人と寂しさを共有したいです。友達24時間大募集中です!」
と書いていたあのメッセージ。
気になって、ウォッチしたいのは、この人だけだった。
みちるさんにこの男の人の画像を見せても、賛成はしてくれなかった。
それどころか、
「あなたの今までの恋愛グセが、この男の人を見るとよくわかるわ。寂しそうな顔の人が気になるのね」
と言い切った。
寂しそうな顔の男性を好きになる女性は結構多いのだという。
母性本能がくすぐられて、何かしてあげたくなるのだそうだ。
ダメな男だとわかっても、
「この人は、私がいなくちゃダメなんだ」
と、なかなか離れられないのも特徴なのだという。
私も、男の人に寂しそうな顔をされると、ドキッとしてしまう。
助けて、とSOSを出されているかのような気がしてしまうから。
そして今も、この、ジョーと名乗る男の人に、コンタクトを取った方がいいんじゃないかという気がしてならなくなっている。
彼は、本当に寂しくて誰かと交流を求めているのかもしれない。
だったら、これを見つけた私は、彼に、何か一言、かけるべきなのかもしれない。
そうすれば、彼の寂しさを少しは癒すことが、できるかもしれない。
自分にできることがある。
そう思ったら、いてもたってもいられなくなり、私は、みちるさんの忠告に従わず、ジョーさんにメッセージを送信してしまった。
彼女は「眺めるだけで、やり取りはしないようにね」と言っていたのに、破ってしまった。
匿名のSNSなのだし、励ましのメッセージくらいなら、いいんじゃないかと思ったからだ。
そして、メッセージを送信して数分で、返信メールがやって来た。
【Chapter4】第16話に続く
婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
男性に愛される、聞き上手女子の会話術
男性は質問されることが嫌い!?圧を感じさせる質問3つ
本音はどこにある?すれ違うカップルの心の中【4コマ漫画】
たった3つ!好感度に大きく差がでる愛され相づち
ハイスペック男の恋の弱点を知り、あなたに釘付けにする方法を、ドラマ『私たちはどうかしている』に学ぶ
あなたは言ってませんか?「うん」は婚活スタートの落とし穴!
年齢差がきになる女性必読!年下の彼氏と交際するようになったきっかけ3つ
婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
男性に愛される、聞き上手女子の会話術
男性は質問されることが嫌い!?圧を感じさせる質問3つ