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バレンタインに本命チョコを渡せなかった貴方に観て欲しい映画BEST5

バレンタインに本命チョコを渡せなかった貴方に観て欲しい映画BEST5

映画心理カウンセラー コトブキツカサの恋に効く映画ランキング【第10回】

バレンタインデーは、勇気がなくて意中の彼に本命チョコをあげられなかった…そんな人もいるのでは? 今からでも告白する勇気をくれる映画を、映画心理カウンセラーのコトブキツカサさんがセレクトしました。

■1位『デブラ・ウィンガーを探して』

監督:ロザンナ・アークエット

出演:パトリシア・アークエット、エマニュエル・ベアール、他

 

《ストーリー》

40代になり、母として女として改めて自分と向き合った女優ロザンナ・アークエットは、ある1人の女優のことを思った。彼女の名はデブラ・ウィンガー。『愛と青春の旅だち』でブレイクした彼女は、その後も順調にキャリアを重ねていたのに、ある日忽然とスクリーンから姿を消してしまう。ロザンナはその理由をどうしても聞きたくて、デブラを探して旅に出る。その過程で彼女は様々な女優と出会い、恋愛や結婚、子育てといった事柄について率直に話し合うドキュメンタリー作品。

 

《おすすめPOINT》

本作は、ハリウッドで活躍している数多くの女性セレブリティに「あなたの人生は幸せですか?」と問いかけます。人の幸福感は千差万別ですが、インタビューを受ける女優達に共通する心理があります。それは「可能な限り後悔しない人生を歩みたい」という願望。

大本命の男性に対してチョコレートを渡せなかったことで後悔するよりも、これからでも告白した方が前向きな人生だと思わせてくれる本作を是非体験してみて下さい。

■2位『桐島、部活やめるってよ』

監督:吉田大八

出演:神木隆之介、橋本愛、他

 

《ストーリー》

とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也(神木隆之介)はクラスの中では地味で目立たないものの、映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がりはじめていく。

 

《おすすめPOINT》

自分の気持ちを相手に伝えられないもどかしさは誰にでも経験があるはず。

本作の登場人物である吹奏楽部の亜矢は、意中の男子生徒・宏樹の姿が見たいという理由で毎日校舎の屋上でサックスの練習をします。しかし宏樹には付き合い出した彼女がいたのです…。

亜矢は遠くから宏樹を眺めていただけでした。行動すれば時に哀しい結末を迎えるときもありますが、行動しなければ何も得られないと本作は教えてくれます。

■3位『メリーに首ったけ』

監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー

出演:キャメロン・ディアス、マット・ディロン、他

 

《ストーリー》

高校時代、学園一の人気者メリー(キャメロン・ディアス)とプロムへ行くチャンスを手にしながら、人には言えないような事故を起こして入院するハメになったテッド(ベン・スティラー)。それから13年後、今もメリーのことが忘れられないテッドは、探偵のヒーリー(マット・ディロン)に彼女の調査を依頼する。だがヒーリーはメリーに一目惚れしてしまい、テッドに彼女をあきらめるように嘘の報告をするのだが……。

 

《おすすめPOINT》

13年間も1人の女性を愛し続けながら想いを伝えられないテッドと恋に積極的なメリーを見ていると、恋愛における宿命的なボタンの掛け違いを感じます。

人生の好機は自分でたぐり寄せることが出来るはず。告白することで貴方に幸運が舞い降りる可能性もあるのです。

■4位『みなさん、さようなら』

監督:中村義洋

出演:濱田岳、倉科カナ、他

 

《ストーリー》

1981年、小学校を卒業した13歳の悟(濱田岳)は、担任教師の制止を振り切り、団地の外へ一切出ずに生活していくことを宣言する。才色兼備な隣人の松島(波瑠)にはその無謀な計画は鼻で笑われるが、彼は中学にも行かずに独自の信念に従った生活を確立していく。母親のヒーさん(大塚寧々)はそんなマイペースな息子の姿を優しく見守っていた。

 

《おすすめPOINT》

恋愛だけでなく、多くの人は思い切った行動をするときに躊躇するはず。

本作の主人公・悟は生まれ住んでいる団地から一歩も外には出ないと決めて実行していますが、劇中後半に、彼はある大きな決意を胸に大事な決断を下すのです。

告白に尻込みしている方は、本作の悟から目を離さないでください。彼の行動が貴方の背中をそっと押してくれるはずです。

■5位『くそガキの告白』

監督:鈴木太一

出演:今野浩喜、田代さやか、他

 

《ストーリー》

ブサイクな顔にコンプレックスを持つ馬場大輔(今野浩喜)は、映画監督を目標としているものの何を撮りたいかもわからず、32歳にもなって自分の感情を周りにぶつけてしまう。木下桃子(田代さやか)は占いやおまじないが好きな25歳の女優で、中学生のころに鑑賞した映画がきっかけで芸能界をめざしてがんばってきたが、仕事はエキストラばかり。そんな2人が撮影現場で出会い……。

 

《おすすめPOINT》

告白は、必ず成功するとは限りません。振られたくないという当然の自我と強力なプライドによって行動に移せないのもよくわかります。

主人公の馬場は、仕事もせず貯金もなく性格も悪く容姿も良くありません。これだけの悪条件がそろい、むしろ開き直って生活しているのですが、そんな彼は桃子という女優と出会い心境に変化が訪れるのです。馬場の熱意は桃子に届くのか? 結果は作品を観て確認して欲しいのですが、少なからず本作は恋愛アンセム的な物語です。

■今週のBEST5

kotobuki-10話

連載 コトブキツカサの映画紹介

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    ライタープロフィール

    コトブキツカサ

    映画心理カウンセラー。
    年間500本以上の映画を鑑賞。好きな映画から性格診断をするなど、鋭い映画心理分析に定評があり、バラエティ番組や雑誌などで活躍中。処方箋映画、映画名言紹介などが特技。
    テレビ番組『popmaker』(BS朝日)、『映画のウィスプ』(テレビ神奈川)、『Soleいいね!』(静岡放送)などに出演中。また、Web、雑誌などで映画コラムを多数執筆しており、日本工学院専門学校にて非常勤講師も務めている。

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