婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション

「人見知り」、「会話下手」だからと言って、せっかくの出会いのチャンスを逃していませんか?
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はじめて出会った人に対して、会話を弾ませようと「質問攻め」してしまった経験はありませんか。
ここで、男女数人の食事会(合コン、パーティなど)の席で、隣同士になったAさん(男性)とBさん(女性)の会話を例にしてお話しいたします。
A:「はじめましてAです」
B:「はじめましてBです」
A:「Bさんはどういったきっかけで、今日の会にいらしたのですか」
B:「幹事のNさんが、会社の同僚だったので」
A:「どんなお仕事をされているのですか?」
B:「自動車メーカーで経理をしています」
A:「どこにお住まいなんですか」
B:「千葉です」
A:「よく丸の内にはいらっしゃるのですか」
B:「いいえ」(少し不機嫌な表情になってきている)
A:「ところで、スポーツは何かしますか」
B:「いいえ……」(ちょっとと言って席を立ってしまう。戻ったときには違う席に)
こんな調子で会話をしていたのは、以前の私です。今考えると、恥ずかしい限りです。当時、初対面の人と親しくなるために、その人の情報をいろいろ聞いて、共通点を探そうとばかり考えていました。
でも、このように質問攻めをしていると、相手に避けられるようになってしまいます。
共通点を探して盛り上がろうとするのはいいですが、これでは相手には悪い印象しか伝わりません。
何が悪かったのでしょうか。これは、「相手と親しくなるのを急ぎ過ぎていた」ということです。急ぎ過ぎているがゆえに、質問ばかりしていたのです。
では、どうしたらいいのでしょうか。まずは、この場合、相手が質問に答えてくれたら別の質問をかぶせていくのではなく、相手の答えに対して反応することです。
相手の答えに対しては、次の3つの方法で返すのが良いでしょう。
相手の言ってきたことに対して「そうなんですか」とか同意のあいづちを打ったり、ときには相手が言った通りに言い返す「オウム返し」をしたりするのも良い方法です。
たとえば……
「Bさんはどういったきっかけで、今日の会にいらしたのですか」という質問をして、「幹事のNさんが、会社の同僚だったので」とBさんが回答したとします。
そして、「そうなんですね。幹事のNさんと同じ会社にお勤めなのですね」とオウム返しの回答をします。
さらに、相手が「千葉に住んでいる」と言ったら、「千葉にお住まいなんですね」とオウム返しをします。
これをするだけでも、相手は質問攻めされているという感覚がなくなるでしょう。
人が質問攻めされているなと感じるのは、答えたことに対する相手の反応がないからです。
よって、相手の話に対してあいづちだけでも反応をしていけば、あなたへの印象は変わってきます。質問への回答に限らず、相手と会話するときは、常に「あいづち」や「オウム返し」することを意識していくようにしましょう。
ここでお話しするのは、あいづちの後にするといいことです。
たとえば……
住まいの話をして「千葉に住んでいます」と返ってきたなら、「千葉にお住まいなのですね」と返した後、「千葉のどちらなのですか?」と返すのです。
あるいは、「そうですか。5年前まで千葉に住んでいましたよ」でもいいですし、「千葉なのですか。私は行ったことはないですが、友人が住んでいます」でも何でもいいのです。
ポイントは、相手が答えたことを話題にすること。その話題が数往復していくうちに、だいぶ緊張感が解けてきます。話題をポンポン変えないことです。
人は自分の名前を呼ばれると、それだけでその人に好印象を抱きます。
よって、積極的に「相手の名前」を呼ぶようにしましょう。
上に挙げた会話の例の中では、ほとんど相手の名前を呼んでいませんね。確かに知り合って間もないときは、相手の名前を呼ぶのに迷いがあったり、照れくさく感じたりします。
いきなり名前で呼ぶのもなれなれしいと思われるし、だからといって苗字で呼ぶのも他人行儀のように思える。この場合、一番いいのは「何とお呼びすればいいですか」と聞いてしまうことです。その他には「○○さんと呼んでもよろしいでしょうか」でもいいでしょう。
ただし、会話の中でやたら多く名前を入れ過ぎると、かえって不自然になります。自然な感じで、会話の中に適度に相手の名前を散りばめるのが良いでしょう。
もう1つ大切なのは、相手のペースに合わせることです。
心理学では、「ペーシング」という用語があります。「ペーシング」とは、相手にペースを合わせること。人はそれぞれ話すスピードも声の大きさも違います。同じように、うなずきの速度も違うのです。速い人もいれば、ゆっくりの人もいます。
うなずきの速度を相手に合わせることで、相手に親近感を持ってもらえます。この場合、相手のあごに着目し、あごの動きに合わせると良いでしょう。相手より速くうなずいてしまうと「適当に聞いているのではないか」と話し手も感じてしまいますし、遅いと「何か、イライラするな」と思わせてしまいます。
これは、話すスピードにも当てはまります。「早口の人には速く」、「ゆっくり話す人にはゆっくり」で対応するのが良いでしょう。
これら点に注意してコミュニケーションをとっていけば、焦らなくても相手との距離は縮まっていきます。初対面では、特に焦らないようにすることが大切です。いきなり仲良くなろうとするのではなく、少しずつ人間関係を作っていこうと考えましょう。その方が最終的に仲良くなれると思います。
あせって質問ばかりするとイヤがられる。
相手が話す内容、ペースに合わせよう!
次回は、「質問をしなくても『共通の話題』をその場で見つけられる方法」を紹介します。
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