油断は禁物！～オンライン(ビデオ)通話の注意点～

恋愛・婚活で活用できるオンラインコミュニケーションの魔法【第五回】

ここまで顔が見えるオンラインでのコミュニケーションについて書いてきました。

まだまだ工夫次第で様々な楽しいこともできそうですが、油断してはいけません。最終回は注意点や落とし穴についてご紹介します。

ビデオ通話が、いくらリアルに近いコミュニケーションとは言っても、リアルではないということをキチンと踏まえておかなければなりません。文字だけや電話でのやりとり程、食い違いが起きやすいわけではありませんが、やはりリアルでのやり取りほど真意は伝わっていません。思わぬ誤解が生まれないように気を付けましょう。

『（相手は）何で急にそっけなくなったんだろう？』と感じたことはありませんか？実はこれ自分でも気づかないうちにオンラインコミュニケーションで失敗している可能性があるんです。油断していると自覚のないまま嫌われてしまうなんてことがあります。以前のコラムで記したことも含め詳しく記していきます。

リアルとオンラインの気遣い度合いとは？

SkypeやZoom、LINEビデオ通話の時には服装や髪形や化粧はリアルで会う時と同じくらい気を付ける必要があります。『そこまでしなくても…』と思うことが油断です！

極端な例ですが、恋愛感情が芽生える前にスッピンを見せてしまい幻滅されてしまうなんてことも実際にあります。自分としてはカメラ越しだし、画質もそれほどよくないし、アップで映るわけではないから大丈夫だろう…と思っていても相手がどう思うかは分かりません。現代ではかなりビデオ通話のクオリティーも高くなっていますので油断しないでください。

しかし、女性の場合、かわいい部屋着やパジャマはOKです！逆に男心をくすぐります！

お風呂上り風を演出することもテクニックです！大事なのは『風』であってリアルにスッピンではダメです。よく洗顔やメイク落としのCMで顔を洗った後のタレントさんが、あたかもスッピンであるかのように作られていますが、100％スッピンではありません。スッピン風メイクにかわいいパジャマなんていう演出をすることがアピールになります。

男性の場合は出来るだけシンプルにしましょう！オシャレなマンションなどに一人暮らししていればよいですが、実家の自分の部屋で…となると、昔っから貼ってある古いポスターが写り込んでいたり、天井の電気の傘も古めかしかったり、窓枠が古いものだったりしても、少々貧相に感じさせてしまします。シンプルに白い壁を背景にした方がよいでしょう。

男らしさを象徴するようなものも女性からみれば子供っぽく映ってしまいマイナスになってしまう可能性があります。

カメラに映る背景に気を付けましょう！

洗濯物の部屋干ししている様子や山積みになっている様子、部屋が散らかっている、食べた後の洗い物をほったらかしにしてある様子などが映らないように気を付けましょう！

また、PC内臓カメラを使用する場合はPCのスペックにもよりますが画面が暗くなりがちです。出来れば別カメラや照明をセッティングすることをお薦めします。そんな撮影するような機材まで用意するのは大変・・・と思うかもしれませんが、最近ではユーチューバーが増えたこともあり、安価でコンパクトで日常でも使いまわしができるような商品がネット上で沢山販売されています。明るさは本当に重要です。普段の家の照明からすると明るすぎかな～と思えるくらいが丁度よいです。もっと徹底するとしたら、女性であれば顔にライトを当ててもよいくらいです！

電波状況に気を付けましょう

最後に、１と２をクリアしていても音声や画像が途切れがちであれば、すべて水の泡です。聞き取り辛い！目が疲れる！はストレスになります。せかっく準備万端でビデオ通話に試みても音声と画像の乱れはマイナスの印象を与えてしまうので、電波状況には注意が必要です。

また繰り返しになりますがPCでSkypeやZoomを使う場合は、外付けのマイクやカメラを用意しておいた方がよいでしょう！スマホであればマイク付きイヤホンなどで、発信も受信も画像と音の状況は良くしておくに越したことはありません。

さて5回に渡ってオンラインコミュニケーション、主にSkypeやZoom、LINEビデオ通話のような、お互いの姿が見える形での特徴と注意点について述べてきましたが、現代は急速なスピードで進んでいます。

今回の話だって、来月には通用しなくなっているかもしれないのです。VRで臨場感溢れるオンラインデートなんてものがいつ出てきてもおかしくありません。

正直、私はリアル派です。会っているからこそ伝わるぬくもりや優しさがあり、伝わる思いがあると思います。しかし世界の大きな流れは確かにオンライン化の方向に進んでいます。

備えあれば患いなし！ぜひみなさんも上手く活用して頂ければ幸いです。