婚活パーティでカップリングしても、その後が続かない!ご縁を活かす5つのアクション
「理想的なカップル」=「長続きする夫婦」とは限らない?「良いパートナー選び」の意外なコツとは
趣味が一緒で性格も似ており、友人同士のように仲の良いカップル–テレビなどのメディアでは、このような恋人関係がよく「理想的な関係」として出てくることが多いですね。
特に最近では男女平等という観念から、「亭主関白」と言った男性主導のカップルなどはあまり推奨されなくなってきています。
ところが、誰もが羨む「理想のカップル」と思われた恋人同士が、意外と早く離婚してしまう…なんてケースも増えているもの。
これは何故なのでしょうか?
理想の「恋人関係」と「夫婦関係」の違いについて、心理的な側面から紹介をしていきます。
1. 「似たもの同士」が恋愛関係になりやすい
人間は自分が持っている特徴と似ている相手に対して好感を抱きやすいものです。
例えば初対面の相手や芸能人などが、出身地・出身校が同じだとわかると、急に親しみが湧いたりしますよね。
このような「似た相手を好きになる」という傾向を、心理学では「類似性の法則」と呼んでいます。
特にスポーツ・音楽・書籍・ファッションなどの趣味などが同じという場合などには、2人の距離は一気に縮まるもの。
また物事や特定の人物、人生観などについても共通項があれば、より強い好意=恋愛関係となるのです。
恋愛関係においては、このように「共通項」が多ければ多いほど、その関係性は良好なものとなります。
職場や職業が一緒で、仕事に対する熱意や取り組み方なども似ていて、さらには趣味も一緒…なんてことになれば、二人の話題も盛り上がるでしょうし、精神的な繋がりも強いものとなるわけですね。
メディア等の場合、この恋愛関係の延長を「理想の夫婦」としていることが多い様子。
しかし、実際にはこの「似すぎた相手」との結婚は長期化しないと言われています。
2. 「凸凹夫婦」の方が長続きする?
心理学者・ウィンチが様々な夫婦を調査した結果、長期的に良好な関係を築いている夫婦にはある傾向が見られることがわかっています。
それは「性格がほとんど似ていない、ほぼ真逆」というものです。
例えば主導的な男性と、従順な女性という夫婦。
反対に活動的な女性と、温和で内向的な男性という夫婦も長続きしやすいというわけです。
この他には「男性が物事をよく調べたがる探究型で、女性が細かいことを気にしないおおらかな性格」というようなものもあります。 傍から見るとまったく性格が合わなそうなカップルも珍しくないのだとか。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
それは長期的な関係になればなるほど、「自分に不足している点」を補う相手との方が、関係性がうまくいくからなのです。 これを心理学では「相補性」と呼びます。
恋人から夫婦へと関係性が移行し、「楽しいだけの恋愛」から「日常生活を共にする家族関係」となった時、重要なのが「類似性」よりも「相補性」となるわけなんですね。
3. 「世間一般」と比較をしないことがコツ
前述したとおり、最近のメディアでは「似たもの同士カップル=理想の夫婦関係」と言ったメッセージが散見されています。
そのため、例えば「亭主関白」の家庭のこと等は「良くない」と周囲から意見をされたり、反対に「かかあ天下」の関係性を「男性が情けない」なんて言われることもあるかもしれません。
「自分たちも、理想的にならなければいけないのでは」とパートナーのいずれかが考え始め、関係がうまくいかなくなってしまうご夫婦もあるようです。
しかし「理想的な夫婦関係」とは、実際にはまさに家庭の数だけパターンがあると言えるもの。
もちろんDVなどがあればまったく話は別ですが、亭主関白であってもかかあ天下であっても、夫・妻いずれもがその夫婦関係に満足をしているのであれば、それが最も良い状態なのです。
ちなみにいわゆる「理想のカップル」とされるような一見して似た者同士の場合、相手に自分と同じ欠点を見つけ出したり、同じ部分で譲りあうことができず、関係に亀裂が入ることが多いと言われています。
「世間一般の理想型」にとらわれることなく、自分達が良好な状態であることを重視した方が良いでしょう。
おわりに
今まで「似たもの同士」の恋愛関係ばかりを繰り返して長期的な恋愛関係が築けなかった、結婚するまでには至らなかった…という人も居るかもしれません。
そんな時には少し相手を見る目を変えて、「自分とは違うものを持っている人」を探してみるのはいかがでしょうか。
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