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結婚しようか迷ったら:恋愛と結婚の違いって何?

結婚しようか迷ったら:恋愛と結婚の違いって何?

2019.03.15(金) 更新

つき合っている人がいるけれども、この人と結婚するべきかどうか迷うということは珍しくないのではないでしょうか。この人でいいのか?そもそも結婚ってどんなものなのか?未知のことだけに、いろいろ思い悩むこともあるでしょう。

 

 

恋愛は「結婚」に発展する可能性はありますが、すべての恋愛が結婚に向いているとは言えないでしょう。結婚もお互い納得しさえすれば、多様な形態が取れるとは思いますが、やはり自分や相手にあまりに責任感がなかったり、自由奔放すぎたり……ということになると、上手く行かないことも出てきます。

 

 

たとえ本人たちが納得したとしても、家族はそうは行かないかもしれません。家族なんて、と思うかもしれませんが、結婚にはどうしてもお互いの「家」「家族」がからんできてしまうため、もし外野がうるさかったらそのために大変なストレスを味わうことにもなりかねないのです。

 

 

結婚は恋愛からスタートしなくても、例えばお見合いからスタートすることも可能です。結婚に向いた相手、ということで条件から探したいのだったら、恋愛から結婚というルートにこだわらなくてもいいでしょう。

 

 

恋愛にはそれでも、結婚の雛形みたいなところはあるかなと思います。とりあえず魅力を感じた相手とつき合ってみて、一緒に暮らせそうか、長い間の関係を築けそうか、探ることもできます。「長すぎた春」はなにかと難しいようですが、まったくつき合わないままの「電撃結婚」も、相手を十分知らないためよほど運が良くない限り難しそうです。

 

 

恋愛と結婚の違いは?

そこで、恋愛と結婚の違いについて、いくつか思いつくことを書き出してみました。

 

恋愛はぱっと燃え上がり冷めて、終わっても問題なし

結婚はどちらかと言うと最初燃え上がったとしても、冷え切ってしまうと難しく、「温める」、要はメンテナンスの必要があると思います。夫婦で楽しめる趣味、旅行やレジャー、ふだんからの話し合いなど、最初からでなくてもいずれは関係を継続するための仕組みや努力をしていった方がいいでしょう。

 

 

恋愛は束縛がないが、結婚は契約であり、社会性・公共性がある

恋愛は本人たちが勝手にやっている、で済みますが、結婚はたとえそのつもりで始めても、そうは行かないときが来るかも知れません。お互いの家族がいるし、また社会からも公式に「結婚」と認められています。たとえば仮に別れてしまったとき、結婚と事実婚では制度的にいろいろ違います。

結婚している人にある程度社会から信頼があるのは、「簡単には放り出さないだろう」という責任感、覚悟(コミットメント)が行動に示されているからなのではないでしょうか。

 

 

恋愛は短期戦だが、結婚は長期戦

2度、3度と結婚を繰り返す場合は別として、結婚は何十年単位の関係になり得ます。ということは仮に若いときにお互い惚れて結婚したとしても、その状態は永続しないということです。結婚の誓いではないですが、金銭面の浮き沈みがあったり、病気やケガがあったりということもあるでしょうし、子どもが産まれたり増えたり、いろいろな変化をいっしょに乗り越えていくことになります。

絶対避けられないのは「老化」です。ずっといっしょにいるのであれば(そしてある程度健康であれば)お互いお年寄りになってしまいます。老化にも若い頃には考えられなかったいろいろな変化が伴います。

 

 

結婚には役割分担がある

結婚していて「ただ乗り」(フリーライダー)をするのは本質的に難しいかな、と思います。

これもケースバイケースではありますが、典型的には夫が稼いでくる代わりに妻は家事や家計の管理、子どもがいれば子どもの世話をする、共稼ぎだったら妻が家事を仕切るが夫もある程度手伝う、というケースが多いでしょう。

今は同性婚もあるし、伝統的な男女の役割が逆転していて女性が稼ぎ手で男性が家回りや子どもの面倒を見る、というのも以前より目にる機会が多くなっています。二人ともフリーランスや自営、というケースもあるでしょう。

いずれにせよ「こうしよう」と話し合って決めるのでなければ、お互いの働き方や得意・不得意などであるパターンの役割分担に落ち着くのではないかと思います。

一方がこうした役割、責任を果たさないとしたら相手が不満を爆発させ、継続が難しくなるのではないでしょうか。

 

 

自分の親の結婚を見てみよう

人が産まれてくるには、必ず両親が必要です。仮に離別・死別というような不幸なことがあったとしても、自分の両親がどういう結婚(あるいはその類型でも)をしてきたか、ということは無意識的なところで自分の結婚観に影響を及ぼしています。

 

心の底から本当に仲のいい夫婦だ、ということもあるでしょうし、どちらかと言うと義務感や束縛でいっしょにいる、という場合もあるでしょう。それでもそれなりにいっしょにいるメリットなり、逆に別れると難しい理由があるからいっしょにいるのでしょう。

 

もし、自分の育った家庭で離婚、死別、家庭内暴力、アルコール……などの問題があったとしたら、実際に結婚に踏み出す前か、結婚したとしても早い時期にそうした環境で育ったことから来る感情的なこじれをある程度解決していた方が、後が上手くいくのではないかと思います。まさにカウンセリングを活用していただきたい状況ではあります。

 

最後は直感で踏み切るか踏み切らないか?

こうやってあれこれ書いてしまうと、「なんだか結婚って、難しそうだね……」とかえって躊躇させてしまったかもしれませんね。

 

 

もちろん、著者も最初からこういうことが分かっていたわけではなく、20年くらい結婚しているうちに、「そうだったんだな……」と後でハッとしたり愕然としたりということを繰り返しています。結婚直後には相手のお父さんが病気で、新婚 なのに病院通いを強いられるといった時期もありました。

 

 

他のこともですが「やってみなければ分からない」ことであり、結婚したからこそ展開していくことというのがあります。類友ではないですが、結婚している人が周りに増えていくでしょう。「結婚は人生最大の賭だ」などと言いますが、なにもかも約束された結婚など存在しません。究極は迷った末、直感でゴーと思ったら踏み切る、そうでなかったら別の相手を探すか、時機を待つか、ということになるのでしょう。

 

連載 cotree

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